アルバム感想『FAST ACCESS』 / access


『FAST ACCESS』 / access
1993.2.25
★★★★★★★☆☆☆

01. SENSUAL GLIDE ★★★★★★★☆☆☆
02. VIRGIN EMOTION ★★★★★★★☆☆☆
03. PALE BLUE RAIN ★★★★★★☆☆☆☆
04. JEWELRY ANGEL (DEEP AXS MIX) ★★★★★★★★☆☆
05. DISTANCE ~求め合うには遠すぎて~ ★★★★★★★★★☆
06. HOT CRUISING NIGHT (ORIGINAL AXS VERSION) ★★★★★★★☆☆☆
07. AGAINST THE RULES ★★★★★★★★★★
08. CAN-DEE GRAFFITI ★★★★★★★★☆☆
09. BE NUDE ★★★★★★☆☆☆☆
10. PERFECT TIMING
11. LOOK-A-HEAD ★★★★★★★★☆☆

 

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 貴水博之(Vo.), 浅倉大介(Key.)によるユニット・accessの処女作!

 ビッグビートを浅倉節で以ってポップに解釈した的なサウンドが当時(1992~1994)のaccessナンバーの特徴。CDデビューしてまだ3ヵ月だというのに、浅倉サウンドおよびaccessナンバーの基礎はこの時点で既に出来上がっちゃってます。デビューシングルでもある『VIRGIN EMOTION』のイントロを聴いていただければそれはもう明らか。しかし、リリース当時はビーイング勢やトレンディドラマの主題歌がヒットチャートを牛耳っていた90年代前半。手癖が思いっきりアサクラしていても、音触りはやはりその時代特有の何ともいえぬテイストが露骨に出ちゃっているので、今聴くとものっそく古臭く聴こえてしまいます。なんか全体的に金粉を思っきし塗したようなケバい音触りなんだよな。まあ何遍も言うようですが、個人的にはノスタルジー効果もあってか90年代前半ならではのソレはなかなかの珍味だと思っていて、割りと歓迎モードではあるんですけどね。

 

 ただ、曲そのものに関してはこれ以降のほうが好きです。シングル曲『VIRGIN EMOTION』『JEWELRY ANGEL』などは これ以降の彼らの楽曲と形式にはなんら違いはないし、『SENSUAL GLIDE』では冒頭からシャッフルビートで闊歩しちゃったりと面白いことを演ってはいるんですけど、単純に精度の違いかな。

 

 (当時の)ジュエリーとか時計のCMソングみたいな印象のミドルナンバー『DISTANCE ~求め合うには遠すぎて~』、オケのカッコよさもノリの良さも抜群な『AGAINST THE RULES』は、時代臭も手伝ってか かなりお気に入りの曲です。貴水博之の甲高い声が炸裂する快活アップナンバー『LOOK-A-HEAD』も良いです。

 

 歌メロ・オケ・ノリ・歌詞など、この曲を形成する全ての要素が時代錯誤すぎてまじハズいんですけど!と言いたくなる珍曲『HOT CRUISING NIGHT』、アイドルポップスに寄りすぎた上に恋愛シミュゲーの域にまで片足突っ込んでる感がある ニュージャックスウィングリズムの甘酸っぱい学生ソング『CAN-DEE GRAFFITI』と、1stアルバムの段階で早くもaccessの特徴の一つであるダサ要素が芽を出してしまっているのも特筆すべきポイント。っていうか、開花しちゃってると言ってもいいかもな。

 

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