アルバム感想『CROSSBRIDGE』 / access

CROSSBRIDGE
『CROSSBRIDGE』 / access
2002.3.20
★★★★★★★★☆☆

01. “born a cross”(instrumental)
02. SHAKE THE SUNRISE ★★★★★★★★★☆
03. Only the love survive ~PK mix~ ★★★★★★★★★★
04. JEWELRY ANGEL 2002 ~Platonic Eye~ ★★★★★★★★☆☆
05. MOONSHINE DANCE 2002 ~Return to Star~ ★★★★★★★★★☆
06. 夢を見たいから 2002 ~Soul The Future Love~ ★★★★★☆☆☆☆☆
07. 777 (trois seven) ★★★★★★☆☆☆☆
08. AGAINST THE RULES 2002 ~AA trance~ ★★★★★★★★☆☆
09. grand muse ★★★★★★★☆☆☆
10. EDGE ~PK mix~ ★★★★★★★★☆☆
11. “cross a bridge”(instrumental)

 

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 1994年のNHK紅白出場を最後に、「沈黙」と称し活動休止に入っていたaccessでしたが、なんと7年もの歳月を経て復活!一体何が切っ掛けでこの二人のホモ熱が再燃したんでしょうか?なんだかよく分からんが実にめでたいことじゃ。

 

 ということでこちら、復活後初となるオリジナルアルバム。新型accessの自己紹介的な一枚でもあり、ウォーミングアップ的な一枚でもあり、90年代のaccessと21世紀のaccessとの橋渡し的な一枚でもあり、とまあ何とでも表現できちゃうんですけど、メロディやグルーヴ、曲展開などで散見される いわゆる浅倉節というやつはそのままに、主にアレンジ面で新機軸を打ち出した作品ですね。

 

 それは実質的な一曲目である『SHAKE THE SUNRISE』で既に顕著で、これまでのaccessにはなかったトランスアレンジが大胆に導入されてます。当時フェリー・コーステンが世界中に巻き起こしたトランスブームに感化されて この音を採用したって感じなんでしょうか。それとも、当時globeでトランスサウンドに没頭していた小室先生の影響なのか。R&Bを取り繕ったようなリズムを配したミドルバラード『grand muse』もaccessにしちゃ新鮮な聴き心地。

 

 また、先行シングルとしてリリースされたスリリングなナンバー『EDGE ~PK mix~』もそうですけど、キャッチーさ・ポップさへの気配りは相変わらずながら、これまで以上にトラックの主張が前面に出ていたり、前奏や間奏の尺が異様に長く取られていたりと、サウンドへの拘りがより強く表れているのも特徴的です。この長尺な展開はほぼ確実に小室先生の影響でしょ。

 

 あと、既存曲4曲が新生accessスタイルでリメイクされてるのも聴きどころ。どの曲も90年代オーラを強烈に放ってましたからねえ。改変したくなるのも納得ですわ。
 ケバケバしさが払拭され、歌メロもキーが下がり、原型がほとんどなくなってしまったって感じのトランシーな『JEWELRY ANGEL 2002 ~Platonic Eye~』、インダストリアルなアレンジによって強靭さを増した『MOONSHINE DANCE 2002 ~Return to Star~』、原型を残しつつ トランスアレンジで未来形にアップデートされた的な『AGAINST THE RULES 2002 ~AA trance~』と、ビッグビートが下地となっていた原型をマンセーするわたしでも充分に楽しめる好アレンジが施されてます。ただし『夢を見たいから 2002 ~Soul The Future Love~』、テメーはダメだ!やっぱりこれは原曲のような突き抜けた爽やかさとキラメキがアレンジに配されてないと キザったらしいメロディがちっとも冴えないな。

 

 ウォーミングアップ的な一枚にしちゃ上々の出来だと思いますよ。根本にあるaccessらしさを失くすことなく 時代に見合ったサウンドアプローチを掛けていることだし。それが最も分かりやすくカタチになっているリスタートシングル曲『Only the love survive』が問答無用でカッコよすぎる。

 

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