2021年 マイフェイバリットSONG BEST 100 #3

2021年のマイフェイバリットSONGS、今回はいよいよ20〜1位までアップします。

100〜51位まではこちら
50〜21位まではこちら

それではどうぞ!

 

 


20.『君に夢中』 / 宇多田ヒカル

思わず「大〜好きだから〜♪」と
歌いだしたくなっちまうイントロで
お馴染みのこの曲ですが、
やっぱり宇多田ヒカルは
感情の機微を簡潔かつ的確に
言語化するのが上手いな。

堅苦しさやスノビッシュさがなく、
くだけてるけどチャラさや下品さもなく、
さらには押韻も極めてナチュラルという、
ミラクルひかるですら
真似するのが困難そうなほどの
独自性が備わってんのがほんとスゲーな〜、
と今さらだけど激しく感心したまで。

でこの曲、ビート感がヒップホップで
歌もそういうノリだけど、
しっかりメロディアスだし、
起伏は控えめでも淡白ではなく、
ここでも情感の細やかな揺れや
熱の帯び様などが
巧みに表現されてるんですよね。

ミニマルな装いをしつつも
実は何気にドラマティック。
何遍も聴いてジワジワと胸を焦がしました。

 


19.『Universe』 / Official髭男dism

演奏だけ聴いてると、
あまりの豪傑さと洗練ぶりゆえに
ドラ公の映画主題歌だとは
なかなか信じがたいのですけど、
歌詞には子どもの成長を
過保護にならず見守るような
暖かさが込められているし、
歌が乗っかることで
その温度感や親近感が
楽曲全体に波及して、
ゴスペル要素を盛り込んだAORナンバーが
全世代対応型のポピュラーミュージックへと
見事に昇華されてます。

タイアップ先への配慮を優先しつつも、
LEONの表紙でも狙ってんのか的な
ダンディズムを身にまとった
シャレオツでどこか懐かしい名曲。

お子様向けに留めず
ちゃんと大人も楽しめて
なおかつメッセージも
胸に響く曲であることが、
「ドラ公の映画主題歌」として
最も正しいカタチなんだなと思わされたまで。

 


18.『あいまって。』 / 山本彩

今年の後半から
リミックスも含めて
R&B・ハウス・ソウル路線で
ガンガン突き進んでますが、
その手のサウンドと声との相性が
ものっそく良い上に、
歌唱法をロックナンバーや歌謡路線の時と
上手く差別化を図れてるじゃないすか。

で この曲、ちょいと久々な
アーバンポップス系のナンバーでして、
あらゆる面でさじ加減が
絶妙なんですよね。
うっすら香る程度のスモーキーさ、
ミドルスローだけど
程よく肩が揺れる
ゆったりしたグルーヴ、
そして半径2メートル以内の
メランコリックさ演出。

トラックはもとより、
これまでにありそうでなかった
気怠い歌い回しや
ボカロの出番を奪う気まんまんな
超絶ハイトーンによるボーカルワークが
ひっそりとした憂いを
ジワジワと着実に喚起してきて、
思わずポロポロと零れてしまいそう。

POPS/ROCK系統もいいけど、
個人的にはこの路線を
もっと突き詰めてほしいなと
思っとります。

 


17.『明け星』 / LiSA

「やっぱりLiSAは
お転婆かましてなんぼでしょ」と
ミニアルバムを聴いて思っていたのに、
上位に選んだのは結局
こっちの花魁ロッカバラード。
なんやそれ、ちっともお転婆じゃないやん。

でもしょうがないよね。
かの名曲『暁の車』(FictionJunction YUUKA)を
想起させる節が随所で散見されるし、
今にも打ちのめされそうなくらいの悲しみと
それを傷だらけで乗り越えようとする力強さには
否応なく魂が震えるし、
鬼リピしてる間に痣が発現しそう。

つーかこれ聴くと、
なんか煉獄さんのお母様を
連想しちゃうんですよね。
そういうテーマではないはずなんですが、
艶やかな歌唱とか、
揺らめく陽炎さながらの音像とかが
不思議とお母様の
絶世の美しさや凛々しさと
重なるというか。
『白銀』も捨てがたいけど、
私的にはこっちのほうが断然好み。

 


16.『大正浪漫』 / YOASOBI

いくちゃんギザカワユス!
ということで、とにかくこれは
お馴染みのYOASOBI節をベースに、
耽美な歌メロ、
大正は大正でも
明らかに貴族レベルの
煌びやかなレトロ感、
そして味の決め手となる
いくちゃんの正確無比な
萌え萌えボーカルが
トレンディかつポップに
コーデされてるのがよいです。

ほとんどパプリカやんけな『ツバメ』とか、
うっすらエロゲっぽい『もう少しだけ』とか、
いくちゃんの吐息が鼓膜に染みて
全身じわじわと温もる
名バラード『アンコール』とか、
今年も佳曲を連投し放題でしたけど、
この曲がアタマひとつ抜けてました。

 


15.『踊』 / Ado

なんやこの素っ頓狂なノリ!!
一歩間違えれば
音ネタやコミックソングに
終止しかねないトコを、
エンタメ性やクラブミュージック感を
しっかり押さえたポップスに
仕立て上げてるのが凄すぎ。

中でもAdoちゃんのボーカル!
ただ声量がデカいとか
ドスが効いてるとかだけじゃなく、
あまりにイカれた音世界に
臆することなくしっかり没入して
「パリピの進化系」を体現しちゃってる
Adoちゃんはほんと肝が据わった子!
なんというか、キッズウォー3でいう
校内をパンツ一丁でドタバタ駆け回る
浅利陽介ばりの振り切った
アクションじゃないすか。

あとエディットもなかなか良きですな。
クセになるグルーヴと
闇鍋感が楽しいし、
どさくさ紛れに
Havana Brown『Ba*Bing』を
ぶっ込んでんのも面白い。
『うっせぇわ』であんだけ
突き抜けときながら、
そこをさらに高く飛び越えちゃうとか、
この子なかなか恐ろしいな…。

 


14.『Just Look Up (From Don’t Look Up)』 / Ariana Grande & Kid Cudi

さすがはアリアナちゃん!
こりゃ間違いなく2021年きっての名唱ですわ。
「エモーショナル」
「エモリエント(うるおい保持)」
「えもいわれぬ美しさ」
という3つのエモを含有した
ボーカルに改めて惚れ直したまで。
3つのエモ!?
それ、トリプルミーミングじゃね?
そうなんだよ!ってな感じで。

ほんで、メロとメロの間を繋ぐ
男性ラップがまたいいんですわ!
蛇足でも添え物でもなけりゃ、
勢いあまってヒロインを喰っちまうでもない、
ナイスなエスコート。
この曲で初めて知ったけど、
めっさカッケェなキッド・カディ!
アリアナちゃんの
真ッ直グナ歌ガ胸ヲ刺ス
珠玉の歌姫バラードであります。
「まっすぐの〜歌〜突き〜刺〜されぇ〜♪」(金八風)

 


13.『こんな時だけあなたが恋しい』 / B’z

タック松本の
しみったれたギターサウンドが
胸に沁みまくる!
やっぱりタックは
テクニカルよりも
メロディアスなギタリストだよな〜
って改めて思っちゃうほど
この前奏はクリティカルヒットものでした。

して、溢れて止まない愛しさと
未練の沼に耽るばかりのシケた楽曲も、
ポップでありながら
胸を引っ掻きまくり。

中でも稲葉先生がサビ締めで
「こんな時だ・け・あ〜なた〜が、
小石いぃぃ〜〜〜〜♪」
と悶えるくだり!
まさに
「おさえきれないこの気持ち
今 涙ぐみそうさ」
ってやつじゃないすか!!!
聴いてるこっちまで
瞳がうるうる溢れて止まらんわい。

さらに言うと、
「太陽(おひさま)がどんよりとのしかかって」
というフレーズ!
「太陽」を「おひさま」と
読ませるくだりはもとより、
そこに「どんより」という
真逆のフレーズを用いて
心情描写するセンスは
紛れもない天下の稲葉節じゃあーりませんか!!
「まったく!先生!とても!」
と唸らされた瞬間でありました。

四半世紀ぶりのFRIENDSシリーズに立ち会えたこと、
数年ぶりにB’zならではの必殺技が
炸裂しまくった楽曲に遭遇できたこと、
そういうのがハピネス!

 


12.『Summer by myself』 / Brave Girls

これは安室奈美恵 with SUPER MONKEY’Sリスペクト?
我々世代的にドンピシャすぎる
『ダンシング・ジャンク』を想起させる節が
ありまくりじゃないすか。

ニュージャックスウィングの
リズムはもちろん、
2コーラス目で言葉が
スカッシュばりに
ポンポン弾ける様とか
夏の爽快感、開放感、刹那性を
見事に打ち出してる
ブラスアレンジとか、
単にノリが良いだけじゃなく
胸をキュッとさせる要素も
しっかり押さえてるのがいいな。

ハングル語に抵抗がなければ
90s J-POP好きに
超オススメの一曲。

 


11.『The Feels』 / TWICE

ぶっちゃけ日本での楽曲は
可もなく不可もなくな
ナンバーが大半で
どうにも面白みに
欠けるのですが、
韓国向けの楽曲や
英詞曲に関しては
ここ数年、見事なまでに
百発百中を更新してるんですよね。

中でもこの
ギラギラファンキーな
ディスコナンバー。
韓国でも他の国でも
鬱陶しいくらい
いろんな歌い手によって
この手の楽曲が
放出されてますけど、
やっぱりいいもんはいいのだ!

英語だけど韓国なまりがもたらす
独特のグルーヴも活かされてるし
(特に2コーラス目で)、
初っ端からカマされる
「坊や〜坊や〜坊や〜脳♪」なる
空耳の中毒性が異常!
その上、歌って踊る女の子たちが
全員可愛くてセクシー。
病みつきになるほかないじゃないすか。

ちなみに、最近日本でリリースされた
『Doughnut』という
バラード曲があるのですが、
あれは意外といいっすね。

韓流ドラマにありがちな
辛気臭い雰囲気を醸し出してる鍵盤とか、
いつ息継ぎすんねんって感じの
途切れ知らずな歌メロとか
かなり耳を惹くし、

「ふわふわしてる心には
君形の穴が空いてるの」と
好きな人を失くしたことによる
喪失感を
ドーナツというアイテムで
ポップに表現してんのも
素直にスゲーセンスだなって思ったし、
色々と「ありきたり」の枠から
ちょっとズレてるのがよかったな。

 


10.『あいつら全員同窓会』 / ずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいわけないだろ!!
んなことになったら
鬼殺隊全員死んでまうわボケ!!

てなわけでこの曲、
サビ以外同じメロが登場しない
複雑な展開(A→B→サビ→C→D→サビ→E→サビ→F)、
2サビ直後の壮絶な畳み掛け、
ラストスパートのラップ、
そして何より、
アホみたいに陽気なメロと
卑屈なエナジーが
ハイブリッドして
最後まで狂騒する様がほんと圧巻すぎる。
ほんで2サビ手前の
ナメくさったようなフエラムネ、
なんなんだあれ。
もしかして圧巻べーとでも言いてぇのか。

いやしかし、よくこんなのが
ツギハギハリボテにならず
いちポップソングとして
上手いことまとまってんな。

実に痛快!ほんでノリだけはウキウキ!
これが2020年代のJ-POP、
2020年代の痛快ウキウキ通りってわけですか。

 


09.『かけがえのない世界』 / 平手友梨奈

平手ちゃん、めちゃくちゃ
パンクしちゃってます。
大切なものを失い、
気持ちの整理がつかず
自暴自棄に陥ってしまう様を
歌・サウンドそれぞれで
豪快かつアバンギャルドに体現。

なんというか、
おもちゃ箱を
「ひっくり返す」じゃなく
「叩きつける」ような鳴りですな。
んでその中にある
ガラクタがぶっ壊れて
ネジやら破片やらが
盛大に飛び散るみたいな、
そういう破天荒な画しか
浮かんでこない。

なんせ演じ手が
これまでさんざん
度が過ぎたイタズラを
やらかしてきた
愛知県きっての問題児・
平手友梨奈ちゃんですから。

きっとこれが平手ちゃんなりの
「頭に詰まった昨日までのガラクタ」の
処分の仕方なんでしょうな。
ヤケクソ感が強すぎて
ポジティブなイメージが全くないけど、
サウンドは明るめだし
アホみたいにハッちゃけまくってるし、
私的には令和版ウキウキウォッチングと
称してヤリたい。

 


08.『Smile』 / Wolf Alice

ヴァースにおける
シューゲイザー由来の
ノイジーで粗暴なサウンドに
痺れまくり、
その膨張した歪なエナジーが
空高く解き放たれていくような
壮大なコーラスに胸がすく。

そこで繰り出されるエリーちゃんの
クールでヒリヒリしたボーカル捌き、
からの美しさと気高さを伺わせる
堂に入った歌いっぷり。

ぬほほほほっ!!こりゃたまらんのう~!!
これぞ女がベタ惚れするカッコいい女!
そして、ハイスペックジェントルマンが
モノにしたくなるようなエレガントな女!
いやあ、ガールクラッシュって
K-POPだけの文化じゃないんですね。

4年前にリリースされた前作も
なかなかの秀作だったけど、
いよいよ『MOTHER』期のLUNA SEAみたいな
風格を纏うようになってきましたな。
ということで、この曲は
『ROSIER』みたいな
立ち位置に居るナンバー。
ウルフ・アリスの新たなる代表作にして
UKロックのニュースタンダードみたいな、
それくらい強烈な存在感を有してます。

 


07.『Swan feat. dosii』 / I love you Orchestra Swing Style

いやいや、なんか凄いモンを
掘り出してしまいましたな。
確かSpotifyの
アーバン系プレイリストを切っ掛けに
この曲を見つけたんだっけな。

まずジャケ写が素晴らしすぎませんか。
楽曲の雰囲気を的確に表現しているし、
そもそも音を抜きにしても
画としてすでに美しい。
芳醇でメロウなサウンドと
柔らかで儚げな女性ボーカルに
なんだか胸が蕩けてしまいそうになる。

なんというか、メランコリックだけど
人肌のような温かみも孕んでる感じ。
ひとりで孤独に震えてるわけじゃなく、
ヒンヤリとした暗い部屋の中で
最愛の人と寄り添って
悲しみを分け合ってるイメージ。

歌詞は韓国語なので
(バンドメンバーは日本人だけど
ゲストボーカルが韓国の方)
何歌ってんのかサッパリ分からんのだけど、
それでも歌唱と演奏で
「心震えるほどの愛しさ」ってやつを
疑似体験できる名曲であります。

 


06.『Lucid Dream』 / aespa

誰がどう見ても
ジャケ写とロゴが
ブラックメタルの
アルバムにしか
思えんのですけど、
実際のトコこれは
女性K-POPユニットの
ミニアルバムで、
メタル要素なんて
一切ありゃしません。

ということでこちら。
なんでしょう、
この思わずムセてしまう程
どぎついムスクの香りが
脳内に蔓延するかのような
ムーディーさ。
みんな色っぽい声してるし、
トラックも やたらどっしりした
グルーヴを放ってるし。
ミドルスローだけど
アルバム中いちばん
呼吸が乱れる曲じゃないすか。

これは間違いなく
異性とヤッてる最中を
切り取った楽曲だよね?
聴いてるだけで超快感。
「Can’t stop loving you
ベ〜イベ〜♪」のくだりは
まさに絶頂の瞬間を
表現してるわけですな。
聴いてるこっちは
Can’t stop ムフーッ!であります。
性的な意味での
おさえきれないこの気持ち。

ラブホのBGMにこの上なく最適な
メロウなエロティックR&Bナンバー。
共に営む相手がいない方は、
オナニーのお供に是非!

 


05.『旅路』 / 藤井風

今年1年、何度この色男に
泣かされてきたことか。
素振りは気怠そうでも
聴き手を諭すような歌唱。
アーシーでメロウなR&Bサウンド。
「長い歳月をかけて
ヒッチハイクで
世界中を旅してきたんか?」
ってくらいの
達観ぶりが窺える歌詞。

余計な装飾がない
(でも なんだか洒落てる)
素朴な曲ですけど、
なんとなしに流し聴きしても
思わずホロッときちゃうし、
言葉を噛み締めながら聴くと
荒んだ心にめちゃくちゃ沁みまくって、
もはや「ホロッ」では済まない。

サトラレならぬサトサレ。
きっと生涯に渡って
付き合うことになりそうな曲です。

 


04.『BOY』 / King Gnu

このバンドはマジで怪物やな。
毎年毎年当たり前のように
こちらの予想を裏切り
あっさりと期待を越えてきやがる。

陽性かつ朗らかな
ポップソングを持ち込み、
それを陳腐にせず
気品豊かなストリングスを
フィーチャーして
優雅にドレスアップさせ、
間奏ではエッジの効いた
パンキッシュなサウンドを
ぶち込むこの手法。

なんてこった…
とびっきりの明るさと
愛らしさを放ってるのに、
ヌー史上いちばん
泣ける曲になってもうてる…!

中でも巧いなって思ったのが、
歌詞の内容がメロディと
しっかり連動してるトコ。
泥まみれでも無我夢中に
奮闘する人々へエールを送る中、
「道草を食って泥濘み飲んで
でも辿り着けなくて」(1コーラス目)
「固唾を呑んで恥を忍んで
まだ諦めきれなくて」(2コーラス目)と、
葛藤し苦悩する描写を
複雑なメロディ有するBメロに
宛てがってるんですよね。
さり気なくもしっかり
計算されたアプローチ。

「新鮮だけど紛れもなくKing Gnu」
てな感じで、こちら側が
抽象的に抱いている「常田イズム」が、
またしても こちら側の
予想だにしなかったカタチで
具現化された名曲。
尖りに尖ったまま大衆性を保有し、
迷走感なくどんどん
振れ幅を拡張しちゃってるのが
ほんと驚異的。

 


03.『Pirate』 / EVERGLOW

『Adios』『GxxD BOY』『FIRST』など
トラップを軸にした
ダンスナンバーが多い
エバグロですが、
ここにきて真っ向から
ブリブリでゴリゴリの
EDMを演るとは意外や意外。

まるで気円斬のような
切れ味とウネリをもって
ブォンブォン振り回す
エレクトロサウンド、
「ディ~ダンバンバンバリ~ラ~バン♪」
「バン~サエ~♪バンバンサエ~♪」
「カロチン大根縦覧ちっちぇ!」(ラップ)
といった 随所で繰り出される
呪文めいたキャッチーなフレーズと、
すっかりお馴染みの技が
繰り出されてますが、
定番ゆえか威力は甚大。

Bメロ(「バン~サエ~♪バンバンサエ~♪」のくだり)で
何気にマーチングのリズムを
取り込んでるなど、
テーマ(『Pirate』=海賊)に則した
細かなアプローチを
忍ばせてるのも面白い。

そしてMVも強力。
宇宙海賊というぶっ飛んだ設定を
抜かりなく構築するセンスや
全盛期の浜崎あゆみに相当する金のかけ方、
それを仰々しいジョークに収束させず
問答無用に美しくカッコよく
乗りこなしてしまう
エバグロ達の選ばれし者っぷりに
痺れまくる!

上述したWolf Aliceとは違ったカタチで
女性が惚れちゃう強い女性像が
まるっと詰め込まれてるじゃないすか。
ここでいう「強い」ってのは、
精神面での強さ、
ビジュアル面での強さ、
あとは単純に「つおい」。
3つの「強い」、
それ、トリプルミーミングじゃね?
そうなんだよ!ってな感じで。

可愛くてスタイルの良い女の子たちが
体中満ち溢れる野性のENERGYを
滾らせて解き放つと
こんなエッジの効いた作品が
爆誕しちまうんだぜ!
ってのを見せつけてきた
ドヤドヤの超傑作であります。

 


02.『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶〜』 / 桑田佳祐

こないだのMステ
めちゃくちゃ良かったっすね。
ザ・エンタメショー的なステージが
ひたすら楽しくてキラキラして
それでいて なんだか
しみじみしちゃったりもして。

ライブ(ステージ)映えする曲ですけど
音源だけ聴いてもグッときます。
華やかで哀愁漂う歌謡ソウル。

ほんで歌詞は
ラブソングの体を取った
応援歌的な内容。
といっても、直接的に
激励してるわけじゃなく、
物語の主人公による心の声や
主人公が自身を
客観視した上での言葉で
リスナーの心に
訴求している感じ。

藤井くん、キングヌーときて
桑田佳祐まで泣かせに
かかってくるのかよ…。

スターダムにのし上がって
40年以上も経つのに
未だトップランカーで
時代に寄り添いながら
大衆ポップミュージックを
生み出し続けてるのが驚異的。
CMソング、映画主題歌、
五輪テーマ曲、MステSPトリ
これら全部今年だかんね。

2021年はこの曲を聴いて締めくくりたいですな。

 


01.『Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)』 / STUTS&松たか子 with 3exes

この曲、松たか子主演のドラマ
「大豆田とわ子と三人の元夫」の
主題歌だそうですが、
すいません、これを聴くまで
ドラマの存在すら知りませんでした。

ドラマに出演している俳優陣が
楽曲に参加しているということは、
従来のドラマ主題歌以上に
歌詞とストーリーが根深く
シンクロしてるんだと思いますが、
そのへんが全くわからない中で
聴いてもこれはものっそく良かった。

インテリジェンスで
チルいトラックを
下敷きにしつつ、
サビはひと昔前の
恋愛ドラマ主題歌さながらの
センチメンタリズムをたっぷり含有。

水彩画の如く淡い
甘さと切なさを滲ませた
松たか子のボーカルも良いし、
バックで支える男性コーラスとの重なり様が
心地よくじわーっと浸透していく
メロウっぷりで
これがとにかく絶品なんですよね。
なんか野猿feat.CAとか思い出す
懐かしくロマンティックな響き。

んで歌詞は、
女性がひとり自立して
生きていくという選択肢が
現代社会で一般化してきたことが
反映されたものだと思いますが、
そこにとどまらず、
身分や職種に関係なく、
痛み・苦悩・後悔もろもろ
自分の経験すべてを
資産化して生きていく
人々の姿勢を
肯定してるのがいいっすな。
単なるラブソングでもなけりゃ、
キャリアウーマンだけに
的を絞ってるわけでもない、
広義の人生讃歌。

楽曲も古き良きJ-POPの
旨味を交えた上での
トレンディな仕上がりだし、
音と歌詞の両方で
「過去の積み重ねがあってこその今の姿」を
体現してるのもまた見事。

私が聴いた2021年リリースの楽曲なんて
全体のほんの一部にすぎませんけど、
その中でもとりわけ
強烈に心を揺さぶった
2021年ぶっちぎりの名曲。
この曲きっかけで今頃
タイアップ先のドラマに興味が湧いてきた。

 


 

↓1位から100位まで順に並べるとこんな感じです

01.『Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)』 / STUTS&松たか子 with 3exes
02.『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶〜』 / 桑田佳祐
03.『Pirate』 / EVERGLOW
04.『BOY』 / King Gnu
05.『旅路』 / 藤井風

06.『Lucid Dream』 / aespa
07.『Swan feat. dosii』 / I love you Orchestra Swing Style
08.『Smile』 / Wolf Alice
09.『かけがえのない世界』 / 平手友梨奈
10.『あいつら全員同窓会』 / ずっと真夜中でいいのに。

11.『The Feels』 / TWICE
12.『Summer by myself』 / Brave Girls
13.『こんな時だけあなたが恋しい』 / B’z
14.『Just Look Up (From Don’t Look Up)』 / Ariana Grande & Kid Cudi
15.『踊』 / Ado

16.『大正浪漫』 / YOASOBI
17.『明け星』 / LiSA
18.『あいまって。』 / 山本彩
19.『Universe』 / Official髭男dism
20.『君に夢中』 / 宇多田ヒカル

21.『ってか』 / 日向坂46
22.『2992』 / millennium parade
23.『OUTSIDER』 / 東京ゲゲゲイ
24.『Fly High』 / milet
25.『I must apologise』 / PinkPantheress

26.『Leave the Door Open』 / Silk Sonic (Bruno Mars×Anderson .Paak)
27.『スーパーガール』 / あいみょん
28.『八月の陽炎』 / マカロニえんぴつ
29.『Lazy』 / kiki vivi lily
30.『ミライ』 / L’Arc-en-Ciel

31.『FIRST』 / EVERGLOW
32.『鳥になり海を渡る』 / 崎山蒼志
33.『ストロボメモリー』 / 内田真礼
34.『夜明け』 / Kroi
35.『プラスティック・ラブ』 / eill

36.『ダンス・ダンス・ダダ feat. EMA, たなか』 / MAISONdes
37.『Sound the Alarm (feat.Rivers Cuomo of Weezer & Royal & the Serpent)』 / The Knocks
38.『Perfake Perfect』 / 凛として時雨
39.『春泥棒』 / ヨルシカ
40.『My Dear』 / BoA

41.『Bitter End』 / CHVRCHES
42.『ゆめうつつ』 / 米津玄師
43.『家庭教師』 / アイナ・ジ・エンド
44.『Happier Than Ever』 / ビリー・アイリッシュ
45.『EN』 / UVERworld

46.『NOSTALGIC』 / HYDE
47.『New Shapes』 / チャーリーXCX
48.『ケダモノのフレンズ』 / にしな
49.『地球儀 feat. Vaundy』 / Aimer
50.『Sentimental feat. 竹内美宥』 / Night Tempo

51.『Medicine』 / DAYGLOW
52.『ここで息をして』 / eill
53.『yol feat. 佐藤千亜妃』 / 古川本舗
54.『Tik tik tik』 / 堂本光一
55.『Psycho feat. 大門弥生』 / May J.

56.『MindSet』 / Gacharic Spin
57.『All Around The World』 / BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
58.『青い』 / ポルカドットスティングレイ
59.『Higher Love』 / MISIA
60.『Billy Goodbye』 / Franz Ferdinand

61.『Queendom』 / Red Velvet
62.『Startrail』 / Dansa med dig
63.『Loner』 / KAT-TUN
64.『祝祭』 / sumika
65.『ZEROからハジメテ』 / 倉木麻衣

66.『Lifestyle (feat.Adam Levine)』 / Jason Derulo
67.『ACTION (feat. ZAZEN BOYS)』 / CHAI
68.『AIM』 / TENDRE
69.『Chopstick』 / NiziU
70.『トランスファー』 / エイプリルブルー

71.『Enter Sandman』 / Rina Sawayama
72.『Permission to Dance』 / BTS
73.『Where Did I Go』 / Park Hye Jin(パク・へジン)
74.『Didn’t Know』 / 三浦大知
75.『8.8』 / あたらよ

76.『Shivers』 / エド・シーラン
77.『どどんぱ』 / きゃりーぱみゅぱみゅ
78.『Insomnia』 / YUKIKA
79.『SHINOBI-NAI』 / 花澤香菜
80.『アイラヴユー』 / SUPER BEAVER

81.『泡』 / King Gnu
82.『Blue Moon』 / 絢香
83.『Deep in』 / Yo-Sea
84.『Rivers』 / Epica
85.『LIVING IN THE DREAM』 / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

86.『Hypersonic』 / GLAY
87.『あなたはさよならをここに置いていった』 / クレナズム
88.『Cube』 / 星野源
89.『ひかりのディスコ』 / CAPSULE
90.『シダレヤナギ』 / NMB48

91.『Too Bad Day But…』 / Kvi Baba
92.『A Virtual World』 / Metalite
93.『Red Breeze』 / 水樹奈々
94.『残響散歌』 / Aimer
95.『Babel』 / sumika

96.『Starbucks, Me and You (English Ver.)』 / 平井大
97.『Kiss Me More feat. SZA』 / ドージャ・キャット
98.『Long, Long, Wrong』 / LUA
99.『Sweet Dreams』 / アラン・ウォーカー, Imanbek
100.『Broken Heart of Gold』 / ONE OK ROCK

 


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