2021年 マイフェイバリットSONG BEST 100 #2

年末恒例のマイフェイバリットSONGS、今回は50〜21位までです。
100〜51位まではこちら
それではどうぞ!

 

 


50.『Sentimental feat. 竹内美宥』 / Night Tempo

今にも消えてしまいそうな
アンニュイな雰囲気と
滴るような歌唱が
妙に色っぽいんですよね。

なんかデキる女の
誰にも見せない繊細な一面を
覗き見してるような感覚。

そんで、テンポはミドルスローでも、
軽快チキチキなリズムと
弾力豊かなベースが
緩やかに踊らせてくれるのもいい。

ムードメイキングもさることながら、
竹内美宥という人選が素晴らしいよな。
この子こういう歌まで演れちゃうんかいと。

 

 


49.『地球儀 feat. Vaundy』 / Aimer

Vaundyが楽曲提供・プロデュース、
さらにはコラボまでして、
しかもそれがお手軽かつカジュアルで
決してチープに陥らない
シャレオツでファンキーなポップスという
これでもかっていくらいに
意外性を畳み掛けているのに、
違和感も特殊性も
全くもって皆無とは
一体どういうこっちゃ。

「あれ、Aimerさんって
普段からこういう曲
やってなかったっけ?」
と勘違いを起こしてしまうほど
仕上がりがスーパーナチュラル。

まあ普段はこういう曲やってないけど、
miletちゃんと いくちゃんとコラボした
『おもかげ』とかいう楽曲も
こんな感じのナンバーでしたよね
(そりゃこっちもVaundyプロデュースだし)。
そっちも良曲。

 

 


48.『ケダモノのフレンズ』 / にしな

この人の情緒的で人懐っこい声が
めっちゃくちゃ好きなんですよね。
で、その声の魅力ってのが、
こういう切なさや苦悩を内包した
ファンタジックなポップソングで
存分に発揮されていて、
思わず童心に帰ってしまうような
懐かしさと感傷を呼び起こしやがるわけですよ。
なんかほっこり、でもちょっと胸がチクチク。

 

 


47.『New Shapes (feat. Christine and the Queens, Caroline Polachek)』 / チャーリーXCX

シンセといいリズムといい残響具合といい
バリバリのアーリー90sダンスポップじゃないすか!
今年は個人的にその辺りの
海外ダンスポップを聴き漁っていたので、
これはタイムリーなアプローチ!

 

 


46.『NOSTALGIC』 / HYDE

待ち焦がれていた
「神の子」路線ついに始動!
ってことで、こちらは
悲哀を纏ったフランス映画の
クライマックスみたいな画が
目に浮かぶ名バラード。

hydeのボーカルのみならず
ベースやストリングスの鳴りが
とても上品だし、
一体どんな鍛錬や
人生経験を積んだら
こんな豊かな音が出せるんだ
ってくらいビンビンに
情感と年季を感じる。

個人的には
ニューメタル系統の
『AFTER LIGHT』が
超ウルトラ必殺スペシャル級に
お気になんですが、
HYDEの素質や出で立ちが
最大限で活かされる
という意味では
この路線が真骨頂だと
思うんですよね。
ラルクはしばらく
動かさなくてもいいから、
この路線をとことん
突き詰めて欲しいっすな。

 

 


45.『EN』 / UVERworld

「UVERworldってどんなバンド?」
という問いに対して
簡潔に回答するならば、
私はあえて何も言わずに
ただこの曲を提示するのみ。

バックで鳴ってる
フューチャーベースとかは
ぶっちゃけさほど重要じゃなく、
歌詞と歌唱と語りに
バンドの在り方や生き様が
ギュギュッと集約されてます。
ウーバーワールドは君に語りかける。

 

 


44.『Happier Than Ever』 / ビリー・アイリッシュ

彦六師匠(恋のから騒ぎ)ばりの
陰鬱ウィスパーボーカルと
ハワイアンテイストの
のほほんサウンドとの相乗が
実に薄気味悪いな〜
と思ったら、後半では
低音がバグった
ディストーションサウンドが
ギャン鳴りしてマジ心臓に悪い。

「Happier Than Ever(今まででいちばん幸せ)」
という言葉に潜む悲しい真意は
これほどまでに重く歪なのだなと。

 

 


43.『家庭教師』 / アイナ・ジ・エンド

岡村ちゃんに触発されたかのような
ニュージャックスウィング系統の
ファンキーなサウンドだけでも
ココロオドル!って感じですが、
この曲のハイライトは
とてつもないイヤラシさを
剥き出しにした
アイナのクセ声!

そそり立ったナニの
根っこから先端までを
め回すような
このヒワイさ!
マジでAV泣かせだな、この女。

あと、『家庭教師』とかいうタイトル!
淫語でもなんでもないのに
いらぬ妄想を掻き立てまくる
このワードセンスが秀逸すぎる。

再生した瞬間に亀田師匠だと分かる
この端正で綺羅びやかな上質ポップス
『サボテンガール』も名曲なので要チェックであります。

 

 


42.『ゆめうつつ』 / 米津玄師

ファンクに仕立て上げた
米さん流の子守唄です。
歌詞はけっして穏やかではないし、
ドラムはあんな緻密で
複雑なリズムとってんのに、
なんで聴感的に
子守唄として成立しちまうんだ。

 

 


41.『Bitter End』 / CHVRCHES

久々の新作は押し並べて
素晴らしい曲ばかりでしたが、
その中でも特に好きな曲
といったらこれですかね。
なんというか、
光と影の双方が
強くぶつかり合うみたいな感じ。
はじけて混ざれ!みたいな。
そういうエリート級のパワフルさを
放ったナンバーであります。

 

 


40.『My Dear』 / BoA

日本デビュー20周年で、
しかもリリース日が自身の誕生日、
でタイトルが『My Dear』でしょ。

ときたら、どうせファンに向けて
「いつもありがとう、こんな私だけど
これからもシクヨロ〜」って感じの
キラキラした量産型ミドルJ-POPに
なっちまうんだろ、
って思うじゃないですか。

まあ確かに歌詞の内容は
それに近い感じだし、
ミドルっちゃミドルですけども、
ありきたりなJ-POPにならず、
添加物を排除し、
シックで無機的なアレンジが施された
現在進行形のダンストラックに
なってるのが流石やなと。

アップだろうがミドルだろうが
いっさい関係なく
歌って踊れて
カッコよくて麗しくて
チャーミングでドS。
やっぱりBoAちゃんはこうでなくちゃな。

 

 


39.『春泥棒』 / ヨルシカ

歌詞において、
事細かな説明や前置きがなくとも
この1曲だけできちんと
物語が成立しているし
(こっちが勝手に色々イメージできる)、
そもそも歌詞を
紐解こうとしなくとも、
流れてくる音楽と歌だけでも
美しくて胸を切なくさせてくる。

花びらを蹴散らす風のように
転がるピアノや
物思いに耽ってるような
ギターのアルペジオを
軸にした演奏だけでも、
ちゃんと春の穏やかさ・
陽射しの温かさ・
風の生ぬるさ
(温かさとはちょっと違う)・
言葉にし難い別れの寂しさ・
桜が散っていく儚さ
…etc.とかとか、
そういったもんを
表現しちゃってるし、
suisのボーカルが
季節の彩りや陰影、
香りなどを
よりディテール細やかに
立ち昇らせているし、
こりゃあJanne Da Arcの
『桜』とはまた違う
春の終わりを上手く
描写した名曲ですよね。
『春泥棒』というタイトリングが
また上手いこと。

 

 


38.『Perfake Perfect』 / 凛として時雨

老舗の殺し屋バンドが魅せた意地とプライド。
頭プッツンしてネジぶっ飛んじゃってる
お馴染みの時雨イズムが
この期に及んで
マンネリ化も殺傷力低下もなく
炸裂しちゃってる様に
男女ともに共学もとい驚愕!!
そして、息の根を止めるまで
ひたすら追いかけ追い詰めてくような様が
相変わらず怖すぎる。

 

 


37.『Sound the Alarm (feat.Rivers Cuomo of Weezer & Royal & the Serpent)』 / The Knocks

昨年大ヒットしたDua Lipa『Future Nostalgia』に通ずる
レトロフューチャーなダンスナンバーであります。
あっちが「イェイェ↑イェイェ↑イェイ!!」なら、
こっちは「鵜~~鵜~鵜~鵜~鵜々鵜~~♪」
みんなで歌おうゲゲゲのゲ!って感じで、
老若男女問わずノれること間違いなし。

 

 


36.『ダンス・ダンス・ダダ feat. EMA, たなか』 / MAISONdes

あかん。私は完全にハメられてる。
どれだけ心の底から嫌がっていても、
抗いがたきグルーヴとエロスに突き動かされて
ついつい腰を振ってしまう、
この歌とサウンドはなかなかヤバい。

カラダがアツくなる、
過激でサイコパス、
つねって舐めて噛み付いて…を
まんま体現しやがった18禁J-POP。

 

 


35.『プラスティック・ラブ』 / eill

原曲(竹内まりや)のもつ
昭和のシティポップ感を
しっかり引き継ぎつつ、
現代的なキラメキを
コーティングして
トレンド感と懐かしさを
同居させてるのもいいし、
エロスとセレブ感を
ムンムンに漂わせた
eillちゃんの魔性的な歌唱が
プラトニックな印象が強い
竹内まりやと明確に
対比が効いてるのも面白い。

原曲をまんまなぞるでも
闇雲にぶち壊すでもなく、
他の誰でもない「eillちゃん」が
いま現在「2021年」に
カバーする意義が
原曲の旨味と
しっかりブレンドされた
超優良カバーじゃわれ!

 

 


34.『夜明け』 / Kroi

これも「よふかしのうた」やないかい。
とっぽいボイスワークといい、
やんちゃでグルーヴィーな演奏といい、
「ずっと真夜中でいいのに」
とでも言いたげな
ナチュラルハイっぷりが最高。

 

 


33.『ストロボメモリー』 / 内田真礼

シングル曲ですけど、
アルバムが出てから聴きました。
声優アルバムの中盤に
収録されてそうな
チャレンジソングでも
変化球ナンバーでもない
正統派ポップスなのに、
この曲だけ異様に
気に入ってしまった。
ちなみに、私的2021年最強の
声優ソングはこれです。

 

 


32.『鳥になり海を渡る』 / 崎山蒼志

歌とギター演奏という
極めてシンプルなスタイルなのに、
なんですかこの
ナンバーワン&オンリーぶりは。
あの疾走感、繊細さ、アグレッション、
どんなコード進行やねん感、
そして崎山くん以外では
全く聴いたことがない
独特の声の揺れ。
まさに鋭い鉄風!バリヤバ!!

 

 


31.『FIRST』 / EVERGLOW

「不条理に抗う力」ってやつを
仰々しく体現した
シンフォニックアレンジのトラップ。
MVも含めて
美しく気高い女戦士感を
強烈に打ち出してます。
東方神起の『Why?(Keep Your Head Down)』とか、
二代目と三代目が手を組んだ『J Soul Brothers』とか、
ああいうビッキビキでガッチガチの
硬派なダンスナンバーを聴いた(観た)時の
並々ならぬ衝撃を思い出したまで。

 

 


30.『ミライ』 / L’Arc-en-Ciel

最初聴いたとき、
あまりのやり過ぎぶりに
めっちゃくちゃ笑ってしまた。
地中海の底に封印されていた
歴史ある優雅な宮殿が
アニバーサリー・イヤーを機に
グゴゴゴゴゴと隆起してきたかのような
ファンタジックさ、ゴージャス感、
そしてルネッサンスな雰囲気。
とにもかくにも音の響きがめっちゃ贅沢!
あくまで雰囲気だけは
『Spirit dreams inside-another dream-』のMVよりも
圧倒的に金かかってそうな感じだし。
まだまだ解散なんかしないでしょうけど、
30年の集大成って感じがしまくる
超豪華絢爛ポップスであります。

 

 


29.『Lazy』 / kiki vivi lily

ゆるノリだけど自ずと心弾んじゃう
ナチュラルで身軽なキュートさ・
オシャレ感が魅力的。
今みたいなくそ寒い時期って、
もふもふベッドから
出るのが億劫で
ヒキコモリ野郎になりがちだけど、
この曲を聴くと、
むしろ朝から
部屋に閉じこもってるのが
勿体なく思えちゃうので、
無理なく能動的なマインドを
身につけたい方にオススメです。
天気のいい平日の朝に
光が丘のスタバで
ドリップコーヒーとマフィンを
嗜みながら聴くのが至高。

 

 


28.『八月の陽炎』 / マカロニえんぴつ

去年10月にOSAKA GENKi PARK
というフェスがあったのですが、
そこで唯一 入場規制が掛かったのが
マカえんなんですよね。

涼しげで曇りがちだった
その日のライブで
はっとりが
「コロナによって
失われた夏(フェス)を
今日取り返してやろうぜー!」
(超要約すまん!実際は感涙モノのMCだった)
みたいなこと言って、
本当にマカえんのステージの時だけ
快晴&真夏の気候になった
ってことがあったんですけど、
それくらいマカえんは
真夏映えするバンドなわけですよ。

だからこの曲なんて
タイトルからして既に
らしすぎるじゃないですか。
聴いてるだけで
肌が小麦色になりそうだし、
つかの間の夏と
思春期の恋愛を重ね合わせた歌詞も
マカえんらしい不器用さと
独自の筆致が炸裂していて
これまた らしすぎる!

あとマカえん流石やなって感じるのは、
メロでもサビでも変拍子が導入され、
実演すると明らかにムズいはずなのに、
ただ聴いてる分には
違和感なくポップに聴こえるところ。
さらに言うとアルペジオも
なんか変な音してるよな。

そんな巧みさを
露骨に打ち出さないのが
却って憎たらしい。
なんなんだお前ら!いっつもいっつも!!

 

 


27.『スーパーガール』 / あいみょん

昨年から水を得た魚状態のあいみちゃん、
今年も引き続き快調です。
なんつーか、部屋着っぽい古着を
超オシャレに着こなしてる
モテ男みたいな曲じゃないすか。
ローファイ感ある
レトロでイカしたファンクナンバー。

なんだよ、小林製薬のあいみょんのくせに…
と思ったら、歌詞では
ダメ女とダメ男が
なし崩し的に愛し合う様が
描写されていて
「なんだ、いつものあいみょんやんか」と。

「スーパーガール」とかいう
タイトルセンスといい、
自己陶酔気味な歌いっぷりといい、
「ダサさ」や「痛々しさ」を
これだけ露呈しているのに、
なしてこんなにカッコよく
キマっちゃってんだ!?

 

 


26.『Leave the Door Open』 / Silk Sonic (Bruno Mars×Anderson .Paak)

70s風味のレトロなソウルサウンドと
彼らのスウィートでイロっぺー
ボーカルワークの掛け合わせが秀絶すぎる!
終盤の「ブーブブブーブブブーブブ♪」ですら
超絶美しいとか
一体なにごとって感じだし、
イントロやサビでの
「キュルルルル♪」っていう
光の雫が零れ落ちるような
ギターからして
もうロマンティック極まりないし、
胸の中のキャンドルが
溶け落ちそうになってまうわ。

 

 


25.『I must apologise』 / PinkPantheress

2021年最強の新人・ピンクパンサレスちゃん、
めちゃくちゃ良いっすよ。
ドラムンベースの疾走感といい、
ストリーミング特化型の
超短い尺(2分弱)で収めた構成といい、
ダブルの意味で
颯爽と駆け抜ける様が
実にクール。
そんなトラックと
常に平熱を維持した
キュートなボーカルがもたらす
この夢心地な感触、
めちゃくちゃ好きです。
この曲だけじゃなく、
アルバム全編短尺(全10曲18分)なんで、
わんこそば感覚で
ツルッと嗜めちゃいます。

 

 


24.『Fly High』 / milet

とてつもないスケール感を有した
サウンドを従え、
緊張リキッド半端ない
舞台の空気感を掌握する
miletちゃんの歌いっぷりは
ほんと天晴れ。

中でも私がいちばん痺れたのが
ラストの「ハッ!!!」の部分。
しっかり覚悟を決め
ここぞというタイミングを
見据えた上で飛び立った瞬間
みたいなあの一声、カッケエな。
和田アキ夫『古い日記』、
ラルク『Killing Me』に比肩する
パワーと凛々しさが
ギュギュッと凝縮されてますよ。

内視鏡をケツの穴から
グリグリぶち込む的な
サディスティックナンバー『checkmate』とか
オーソドックスなバラード『Ordinary days』
とかも好きだけど、
今年のmiletちゃんといったらこの曲っしょ。

 

 


23.『OUTSIDER』 / 東京ゲゲゲイ

「2021年最優秀ダンスパフォーマンス賞」を
贈呈するならこの曲以外あり得ねぇ!
どうすか、煌びやかで毒々しくて
サイケデリックなディスコサウンド!
どぎつい艶を放つMIKEY氏の歌唱も
パンチが効いてて最高や!

 

 


22.『2992』 / millennium parade

宇宙の法則が乱れる!!!!!!
無とはいったい うごごご!!!!!!!

 

 

 


21.『ってか』 / 日向坂46

ぶっちゃけ 今年は
例年に比べて
日本の女性アイドルが
ちと弱いな〜と
思っていたのですけど、
この曲は別。

てゆーか 日向坂で
パフォーマンス抜きにしても
ここまで訴求力の強い楽曲って
初めてじゃないすか。
なんだかんだで
エモエモなメロと
ダサダサなアレンジの
掛け合わせは強力ですな。

あと、この曲は歌詞が面白い。
可愛い顔してるけど
リアルでもマッチングアプリでも
非モテ豚野郎ばっか
引き寄せちゃう
売れ残りダメ女の
戯言みたいで。
堤真一に
「あなたの顔以外
どこを愛せっていうんですか!」
とバッサリ斬られること請け合い。

天国のアインシュタインさえも
舌を巻くほどの頭脳と
額の中のモナリザさえも
荷物まとめ夜逃げするほどの
気品&美貌で構築された
最強アイドル・金村美玖ちゃんが
そんなダメ女ソングの
センターを務めてるってのも
また面白いな。

絶世のモテ女が
敢えてダメ女に扮することで
ダメ女をディスるという
悪ふざけも甚だしい手口。
「あ〜ら杉田さん、
売れ残りのダメ女って
こ〜んな感じかしらん?」(ショムニ風)
みたいな…って、
これ以上いらんこと言うと
美玖ちゃんが悪者になってまう。


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