アルバム感想『DIS IS LOVE』/ Xmas Eileen


『DIS IS LOVE』/ Xmas Eileen
2017.10.18
★★★★★★☆☆☆☆

01. Timer ★★★★★★★☆☆☆
02. Everybody goes ★★★★★★☆☆☆☆
03. パーセンテージ ★★★★★★☆☆☆☆
04. Candy Smile ★★★★★★★★☆☆
05. Tell me all your lies ★★★★★★☆☆☆☆
06. 世界のすべて ★★★★★☆☆☆☆☆
07. Long Highway ★★★★★☆☆☆☆☆
08. Radio ★★★★★★☆☆☆☆
09. A world where birds can’t survive ★★★★★★★☆☆☆
10. 99.9 ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 

 国産ミクスチャーロックバンド・Xmas Eileen(クリスマスアイリーン)のメジャー2ndアルバム。

 

 メンバー全員、トレンチコートに仮面という装いで統一されてる時点でなんとも胡散臭い感じがしますが、名前も全員”NO NAME”表記というのがこれまた。囚人とか御坂シスターズみたいに番号をつけるくらいしてもいいのに。

 

 装いはこんな感じですが、演ってることは至って普通のJ-POPをラウドロックで鳴らし エレクトロでコーティングしたような感じで、パッと見とはだいぶイメージが乖離したサウンド。ラウドロック化したGReeeeN、と言うとイメージしやすいかも。

 

 ツインボーカルスタイルなんですが、どちらも声が青臭く、歌詞も中二病を患ってるというより本当に中学生っぽい青さが丸出しなので、この青い部分が受け付けられるかどうかで好き嫌いがハッキリ決まると思います。曲の作りもシンプルというか分かりやすさを強く意識したような感じで、複雑さがなくヒネりたがる様子も全く見受けられない。10代リスナーを意識して作ってんのかしらん?

 どの曲もあまりにツルっと行きすぎちゃってる感があって個人的にはどうしても物足りなさを感じちゃうんですよね。演奏もテクいことに全く手をつけない上に、どのパートも見せ場らしい見せ場が設けられてないし、そもそも上手くもなく下手すぎることもなく、でも重みはそこそこって感じで、んー良くも悪くも引っ掛かりがないんだよなあ。

 

 グルーヴ重視の重みある演奏とかスクラッチ擦りまくりなプレイなどが如何にもミクスチャーっぽい『Candy Smile』がいちばん良かった。
 あと、トロピカルハウスを取り込んだメロディアスミドル『A world where birds can’t survive』も割りといい感じ。単なるトレンド便乗じゃなく、その導入がきちんと活かされた仕上がりで。

 

 

 『Radio』はEDMを前面に押し出したナンバーですが、これはあまりに簡素すぎやしませんか?他のラウドロック系は意図的にシンプル化したことが窺えるけども、こっちは初心者が初めて作り上げた試作品って感じの仕上がり。ヒネリを利かせろとはいわんけど、さすがにこれは薄味すぎるんで、もうちょっと突き詰めて欲しかったな。

 

 個人的にGReeeeNは苦手ですけども、このバンドはサウンドのおかげでまあなんとか聴けるって感じ。今回はどうにも嵌まれなかったけど、聴くにたえない曲なんてのは特になかったし、今後の演奏やアレンジ面でのアプローチの仕方によっては面白くなるかもしれないな、とも思った。

 

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