アルバム感想『UNDERWORLD』/ VAMPS

UNDERWORLD(初回限定盤A)(Blu-ray付)
『UNDERWORLD』/ VAMPS
2017.4.26
★★★★★★★★☆☆

01. UNDERWORLD ★★★★★★★★☆☆
02. CALLING ★★★★★★★★☆☆
03. BREAK FREE feat. KAMIKAZE BOY of MAN WITH A MISSION ★★★★★★★★☆☆
04. DON’T HOLD BACK ★★★★★★★☆☆☆
05. BLEED FOR ME ★★★★★★★☆☆☆
06. IN THIS HELL ★★★★★★★★★☆
07. INSIDE OF ME feat. Chris Motionless of Motionless In White ★★★★★★★★★☆
08. RISE OR DIE feat. Richard Z.Kruspe of Emigrate / Rammstein ★★★★★★★★★☆
09. SIN IN JUSTICE feat. APOCALYPTICA ★★★★★★★★★☆
10. B.Y.O.B (BRING YOUR OWN BLOOD) ★★★★★★★★☆☆
11. RISE UP ★★★★★★★★☆☆

 

 

 約2年半ぶりとなる4thアルバム。

 前作よりも深化したインダストリアルなヘヴィロックを演ってます。始終ダークで妖しげな雰囲気に包まれており、バンド発足当初とは比べもんにならないくらいバンド名に相応な世界観を突き詰めてんなあって感じがしますな。

 

 そして今回はバラードが一切ありません。さらに言うとギターソロもほぼなし。そしてhydeは基本ダミ声。ってまあそれは今に始まったことではないんですけど、以前よりもタフさと色気を増していて、そこはVAMPSにとってはプラスポイントですね。あくまでVAMPSにとっては。こんなんでラルクを演っていけんのかって話ですけども。

 

 

 

 楽曲の作風はさほど幅広くはなく、統一性を尊重した上で意図的に類似のカラーでまとめ上げたって感じですけど、『IN THIS HELL』『INSIDE OF ME feat. Chris Motionless of Motionless In White』はより耽美性を帯びたメロディだとか、 『BLEED FOR ME』 がメロディアスさを放棄した くっそダーティーなロックだとか、『RISE OR DIE feat. Richard Z.Kruspe of Emigrate / Rammstein』がインダストリアル成分が薄めのカラッとしたアーシーなロックンロールナンバーだとか、『B.Y.O.B (BRING YOUR OWN BLOOD)』がチャラいエレクトロサウンドを纏ったダンサブルロックだとか、曲によってそういうちょっとした違いや特徴が一応あるっちゃあります。

 

 『SIN IN JUSTICE feat. APOCALYPTICA』は本作中で最もVAMPSならではの味が強く出た耽美さ溢れるメロディアスなヘヴィロックで、これが本作のベストな一曲。この曲だけですよ、ラルクアンシエルhydeって感じのファルセットを駆使してるのって。つっても、かつてのような美しさは減退しちゃってるんですけど、ダミ声ばっかでバラードが皆無なアルバムの中でこの儚き雰囲気が100%いい意味で際立っています。腐ってもhyde。どんなに声がダミダミになろうともhydeのファルセットはやはり正義なのであります。

 

 カッコいいアルバムですよ。ぶっちゃけ飽きやすいとか、全体的にダーティーゆえに聴いてるだけで胃ガンになりそうだとかhydeの喉がズタボロで喋り声までもが汚染されてる感があるとか、何かと犠牲になってるものが多々ありはするのですが、それでも時々聴きたくなってしまう危険性を孕んでいるのがVAMPSっぽいというか。

 

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