平成の音楽を総括するの巻#23【平成23年(2011年)】

ということで平成23年、つまり2011年。この年は私なんかが言うまでもなく、やはり東日本大震災が最も大きな出来事でしょう。音楽シーンに与えた影響も甚大だったし、私的にも、東京在住ながら とてつもなく大きな揺れに命の危険を感じましたし、「遂に首都圏直下のやつが来たのか」と思いきや実際は震度5弱だったと知って逆にゾッとした瞬間を今でも覚えてますからね。そんな2011年も楽曲・アルバムともに30作をそれぞれセレクトしました。

 

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★平成23年(2011年)

【SONGS BEST 30】

◆『ULTIMATE WHEELS』 / KAT-TUN
◆『Why?[Keep Your Head Down]』 / 東方神起
◆『こんな私でよかったら』 / 吉川友
◆『キリノナカ』 / GLAY
◆『Judas』 / Lady Gaga
◆『Let’s get it on』 / w-inds.
◆『Hot Summer』 / f(x)
◆『you-aholic』 / 少女時代
◆『Shake Your Body』 / Fear, and Loathing in Las Vegas
◆『FLAGS』 / T.M.Revolution

◆『GOOD LUCK MY WAY』 / L’Arc-en-Ciel
◆『NEVERLAND』 / 橋本みゆき
◆『secret base~君がくれたもの~』 / 本間芽衣子(茅野愛衣)、安城鳴子(戸松遥)、鶴見知利子(早見沙織)
◆『MONDO PIECE』 / UVERworld
◆『フレンズ』 / Happiness
◆『メモリーズ・ラスト』 / 黒崎真音
◆『heavenly』 / 黒夢
◆『maximum the hormone』 / マキシマム ザ ホルモン
◆『CRISIS』 / Acid Black Cherry
◆『DIFFERENT SENSE』 / DIR EN GREY

◆『SUPER DRIVE』 / 松下優也
◆『唇 触れず…』 / ノースリーブス
◆『Thinking of you』 / 西野カナ
◆『I SEE ME』 / BoA
◆『STAR』 / Every Little Thing
◆『UNBREAKABLE』 / 水樹奈々
◆『See visionS』 / 川田まみ
◆『Bang!』 / AFTERSCHOOL
◆『C’mon』 / B’z
◆『パペピプ♪パピペプ♪パペピプポ♪』 / 佐々木希

 

【ALBUM BEST 30】

◆『Butterfly Effect』 / 黒崎真音
◆『TRIP&TREASURE』 / タッキー&翼
◆『DUM SPIRO SPERO』 / DIR EN GREY
◆『The Unforgiving』 / Within Temptation
◆『CLOUD NINE』 / T.M.Revolution
◆『SUPERGOOD, SUPERBAD』 / 山下智久
◆『GIRLS’ GENERATION』 / 少女時代
◆『Hot Summer』 / f(x)
◆『Spring is here』 / スフィア
◆『LIFE 6 SENSE』 / UVERworld

◆『More!More!!More!!!』 / ステレオポニー
◆『バトルアンドロマンス』 / ももいろクローバーZ
◆『Born This Way』 / Lady Gaga
◆『Sorry For Party Rocking』 / LMFAO
◆『TONE』 / 東方神起
◆『In Heaven』 / JYJ
◆『JUMP UP THE WALL』 / SOULHEAD
◆『SUPERNOVA』 / GRANRODEO
◆『Magic』 / 宏実
◆『A World Of Pandemonium』 / the HIATUS

◆『MAGAZINE』 / 黒木メイサ
◆『Beautiful Freaks』 / MERRY
◆『VAMPIRE SAGA』 / D
◆『Holy Grail』 / Versailles
◆『Thank you, Love』 / 西野カナ
◆『もしもし原宿』 / きゃりーぱみゅぱみゅ
◆『melodia』 / 高垣彩陽
◆『MAN WITH A MISSION』 / MAN WITH A MISSION
◆『A-CHa』 / SUPER JUNIOR
◆『Scurrilous』 / Protest The Hero

 

 

ではでは、まずこの年の楽曲トップにセレクトしたのは KAT-TUN『ULTIMATE WHEELS』。「ギリギリでいつも生きてる」を更に地でいく燃え滾るサウンドと熱血な歌メロは、まさしく世間がパブリックイメージとして抱いているカッツンを体現したもの。勢いに荷担したスリリングなストリングスとドラミングのアレンジが最も映えるサビの折り返し地点では、何度聴いても 血管の中が沸騰するようなステキな事態が脳内で発生。なんだこれ。くっそカッコよすぎんか。てゆーか、この時期のカッツンはこの曲に限らず リリースしたシングル及びカップリングも含めて絶好調で、明らかに全盛期以上に輝きを放ってました。私的には前年リリースの『CHANGE UR WORLD』から翌年発売のアルバム『CHAIN』までがカッツンの黄金期というイメージ。

 

東方神起『Why?[Keep Your Head Down]』は、ユンホとチャンミンが二人で東方神起の名を背負って『Purple Line』や『Rising Sun』を遥かに凌ぐほどの野性味とスケール感を装った鈍重でスリリングなSMPサウンドを引っ提げてきた衝撃の復帰作。大衆性とは一線を画したサウンドはもとより、アイドル全開のJ-POPを歌わざるを得なかった頃とは比にならないほどスキルアップした歌唱から感じられる「覚悟決めた感」にめっぽう痺れた。そしてMVも半端なくガッチガチな作りで、二人の決意表明をパフォーマンスと大仰なセッティングでド派手に演出しています。とんでもない迫力に震えてしまった。東方神起の全楽曲の中でも断トツの最高傑作であります。

 


 

吉川友『こんな私でよかったら』は、甘酸っぱさとトキメキに溢れた楽曲と「少女じゃないけど女じゃないの」的大人っぽカワイイきっかのボーカルに胸を締め付けられてしまう名曲で、アイドルポップス史と竹島に「こんな私でよかったら/吉川友/日本領」と刻んだ石碑を残しておきたいほど。「恋はエンドレス えっとね。。うんと「好き」」「手と手離したらメッ!?てね 怒っちゃうから ちゃんとギュッてしていてね」なるフレーズも、ネコの手振り付けやパペットを駆使したMVも、彼女のかわいさを嫌味なく引き出していて最高すぎます。

 


 

GLAY『キリノナカ』は、GLAY節TAKUROっぽさ全開の鉄板疾走ロックナンバーですが、下手したら間延びしかねない二分音符多用のサビメロと 『千ノナイフガ胸ヲ刺ス』を想起させる2ビートの疾走サウンドとの併用、そして稲葉先生の影がチラつくフレーズチョイスも手伝ってかいつも以上に情熱が迸った歌詞との組み合わせが新鮮な感触をもたらした、2010年代GLAYきっての名曲であります。まあ2010年代に括らなくともGLAYの全楽曲の中でも5本の指に入るほどの名曲ですけどね。

 


 

w-inds.『Let’s get it on』は、彼らがいよいよ世界に誇れるダンスボーカルユニットに君臨したことを実証するスペーシーなエレクトロアップ。フロア意識の高いトレンディなサウンドのカッコよさは勿論のこと、そんなサウンドを自信と風格たっぷりのチャキチャキでキザったらしいボーカルで乗りこなす様に胸がすく。これまでとは段違いのカッコよさを打ち出したというのに、今まで当たり前のようにお呼ばれしてたレコ大からお声が掛からなくなったのは何故?形骸化も甚だしいアワードだこと。

 


 

L’Arc-en-Ciel『GOOD LUCK MY WAY』は、「再始動」「結成20周年アニバーサリー」という二大トピックスを掲げて打ち上げられたシングル曲。ドライブ掛かったアンサンブルとストリングスとの絡め方が実に上手いですね。雨上がり虹が掛かった青空へ飛翔するイメージのイントロといい、サビ手前や間奏で見られる 無限に上昇する高揚感の演出といい、このアレンジの妙があってこそといっても過言ではないし、ラルクがバラード曲でたまに演る “とりあえずストリングスを盛っときゃいい” 的なアプローチとは訳が違う。初聴では割りとどうでも良さげだったブラス音も華やかさのもう一押しに貢献していて、全体的にド派手ながら無駄がない、あって然るべきな音構成だし、『READY STEADY GO』のフォーマットをただ再利用するだけでなく、しっかりグレードを上げて しかも瑞々しさを維持したままで更新しているのが何より素晴らしいっす。

 

本間芽衣子(茅野愛衣)、安城鳴子(戸松遥)、鶴見知利子(早見沙織)『secret base~君がくれたもの~』は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ED曲。詳しくはこちらを見てくれって感じなんですが、取り敢えずこれは 世代を超えて支持された人気曲にあやかっただけのしょっぱいカバーではないぞと。そしてアレンジと歌唱の取り合わせがイヤというほど泣きを喚起してきやがる。この曲をカバーしてるアーティストは仰山いますけど、その中でも数少ない成功例じゃなかろうかと。

 

Happiness『フレンズ』は、ティーンエイジガールっぽいカジュアルなキュートさと 胸がキュンとなる甘みを有したポップ感が魅力のニュージャックスウィングナンバー。EXILE一派なのに作風が思っきし黄金期(1996,7,8年あたり)のジャニーズポップスなんですけど、これは当時エイベックスが着手してた90sリバイバルの一環で演ってたんか?よう分からんけど、これはものっそく好きな曲。なんせ黄金期のジャニーズポップスを小学生時代に直撃した世代ですので。

 


 

黒夢『heavenly』は、約12年ぶりの本格的な活動再開から3作目となるシングル曲ですが、再始動による感激の熱も薄れたこのタイミングでまさかの名曲が登場。ぶっちゃけエレクトロアレンジを纏い、耽美性を帯びたシンプルかつコンパクトなビートロックなんざ黒夢に求めちゃいなかったんだけども、リフはカッコいいし、清春の円熟味を帯びたボーカルもカッコいいし(何歌ってるかは全然分からんけど)、そもそも黒夢はアルバムを出すごとに音楽性がコロコロ変わるバンドだってことは昔から承知してたので 素直に大絶賛ですよ。

 

Acid Black Cherry『CRISIS』は、当時アルバムリリースに向けて敢行されていた5ヵ月連続シングルリリースの第4弾にあたる楽曲ですが、「え、いまこのタイミングで!?」と誰もが思ったこと間違いなしの 変化球いっさいナシの超王道なV系歌謡ハードロック。一聴して、期待してたのとは違うストレートなサウンドに「ええっ!?」と戸惑いを見せるリスナーに対し、「お前らは結局こういうのが一番お好みなんだろ?」と力技で納得させる荒っぽすぎる手口。戸惑いと恍惚が混在したリスナーの表情を目の当たりにしてゾクゾクが止まらないV系の強姦魔アシッドの姿が容易に想像できてしまうという、そんなナンバーであります。

 


 

松下優也『SUPER DRIVE』は、男性の爽やかな汗と冷や汗を感じさせるインナーマッスルなアップナンバー。ブリちゃんの『Womanizer』を模写した感丸出しな切迫感溢れるスパイシーなトラックがもう快感だし、Bメロの「ハァアリィアップ!」っていう気張った歌いっぷりも松下くんの男気が見え隠れしていて超イカしてる。

 


 

Every Little Thing『STAR』は、まろやかでまったりとしたモッチーのボーカルと、温かく切ないメロディ、そしてそれを活かした柔らかなアレンジがじわりと泣きをもよおす これまたまさかの名曲。あまりに楽曲が良すぎて、チャン・グンソク出演のMVとかどうでもよくなってくるほど。

 

 

AFTERSCHOOL『Bang!』は、キャッチーさとイヤラシさをガッチリ身に纏った初っ端の「アーハッ♪アーハッ♪アーハッ♪」が強烈なインパクトを放つバウンシーなダンスナンバー。パフォーマンスのみならず、コーラスやサビメロまでもが やたらキレキレでカッチリしてるのが如何にもK-POP的で、日本と韓国との違いがこういったところで如実に表れてます。

 

そして佐々木希『パペピプ♪パピペプ♪パペピプポ♪』、これは2011年きっての問題作といっても過言ではない新手の電波ソング。イントロもなく「みぎ!うえ!した!ひだり!ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる、どんたっちみぃ~♪」と調子っぱずれな歌いっぷりで聴き手の脳内を即刻チェストする初っ端から強烈すぎ。こんなやる気ナッシングも甚だしいボーカルを露呈しといて、翌年にはアルバムまでリリースしちゃってます。なんでやねん!発案者誰や。鈴木あみ『INFINITY EIGHTEEN VOL.2』や華原朋美『nine cubes』とはまた趣が違う怪盤。怖いもの見たさならぬ聴きたさで是非ご一聴を。

 


 

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それでは続きましてアルバムですが、この年のトップにセレクトしたのは、黒崎真音『Butterfly Effect』。前年リリースの実質的なデビューアルバム『H.O.T.D.』の時点で既に気に入ってはいましたが、私がまおんちゃんにのめり込んだ所以は、このアルバムで存分にお見舞いされた まおんちゃんのカッコよさ、艶っぽさ、キュートさに打ちのめされたことにあるのです。ブレイブリーなロック、陰影を帯びたヘヴィロック/ミクスチャーロック、天下の浅倉節を引き継いだ的なデジタルアップ、ボカロ系エレポップ、ソフトヴィジュアル系風情の耽美なミディアムナンバー、スローバラードなどなど、フレキシブルに立ち振舞って有能なアニソンアイコンぶりをまざまざと見せつけた傑作であります。

 


 

タッキー&翼『TRIP&TREASURE』は、クールさやキザったらしさなどのカッコつけ要素を極力排除し、カジュアルなアイドルポップス、アミューズメント感溢れるポップス、不朽のジャニーズ歌謡、提供元アーティストのカラーを上手く着こなしたナンバーなど、楽しさに焦点を当てたラインナップとなっておりば。震災直後にリリースされたこともあり、ここでの陽性オーラが当時は痛快に思えたものでした。てゆーか、「豪華アーティスト陣とのコラボレーションが実現したミニアルバム」とか、なんか企画ものアルバム的な売り出し方をしてましたけど、普通にオリジナルアルバムとしてPRしたほうがよかったんでは。そもそも10曲入りだったら もはやミニアルバムじゃないやん。

 

DIR EN GREY『DUM SPIRO SPERO』は、前回のモンスターアルバム『UROBOROS』からさらに狂暴な魔物へと変貌を遂げた複雑怪奇でエクスペリメンタルなアルバム。これはいったい第何形態やねんと。あんたらあと何回変身を残しとんねんと言いたくなるほどのこの怪物ぶり、リリースからもうすぐ8年が経とうとしてるというのに何べん聴いても楽曲がもたらす衝撃に慣れやしないし、難解すぎて未だに咀嚼しきれてないっていう。DIR史上最も取っ付きにくい内容ですが、その分 嗜み甲斐も一入。

 

Within Temptation『The Unforgiving』は、それまでのゴシックメタルなスタイルからガラッと変わり、申し訳程度にシンフォニックなアレンジが施されたオーセンティックなハードロックを展開。独自性は薄れたものの、楽曲一つ一つは相変わらず強力で個人的には満足度高し。ただし、アメコミ風ジャケ写を除いて。

 

 

T.M.Revolution『CLOUD NINE』は、デビューしてから数年で築き上げ、かつてはマンネリ打破を試みてぶち壊そうとしたTMRの王道路線を この期に及んで徹底的に突き詰めた、どこをとってもT.M.Revolutionとしか言いようがない一枚。前半のアップナンバーやバラード、後半の浅倉趣味全開な閉塞的サウンドやヘタレ男いらっしゃいなナンバーなど、楽曲単位はもとよりアルバム単位でもTMRらしさがぎっしり詰まってて始終 感涙!歓喜!絶叫!そして西川くんのボーカルはデビュー当時とは比にならんほど より一層パワーを増しているゆえ、単なるリプレイにならず しっかりデビュー15周年の貫禄が加味された上でアウトプットされてるのがまた良きかな。

 

山下智久『SUPERGOOD, SUPERBAD』は、DISC-1, 2に分けて歌謡曲とクラブミュージックの二刀流でお届けするなんとも贅沢なアルバム。アプローチの多彩さとか純粋な楽曲のノリはクラブサイドのほうが圧倒的に冴えてるし 実際そっちばっか聴いてますけど、歌謡サイドも捨てがたいのよねえ。王道のジャニーズ歌謡もあるし、70s80s歌謡曲のリバイバルみたいなやつもあるし、各DISCでそれぞれの方向性を突き詰めてるのが良いっすな。デビューから4年8ヵ月という長い歳月をかけた甲斐がある良作であります。NEWSを捨ててソロ一本に絞ったのは英断だと思います。

 

少女時代『GIRLS’ GENERATION』は、現行のダンスミュージックに的を絞ったラインナップが耳を惹く上に、バラードを完全排除するわ悪女時代が覚醒するわPerfumeをディスるわと、明らかに韓国盤よりも攻めに走っているエッジーな一枚。彼女たちのクール&セクシーな装いと、日本語発音でどうしても露になるたどたどしさとのギャップ萌えボーカルには否応なしにムラムラしてしまう、最高セクシースーパーマジックも随所で発動するし、韓国の女性アーティストがわざわざ日本に来て演るだけの意義がいろんな意味で発揮された傑作ですな。

 

 

スフィア『Spring is here』は、前作に続き、時代錯誤やギャップ萌えなどのギミック・奇の衒いを含有しない超正統派なアイドルポップスを展開。こちらもまた震災直後にリリースされたということもあって、アルバム全体から放たれるハッピーオーラ(?)がより眩しく煌めいているように思えました。付属のDVDや写真集の内容がCDの特典という範疇を越えるほど豪華なのはいいが、如何せんパッケージがデカすぎるのが難点。保管場所に困るし、シンプルに重すぎるっちゅー話ですよ。

 

ステレオポニー『More!More!!More!!!』は、デビューからの2作で散見されていた物足りなさを見事に解消し、持ち前のメロディセンスとビルドアップされたアンサンブル、何かが吹っ切れたような思い切りのよさでようやくバンドの真価を発揮することに成功した一枚。この調子で活動を継続していけばロックフェスの常連になり得たかもしれないのに、結果的にコレが最終作になってしまったのが残念。

 


 

ももいろクローバーZ『バトル アンド ロマンス』は、彼女達の1stアルバムにして ももクロらしさが早くも確立されてしまった 2019年現在でも最高傑作にあたる一枚。音符や言葉をむやみやたらなようで かなり緻密に詰め込み、ラップ、語り、捻りを利かせた曲展開やその他諸々ギミックを交えつつも、J-POP・歌謡曲的なメロディアスさもしっかり備わったアイドルポップスを畳み掛ける 弾けすぎなラインナップ。AKBのカウンター的ポジションに就く契機となったのも納得の充実ぶりですが、まあここがピークですよね。ここから先なんか色々とハチャメチャなことをやってたっぽいけど、本作に勝る痛快さはなかったし。

 


 

その他、ガガならではの持ち味をブレンドしたトレンディかつ正統派なダンスポップサウンド然り ガガ自身が発信するメッセージ性に富んだ歌詞然り エネルギッシュでパンチが効いておりバイタリティーに満ち溢れている(言ってることほぼ同じ)Lady Gaga『Born This Way』、収録曲の大半をセルフで手掛けた上に、未来永劫、地球語というポピュラーなランゲージにはなり得ないハングル語でも、実力と歌心と良質なメロディがありゃ国境を越えて人の心を突き動かすことが出来ることを実証した JYJ『In Heaven』、R&Bを基軸にし、きちんとポピュラリティを有した上で、オーセンティックもトリッキーも込みで多彩なバリエーションを取り揃えた 2010年代のJ-R&Bを代表する傑作 宏実『Magic』、メイサ嬢のキャラクター性とポテンシャルをしっかり活かしたエキサイティングなPOP/R&Bアルバム 黒木メイサ『MAGAZINE』、2011年を端的に象徴しているかのようなクラブミュージックアルバム LMFAO『Sorry For Party Rocking』と、まじなんなんだこの時期の音楽シーンは。充実ぶりが尋常じゃないんですけど。

 

 

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