アルバム感想『musicmind』/ V6

musicmind (限定生産盤DVD付)
『musicmind』/ V6
2005.11.1
★★★★★★★★★★

01. JAM JAM NIGHT ★★★★★★★★☆☆
02. サンダーバード -your voice- ★★★★★★★★★★
03. 恋と弾丸 / MASAYUKI SAKAMOTO & KEN MIYAKE ★★★★★★★★★☆
04. ありがとうのうた ★★★★★★☆☆☆
05. ずっと僕らは / GO MORITA & JUNICHI OKADA ★★★★★★★★☆☆
06. BLAZING AGE / 20th Century ★★★★★★★★★★
07. Rudery big up / Coming Century ★★★★★★★★★☆
08. それぞれの空 ★★★★★★★★★★
09. 夕焼けドロップ / HIROSHI NAGANO & YOSHIHIKO INOHARA ★★★★★★★★★☆
10. UTAO-UTAO ★★★★★★☆☆☆☆
11. ユメニアイニ / JUNICHI OKADA ★★★★★★★★★☆
12. Wonder World ★★★★★★★★★★
13. ユメニアイニ“V6 ver.” (Bonus Track) ★★★★★★★★☆☆
14. サンダーバード -your voice-“musicmind ver.” ★★★★★★★★☆☆
Secret Track. Orange“musicmind ver.” ★★★★★★★★★☆

 

 

 CDデビューから丸10年を迎えた2005年11月1日にリリースされた9thオリジナルアルバム。

 

 ルーティーン化していたオリアル夏リリースを2年連続パスし、わざわざ発売日をアニバーサリーデイにぶつけただけあって、今までとは明らかに意気込みが違うし、これまでの作品よりも充実度が圧倒的に高い。っていうか、単純にいい曲が多いです。全員曲にしてもユニット曲にしても、それぞれの「ならでは」が活かされているし、アニバーサリーを意識していても 押し付けがましい過度な演出を控えているのも好印象。無闇やたらに表面的なバリエーションを拡張しただけの前作とは雲泥の差。

 

 ファンキー&グルーヴィーな『JAM JAM NIGHT』、くっそエモい歌メロと ディストーションを効かせたクールなトラックとの掛け合わせが猛烈にカッコいい ヒロイック系V6ナンバーの最高傑作『サンダーバード -your voice-』、ツーステップ的なリズムを敷いた ファンキーで小洒落たアップナンバー『恋と弾丸』、「通行 アクロバット to go 教科書はキック」かと思ったら実際は「Two コース 悪路 But 通行 許可証はKick」だったとか ルー語乱用&言葉詰め込みまくり&そんなに英語の発音よくないetc…で半分くらいちゃんと歌詞が聴き取れない ブレイクビーツ下地のハードなデジロック『BLAZING AGE』、ダンスホールライクのチャラいパーティーソング『Rudery big up』、半ばヤケクソ気味にハッチャけた 切なさ混じりの華やかなスカナンバー『夕焼けドロップ』、夜明けを連想させるアレンジと曲展開が秀逸な『Orange』など、アップナンバーはどれも良い曲だし、どれも本当にカッコいい曲。

 

 そして今回は聴かせるタイプの楽曲も強力。っていうか今回はむしろここが聴きどころです。
 ゆったりした雰囲気と バンジョーっぽい音色が印象的なミドルスロー『ありがとうのうた』、アーシーでノスタルジックな青春バラード『ずっと僕らは』、オーソドックスゆえにメロディの美しさ、歌詞の切なさ、歌唱の頼もしさが際立つ 上質バラード『それぞれの空』、アコースティックな質感の素朴なラブソング『ユメニアイニ』、軽やかなリズムと瑞々しいアルペジオを下地としたハートフルかつフランクなミドルナンバー『Wonder World』など、胸に沁みる曲が多数。大団円系ミドルバラード『UTAO-UTAO』は歌詞もメロディも良いんですけど、やたら派手にしたがるアレンジがちょっとウザい。ガシャガシャしたリズムとか。

 ひとえにミドル/バラードといっても、情感たっぷりに熱唱したり、特定の誰か一人に向けて着飾らず歌ったりと、ジャンルやアレンジで大袈裟にバリエーションを拡張せず、ちょっとしたアプローチの違いで振れ幅の広さや多彩さを打ち出せているのがまた巧いとこ。まあそこまで細かな配慮をしていたかどうかはやや怪しいトコですけども。

 

 特別 真新しいことに着手してるわけでも マニアックでテクニカルな方面に舵を切ってるわけでもないけど、アイドルながら音楽に携わって飯食ってる身としての意地とプライドを懸けたといっても過言ではない力作であります。てゆーかこれがV6の最高傑作です。

 

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