アルバム感想『The Power Within』/ Dragonforce

ザ・パワー・ウィズイン
『The Power Within』/ Dragonforce
2012.4.17
★★★★★★★★★☆

01. Holding On ★★★★★★★★☆☆
02. Fallen World ★★★★★★★★★☆
03. Cry Thunder ★★★★★★★★☆☆
04. Give Me The Night ★★★★★★★★☆☆
05. Wings Of Liberty ★★★★★★★★☆☆
06. Seasons ★★★★★★★★☆☆
07. Heart Of The Storm ★★★★★★★★★☆
08. Die By The Sword ★★★★★★★★★☆
09. Last Man Stands ★★★★★★★★★☆
10. Seasons (Acoustic Version) ★★★★★★★☆☆☆

 

スポンサーリンク



 

 約3年8か月ぶりとなる5thアルバム。

 これまでボーカルを務めてきたZP Theartが脱退し、新任ボーカルにMark Hudsonを迎えてから初となるアルバムです。私的には前任のZPのボーカルのほうが好みなんですけど、Markのボーカルもドラフォブランドを継承するにはなんら問題ない声質&仕事ぶりを魅せていると思うんでアリです。

 

 そういうことなので 今作も 路線変更や雰囲気が一変したなんて事態は起こっちゃいないんですけど、これまでと異なる点を挙げるならば間奏がコンパクトになったことと、演奏陣のプレーが控えめになったことですね。

 

 これまで(特に間奏で)思う存分公開マスターベーションを繰り返してきた演奏陣ですが、ここに来てやっと大人になったって感じですね。中には「いつものドラフォじゃねーか!」と言うほかない鉄板ナンバー『Heart Of The Storm』やブラストビートを駆使して猛スピードでかっ飛ばすエモーショナルなアップナンバー『Fallen World』なんてのもあるんですけど、これまでの作品を全て通過した上で聴くと、ピロピロしまくりだったギターもオカズ詰め放題だったドラムも3rdからしゃしゃり出るようになったシンセも随分とサッパリしたな~と。かと言って大人しくなったわけでもないんですけどね。今までの自分らのイキすぎたプレーを省みてちょっと自重するようになった、って感じで。

 

 前作までのやりすぎプレーは私的にかなり好感触だったんで ちょっと寂しい感じはありますけど、尺をコンパクトに纏めたのはいいと思います。これまでの長尺スタイルでも途中でダレたりとかはなかったんですけど、一周聴き終えた後におかわりしようとは絶対にならないし、むしろ くったくたになっちまうのよ。ただ聴いてるだけなのに、なんていうんですか疲労感、って感じで。

 

 そして今回も、『Holding On』『Last Man Stands』のようなお馴染みの爆走メロスピナンバーを主軸としつつも、緩急を意識した間奏がとても好印象な 太陽拳的疾走メロスピ『Wings Of Liberty』があったり、『Cry Thunder』『Seasons』のような 相変わらず勇壮なオーラをビンビン放ちつつもドラフォにしては徐行運転的なスピード感で駆けるナンバーも用意されていたりと、バラエティ豊かと言うにはちと厳しいものの ドラフォにしてはメリハリが効いた流れになっているのがいいし、王道以外のナンバーがアルバムの流れありきになってないのもいいですね。

 

 パワーダウンもマンネリも感じさせない いいアルバムだと思いますよ。Markボーカルのドラフォもわたしは変わらず支持してやりたい。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です