『power of mind』/ earthmind
2013.6.19
★★★★★★★☆☆☆
01. アイズ ★★★★★★★☆☆☆
02. ARCADIA ★★★★★★★★☆☆
03. 最果ての月 ★★★★★★★★☆☆
04. 光 ★★★★★★★☆☆☆
05. Another Heaven ★★★★★★★★☆☆
06. Link ★★★★★★★☆☆☆
07. seven days ★★★★★★★☆☆☆
08. ENERGY ★★★★★★★★☆☆
09. brightline ★★★★★★★★☆☆
10. HORIZON ★★★★★★★★☆☆
11. 風を探して ★★★★★★☆☆☆☆
12. Our life, all right. ★★★★★★★★☆☆
13. B-Bird ★★★★★★★★★☆
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タレント・松井絵里奈が在籍するロックユニット・earthmindの1stアルバム。どうやらアニソンフィールドを拠点に活動してるっぽいです。アニメ「ビビッドレッドオペレーション」のOP曲『ENERGY』を聴いてこのユニットの存在を知りまして、爽快ポジティブな楽曲と彼女のボーカルがかなり好感触だったのでアルバムのほうも聴いてみることに。
シングル曲『ENERGY』の他に『アイズ』『光』『Link』といった爽快ポジティブなポップロックに『ARCADIA』のような退廃的ムードの疾走ロック、『最果ての月』のような同じく退廃的ムードのミドルロックなど、まあ良くも悪くも予想通りアニソン適性の高い楽曲が大半を占めているって感じなんですけど、何度か通しで聴いて気づいたことがいくつかありました。
まず、松井絵里奈のボーカルが若干 玉置成実ちゃんに似ているということ。歌い方じゃなく声質が。デジタルと生音が混在した『brightline』『HORIZON』との相性もバッチリだったし、アニソンよりもJ-POPに寄ったミドル/バラード系統の『seven days』『風を探して』なんかは成実ちゃんが歌ってんじゃね?って錯覚しちゃいそうな感じだし。
あと、「アナザーヘヴン」というタイトル通り、ややホラー掛かったアレンジが施されてる『Another Heaven』と、先述のデジタルと生音が混在した I’ve風ロックナンバー『HORIZON』、2曲とも『ARCADIA』とメロディが激似で、fripSideの『magicaride』と『way to answer』みたく メロディ使い回ししてんじゃねーのか?と思ってたんですけど、実際この3曲は同一メロのそれぞれ異なる歌詞&アレンジバージョンとして既に世に出ていた(2ndシングルに3曲とも収録されている)らしいっすね。あっぶねー、ちゃんとググッといて良かった。もうちょっとで恥かくトコでしたな。てか歌詞&アレンジが異なるとはいえ、同一メロの楽曲を一枚の作品に3曲もぶち込むのはいかがなものか。どのテイクも力作なのは分かるというか、私的には全テイクとも好みには違いないですけど、ボートラ扱いでもないのに同じメロが何遍も出てこられると流石にちょっとくどいっすわ。
で、最後の『B-Bird』がなんか超カッコよすぎるんですけど!てかこれがデビュー曲!?いきなり会心の一撃を食らわしちゃったんかい。こちらも退廃的でちょっとゴスい雰囲気も混じったシリアスロックバラードって感じで、作風がわたしの好みドンピシャ。
本作を聴く限りだと、生のバンドサウンドに拘って製作に臨んだ感じがしますけど、もっと打ち込みをバリバリ駆使した楽曲とか演っちゃってもいいと思います。声質が声質ですからね。そういう曲を聴いてみたくなるんですよ。
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