アルバム感想『CHRONICLE Ⅶ』 / Ayasa


『CHRONICLE Ⅶ』 / Ayasa
2019.7.1
★★★★★★★★★☆

1. 亡霊たちの舞踏会 ★★★★★★★★★★
2. PIED PIPER ★★★★★★★★☆☆
3. 終末決戦 ★★★★★★★★★☆
4. 見果てぬ夢 ★★★★★★★★☆☆
5. SWAN SONG ★★★★★★★★☆☆
6. 亡霊たちの舞踏会 1st Live version ★★★★★★★★★☆

 

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 CHRONICLEシリーズ3作連続リリースの第二弾となる作品。

 こちらは、従来のAyasaさんの作品に近いヒロイックな音世界を繰り広げていますが、今回はHR/HMサウンドにガッツリと取り組んでいるのが新たなる試み。本作の印象を簡潔に表すなら「勇壮」の一言になりますでしょうかね。

 

 リード曲と思わしきシンフォニックメタル『亡霊たちの舞踏会』が開幕早々いきなりカッコよすぎる!重戦車の如く猛進するメタルサウンドも然ることながら、それを従えて威風堂々と立ち振る舞うAyasaさんの演奏にはただただ平伏すほかありません。なんか「どんな強敵にも果敢に立ち向かう女戦士」って感じがして とても凛々しいですな。凛として絢沙、みたいな…何を言うとんねんあたしゃ。Ayasaさんの新たな代表曲になる予感たっぷりの名曲であります。

 

 

 ゴリゴリのヘヴィなリフで押しまくり、終盤では天高く舞い上がるギターが楽曲の核となった中二病ハードロック『PIED PIPER』、これまた重厚なギターリフで押すヘヴィロック『見果てぬ夢』では気品と気高さを兼ね備えた素振りで 硬派な楽曲に華を添えています。

 

 ストリングスとバンドサウンドがグルになってシリアスなムードを煽るシンフォニックロック『終末決戦』は間奏でのバヨリンソロが最たる聴きどころで、他パートをオフり 儚く散りゆく様を紡いだようなAyasaさんの一人舞台が実に眩しい。

 

 そして悲壮的ロックバラード『SWAN SONG』では、美しく力強いバヨリンが 傷だらけの翼をはためかせる白鳥の画を鮮やかに描写。

 

 バンドサウンドに埋もれることなく、それどころか女性でしか出し得ない強さをしっかり打ち出し、楽曲の味の決め手として機能しているのが素晴らしくて とても頼もしく思えました。前作がAyasaさんのふつくしくスタイリッシュなビジュアルを音像化したアルバムだとすると、本作はAyasaさんの魂の在り方を具現化した一枚と言ってもいいかも。

 

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