アルバム感想『Rippin’ GHOST』 / access

Rippin' GHOST
『Rippin’ GHOST』 / access
2003.2.5
★★★★★★★★☆☆

01. -a-bstract GHOST
02. KISS MY -a- SOUL ★★★★★★★★★☆
03. BREAK THROUGH THE BIG TOWN ★★★★★★★★☆☆
04. White Lights ★★★★★★★★☆☆
05. REAL AT NIGHT ~眠れぬ夜の向こうに~ ★★★★★★★★☆☆
06. FLY HIGH, FLY AWAY ~IN-COMER ANDROID~ ★★★★★★★★☆☆
07. balearic GHOST ★★★★★★★★☆☆
08. VIEW ★★★★★★★★☆☆
09. OZONE, IN THE NATIVE ★★★★★★★★★☆
10. ANOTHER DAY ★★★★★★★★☆☆
11. Hung Me For The Distance ~絆された愛の果てに~ ★★★★★★★☆☆☆

 

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 約11か月ぶりとなる5thアルバム。

 ポップさを堅持しつつ、前作で魅せた「トランシーなデジタルサウンド+エッジーなギターサウンド+軽めの打ち込みリズム」なる構成をさらに突き詰めた一枚です。

 

 表面を覆うシンセもボトムを担う重低音も気合い十分すぎな疾走ナンバー『KISS MY -a- SOUL』、アドベンチャー感溢れるトランシーなポップナンバー『BREAK THROUGH THE BIG TOWN』、癒しと「美菜ぎってきたあああああ!!!」感を喚起するドラゴンボールでいうところのメディカルマシーンみたいな曲『REAL AT NIGHT ~眠れぬ夜の向こうに~』、尖ったサンプリングギターと角張ったリズムで踊らせるデジロック『FLY HIGH, FLY AWAY ~IN-COMER ANDROID~』、ウォータースライダーならぬサイバースライダーを滑っているような感覚を味わえる 実質的なインスト『balearic GHOST』、なんとなく小室系なコーラスが高揚感をそそる トランス寄りのアップナンバー『VIEW』、スペーシーで煌びやかなアップナンバー『OZONE, IN THE NATIVE』など、いずれも先述のベーシックな構成に乗っ取っていますが、ボーカルやサウンドの表情、デジタルとロックとの配合比率などでそれぞれの楽曲がきちんとキャラ立ちしているのが良いです。軸がしっかり固定されていることもあって、まとまりの良さも上々。

 

 『White Lights』はミドルテンポながらビート感を有したトラックと温かく優しい美メロが心地良い佳曲。そして『ANOTHER DAY』はウニョウニョしたリズムを敷いたR&Bミドル。こういう落ち着いた曲もいいっすね。accessにしては新鮮だし、全体的にテンションもカロリーも高っけーアルバムだしな。ラストを飾る大作『Hung Me For The Distance ~絆された愛の果てに~』ではシンフォニックなアレンジを導入しており 試み自体は目を惹くのですが、これはまだ消化不良って感じがしてどうも。そこを気にしなければ普通に良い曲。

 

 あと、貴水ヒロの歌唱がなんか稲葉先生っぽくなりましたね。前作の時点でもうそんな感じではあったんですけど、ここにきて歌のクセがさらに強くなったみたいで、『KISS MY -a- SOUL』の冒頭サビとか めちゃくちゃカッコいいのに その「稲葉先生っぽさ」でどうしても口元が緩んでしまうというか。これまで「ダサかっこいい」みたいな どこか締まりのない感じは何度もありましたけど、それとはまた異なるパターンですね。まあそれもaccessの新たな醍醐味の一つということで。

 

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