平成の音楽を総括するの巻#25【平成25年(2013年)】

ということで平成25年、つまり2013年。まあこの年からというわけではないし何を今さらって感じですけど、オリコンの年間シングルチャートは完全に人気のバロメーターとして機能しなくなっちまってます。ただ単にCDセールスの高い順にタイトル曲を並べただけっていう。それが上位10曲とかじゃなく、ベスト50レベルでもその傾向はほぼ変わりないんで、私的にはもうこの辺からオリコンチャートをちゃんとはチェックしなくなっちゃいましたね。何月の何週目どの曲が1位とか2位とか思い出せない箇所が多々あるし。

 

スポンサーリンク




★平成25年(2013年)

【SONGS BEST 30】

◆『メギツネ』 / BABYMETAL
◆『カモネギックス』 / NMB48
◆『AHEAD』 / VAMPS
◆『SUMMER LOVING』 / 赤西仁
◆『Alive』 / 安室奈美恵
◆『Glamorous Days』 / 日笠陽子
◆『NO WAY (feat.水原希子)』 / m-flo
◆『Metamorphose』 / 凛として時雨
◆『Dance My Generation』 / ゴールデンボンバー
◆『Next Destination』 / 高垣彩陽

◆『MONSTER NIGHT』 / 上田竜也(KAT-TUN)
◆『Slide ‘n’ Step』 / KEITA
◆『Heaven』 / AFTERSCHOOL
◆『SHADOWPLAY』 / Alice Nine.
◆『Believe』 / 西野カナ
◆『Fight For Liberty』 / UVERworld
◆『Last Love』 / Rihwa
◆『GENESIS ARIA』 / スフィア
◆『BAD END DREAM』 / ギルガメッシュ
◆『あしたてんきになあれ』 / Daisy×Daisy

◆『七つの海よりキミの海』 / 上坂すみれ
◆『I’m On Fire』 / 三浦大知
◆『革命デュアリズム』 / 水樹奈々×T.M.Revolution
◆『光の果てに』 / フェアリーズ
◆『スターシップ』 / 川畑要
◆『Run Real Run』 / May’n
◆『シャレオツ』 / SMAP
◆『運命』 / 東京女子流
◆『潮騒のメモリー』 / 天野春子(小泉今日子)
◆『RE:START』 / Vollstrecker

 

【ALBUM BEST 30】

◆『UNDER:COVER 2』 / T.M.Revolution
◆『てっぺんとったんで!』 / NMB48
◆『FEEL』 / 安室奈美恵
◆『i’mperfect』 / 凛として時雨
◆『MONSTER』 / ギルガメッシュ
◆『栄喜Ⅰ~encouraged~』 / 栄喜
◆『JEJEJEJET!』 / PASSPO☆
◆『claire』 / 花澤香菜
◆『楔 -kusabi-』 / KAT-TUN
◆『THE 20/20 EXPERIENCE』 / Justin Timberlake

◆『MIRACLE』 / 三代目J Soul Brothers
◆『Melody Palette』 / Negicco
◆『Gothic』 / Kaya
◆『Yours Truly』 / Ariana Grande
◆『LANDSPACE』 / LiSA
◆『Scenes of Infinity』 / LIGHT BRINGER
◆『#JUSTJIN』 / 赤西仁
◆『BLAU』 / 藍井エイル
◆『街の14景』 / the band apart
◆『なんだこれくしょん』 / きゃりーぱみゅぱみゅ

◆『演出家出演』 / パスピエ
◆『I Got A Boy』 / 少女時代
◆『Volition』 / Protest The Hero
◆『ダーティーサイエンス』 / RHYMESTER
◆『天庭』 / あさき
◆『JUSTICE』 / GLAY
◆『PAIN KILLER』 / moumoon
◆『V』 / NoGoD
◆『VERTICAL HORIZON』 / 黒崎真音
◆『Tattoos On My Heart』 / Jason Derulo

 

 

まずは楽曲についてですけど、この年のトップにはBABYMETAL『メギツネ』をセレクトしました。前作にあたる『イジメ、ダメ、ゼッタイ』は真っ当なメッセージを有していながらもネタモノという印象のほうが優勢だったんですけど、こっちはHR/HMのカッコよさとアイドルポップスの娯楽感、歌謡メロの哀愁メロディアスぶりがネタモノ感なく見事にハイブリッドしてしまってます。「ネタモノ感なく」とは言いましたが、ブリッジで挿入されたブレイクダウンに『さくらさくら』の旋律を宛がうというユニークなアプローチが取り込まれていてコレ面白い。そして パワーではなく可憐さと凛々しさを持ち味とするSU-METALの歌唱がいつにもまして魅力的。憂いと儚さを孕んだサビメロでその魅力がより一層際立っているように思います。ほんとに素晴らしいことづくめの超絶名曲ですな。

 

 

続きましてはNMB48『カモネギックス』。ジャケ写が示している通り、過去最高にカッコよく そしてこれまで以上に悪ふざけにも注力した渾身の一曲であります。予想だにしなかったトランスアレンジを採用し 和テイストを絡めたダンストラックはすこぶるクールで文句なしにカッコいいし、ダメンズウォーカーのダメンズウォーカーぶりをイミフ単語混じりで綴った歌詞もユニークで目を惹きます。で、この曲の肝となっているのがボーカルですね。特に山本彩ちゃんの歌唱。ボーイッシュながらほんのり女性らしい色気を纏っているその声と「Welcome, Welcome, Welcome to love」で顕著な「ならでは」の舌使い。彩ちゃんが居なかったら個人的にこの曲は成立しないと思ってます。前年のヴァージニティーやキタケンサンバを凌駕する名曲ですね。

 

 

『AHEAD』(VAMPS)は、最初聴いた時はほんとに微妙やなあという印象でしかなかったんですけど、すいません嘘ですわたしが間違ってました訂正しますスッッッッッッッッッッッッッッゲエエエエエエエエェェェェェェかっこいいっすね!!!!!!ベタ惚れしました。いやここまでヒツコく聴き倒したことって今までのVAMPSナンバーで一度もなかったし。始終 目を血走らせて歌に臨んでる感じがするhydeのボーカルがもう最高。溜まりに溜まったモン一気に全放出するかのような冒頭&ラスサビ寸前絶叫とか気合い入りすぎてて超圧巻モノです。リフとシャウトをひたすら畳み掛ける間奏とかカッコよすぎて聴くたんびにマジで胸スカ。2019年現在でもこれがVAMPSの最高傑作です。

 

 

『Dance My Generation』(ゴールデンボンバー)は、浅倉先生プロデュース曲だけあって、天下の浅倉節が猛烈にスパークしちゃってます。リアルタイムでの記憶がほぼ皆無にもかかわらず、耳にした瞬間 即座にイメージ出来てしまう平成初期っぽさをダサカッコよく煌びやかに演出しているのがもうたまらんすぎる。一年間通してめっちゃくちゃ聴きまくりました。まくりまクリスティーです。この年の紅白のステージものっそく面白かったけど、ちゃんとヒットしたんだから素直にこの曲をやれやボケ!とも思うわけです。

 

 

『Next Destination』(高垣彩陽)は、第二期シンフォギア関連の楽曲の中でも特にカッコいいのはダントツでコレでしょう。トラックは10年前の玉置成実ちゃんを思い出させるブレイブリーなデジタルアップサウンドで 期待通りのカッコよさなんですけど、何より素晴らしいのは、フレーズに込めた別れの切なさと未来へ希望をちゃんと説得力を持たせて歌を届けていることですね。ラスサビ手前で一旦落としてからまた力強く突き進む終盤にかけてのあの件はぐっときました。

 

『Heaven』(AFTERSCHOOL)は、率直に言って度肝抜かれました。長いこと表舞台に姿を現さなかったから てっきり日本撤退したもんだと思ってましたけど、まさか新たな境地を開拓してカムバックしてくるとはのう!煌びやかなシンセとズンズン鳴らす太いリズム音でお送りするエレクトロサウンドとはガラッと趣向を変え、視聴覚双方において 持ち前のセクシーさ・エロスを活かすことに重点を置いたムーディーなダンスサウンドで誘惑してきやがります。これは強烈!今までとは違い 張り上げず抑え気味にこなす 妖艶しなやかなボーカルが乗っかった瞬間もうノックアウト。音だけでも十分すぎるほどマンゾクなのに映像もまた凄すぎるな。官能的な香りと女性ならではのカッコよさに満ち満ちた名作でゅある!

 

 

『Believe』(西野カナ)は、冒頭のコーラスがまんまカーリーレイジェプセンの『Good Time』だったという、出オチ一発パクリジナルの技術が炸裂しちまった問題作ですけども、その確信犯的なパクリコーラスとサビメロにどぎゅーんずぎゅーん胸撃たれてしまいました。さらに言うと、Bメロ→サビでのアゲ方とサビ→例のコーラスにかけての落とし方も上手いし、パクリ疑惑で炎上することを覚悟しながら 聴いてくれてるみんなをニヤッとさせたいというエンタメ精神とラジカル精神を決して譲らないその心意気もいいなあって改めて思いました。マジで図太いな乙女心。

 

 

『光の果てに』(フェアリーズ)は、これまで演ってきた楽曲とは明らかに手触りが違う、ごくごくオーソドックスな爽快アイドルポップス。しかし、曲の仕上がりは過去最高に良いです。織田哲郎が手掛けた珠玉のメロディを ティーンエイジガールたるキュートさ、キラメキ、フレッシュさで以ってソツなく歌えているし、奇を衒わない素直なアレンジもまた好印象。リリースまでのブランク長げーわ、いつまで経ってもアルバム出ねーわ、無意味な派生ユニットをデビューさせるわと、ものっそい迷走してんじゃねーかと思ってましたけど、いやいや恐れ入りました。ただ、名義をわざわざP&G発の消臭剤みたいな表記に変更したのは 派生ユニットのデビュー以上に余計。

 

『GENESIS ARIA』(スフィア)は、彼女達的にはイレギュラーであるエレガ菊田アレンジど真ん中のサウンドが宛がわれたシンフォニックアップナンバー。この手のサウンドとの相性が思いのほか良かった…というよりは4人がちゃんとサウンドに摺り寄って柔軟に対応したという感じなんですけども、全編において 声色を重ねるだけじゃなく個々のカラーを細かく配分し繋げることで築いたレインボーロード・ボーカルがとても ふつくしくブレイブリー。この路線をメインにしてほしいとは思わないし、むしろ金輪際やらなくていいとすら思ってますけど、これは掛け値なしに名曲。

 

『Slide ‘n’ Step』(KEITA)は、w-inds.の慶太によるソロナンバーで、今考えるとこの歌詞って、松浦亜弥に対して宛てた告白そのものだったんだなあと。しかし楽曲はスウィートなポップスでもバラードでもなく、ストイックな音作りで以って生まれたアグレッシブなダンスミュージック。キャッチーさよりもカッコよさ!アイドルと草食系音楽だらけのヒットチャートにダブルラリアット!この魅力を全国のニブチンファッキンジャップどもに分からせてやらぁ!みたいな強い意気込みをビンビン感じますな。そういやこの時期って、慶太がやたら筋肉にこだわってた頃ですよね。ザンギエフにでもなりたかったんか?(違)

 

 

『シャレオツ』(SMAP)は、ノリといいムードといい、90’s中期後期のSMAPをイメージさせるテイストで なんだか懐かしくなってくること請け合いの渋いダンスナンバー。『世界に一つだけの花』で優等生ポジションに就いてしまったから すっかり忘れてたけど、「仕事だから取り敢えずがんばりましょう」とか「大丈夫、たぶんオーライ」とか「まあいいや おやすみなさい 生きてればどこかで会うでしょう」とか、こういうユルくて楽観的なポジティブさこそがSMAPならではであり真骨頂なんだってことをコレ聴いて思い出しました。

 

『潮騒のメモリー』(天野春子[小泉今日子])は、生半可に懐かしいドラマ『あまちゃん』の挿入歌。オリジナルの春子さんテイクも勿論好きなんですけど、私的には能年ちゃんが白目向けて「来~て~よ~その火~を~飛~び越えぇでぇ~♪」って歌うあのバージョンがいちばん好きなんだよな。

 

『七つの海よりキミの海』(上坂すみれ)は、「声優アイドルの乱」から突如出現したダークホースのデビュー曲。映像も含め実にわけわかめすぎる。どこの大人が彼女を唆して歌手業を始めさせたのか分かりませんが、声優/アニメ界隈にデッカい爪痕を残したこの手柄は 間違いなく彼女のものです。こんな特異すぎるアビリティを持った声優とかアイドルが他にいるわけねーだろっていう。

 

 

『革命デュアリズム』(水樹奈々×T.M.Revolution)は、超俺得なコラボが実現した上に、エレガ節が猛威を振るうシンフォニックなハードロックを背に二人が惜しげもなくポテンシャルを発揮したという、「この二人が演ってこそ」というのが最高の形で音像化したナンバーであります。

 

 

そして、楽曲部門のラストにセレクトした『RE:START』(Vollstrecker)。これは強烈すぎるぞ!ひょっとして平成最強の怪曲じゃないのか?説得力もカリスマ性もあったもんじゃないヘロヘロでおんちっちなボーカルだけでもアチャーなのに、傍若無人にも程があるギターのヘベレケプレーが始終 聴き手の自律神経を乱し、脳細胞を破壊してきやがる!普通に演ってりゃ当たり障りのない明るいポップロックで済んだのに、この2つの歪な力によって『nine cubes』を凌駕するある意味サイケデリックな怪曲に変貌してしまったのだ…。MVは削除され、CDも生産数がさほど多くないため、今から入手するのは困難かも。そういった意味では伝説的とも言えるナンバーなのかもしれないっすね。

 

スポンサーリンク




それでは今度はアルバム。トップにセレクトしたのはT.M.Revolutionのセルフカバーアルバム『UNDER:COVER 2』!セルフカバーっつっても単なるリプレイじゃなく、タカノリが持ち得るスキル・アイデア・コネクションをフル稼働させて人生賭けてる級にスクラップ&リビルドに取り組んだ、限りなく自己満に近いゲージツ作品。ファンの間では酷評の嵐でしたが、わたし界隈ではトキメキと興奮で胸がいっぱい。あまりにいっぱい溢れすぎて思わずゲロ吐いちゃいそう、894(吐くよ)ゲロゲロ遣唐使って感じで。そういう、すんごいアルバムなのでありました。

 

 

それに続くは、NMB48の1stオリアル『てっぺんとったんで!』。シングル曲を全て押さえてるだけならまだしも、カップリング曲も大量に投与しやがって、もはやオリアル詐欺の域を超越してしまった感があるけど、純粋にいいアルバムっすよ。なんといってもアルバム専用のまっさらな新曲がどれもこれもシングル曲に比肩するほどいいものばっかだし、ラインナップも、各メンバーのキャラクター性を活かした幅広い取り揃え。『絶滅黒髪少女』みたくカオティック・マヌケ・グルーヴィーな曲もあれば『ヴァージニティー』のような肉食系魔性のビッチのテーマとも言うべきアイドル歌謡もあったりと、安易にAKBのお下がりユニットとは片付けられない無敵の全23曲。DVDも3タイプ全て最高でした。

 

 

『i’mperfect』(凛として時雨)は、邦楽界の切り裂き魔が もはや職人芸と呼ぶべき独自のアビリティにさらなる磨きを掛けて シーンに殴りこみをかけた会心の一撃的アルバム。サディスティックさ・カオティックさが頭一つ抜きん出てた前作とは異なり、狂気と耽美とポップがきちんと三位一体化しているのが特徴的でもあり、本作きっての旨味でもあり。これだけメロディアスさが際立つようになったってのに、カオティックハードさが沈静化せず、しかもそれが楽曲内で浮いてしまうことなく、あって然るべきものとして機能してるのが凄すぎ。『Metamorphose』とか何度聴いても恍惚しちゃいますから。「狂」と「美」が織り成すコントラストと えげつないグルーヴ感に。まあそう言いつつも結局は前作『Still a Sigure virgin?』のほうが好みなんですけど。

 

 

『MONSTER』(ギルガメッシュ)は、セルアウト感バリバリの激ポップでぬる~い前作から一転、クレバーさの欠片もない力任せで暑苦しい脳筋ラウドロックへと変貌を遂げたアルバム。ミクスチャー路線で当たり前のように披露していたラップも継続して取り込まれてるし、彼らの持ち味の一つであるジャイアニズムもめでたく復活!いろんな意味で凄まじすぎて超アガる傑作の一枚であります。

 

 

『JEJEJEJET!』(PASSPO☆)は、ロックサウンドのアグレッシブさにさらなる拍車が掛かり、その上アイドル要素もよりいっそう濃度が高まりほモードスイッチオンしてしまった、熱量パねえ一枚。そりゃ「じぇじぇじぇじぇ!??(‘jjjj’)」と言いたくもなりますわ。

 

『Melody Palette』(Negicco)は、今や全新潟県民が認めること間違いなしのご当地アイドルユニットによる1stアルバム。渋谷系ポップス・シティポップが基軸となったアイドルポップス群は いずれもネギの如く噛めば噛むほど口いっぱいに旨味が広がる名曲・佳曲ばかり。んで以って、彼女たちの歌は人懐っこくて愛嬌がありますから、一枚通して聴けば作品のみならず彼女たちのキャラクターにも魅せられること請け合い。ちなみに、GMT47とは何の関係もありません。松岡茉優が演じた埼玉娘が着用するコスの元ネタになっただけ。

 

 

『claire』(花澤香菜)は、ざーさん自身の人気に媚びず、アイデアとクオリティで勝負に挑んだ傑作の一枚。媚びてはいないけど、彼女ならではの持ち味やギミックがたっぷり盛り込まれている。可愛らしくてオシャレで「ダルいし寒いし布団から出たくなーい!」って時でも気軽に楽しめる 渋谷系ポップアルバム。予想以上の出来栄えだったし、発売から6年以上経過した今でも飽きることなく楽しませてもらってます。

 

『FEEL』(安室奈美恵)は、「見ざる・言わざる・聞かざる」をアーティスティックに表現したジャケ写が目を惹く一枚ですが、ラインナップとしては、EDMに本腰を入れた楽曲やトライバルな楽曲など、日本のリスナーだけに照準を絞らず 世界のトレンドを意識してダンスミュージックに取り組んだ、ってな感じが。「英語は地球語」じゃないけど、「安室ちゃんの音楽=地球人共通のポピュラーミュージック」みたいな指標が根底にあり、それが日本を代表するディーバたる風格を纏った上で結実した、そんな印象の一枚ですな。

 

 

『LANDSPACE』(LiSA)は、前作よりも音がメロコア寄りになり、アニソン畑に居ながらも雰囲気がロキノンっぽくなってきたことが伺えるアルバムもといラブレター。個人的にはいい変化だと思いました。LiSAのボーカルにでら嵌まってることだし。あと、このアルバムは『best day, best way』以降の流れがミラクルすぎ。どんだけ入念にデートのシミュレーション練ってんだって話ですよ。

 

 

『I Got A Boy』(少女時代)は、日本盤ではなく韓国盤のアルバム。華やかなダンスナンバーも ダッセえアイドルポップスも しっとりバラードも 怪力アレンジが施されたヒップホップも 全て高嶺の花的な佇まいで以って乗りこなしてしまう キレイで可愛くてエロくて上品フローラルないい匂いがするお姉さん達。毎度毎度こちらの期待にきちんと応えつつ、アッー!と驚くサムシングも魅せて楽しませてくれるし、なんていうか…うん、大好き!

 

 

『Scenes of Infinity』(LIGHT BRINGER)は、80年代テイストのテクニカルなHR/HMサウンド、古き良きアニソンライクな草メロ、RPG的ファンタジックなアレンジ、重度の中二病を患った感バリバリの歌詞を装備した 超強力な一枚。女性らしいキュートさを有しつつ、「こういうのを女子力っつーんだよ!」という主張を忍ばせたようなパワフルさを発揮するFukiのボーカルも絶品。そんな彼らがアニソン/ゲーソン界隈に属していないどころか一度たりとも関与したことがないというのは、コレを聴く限りだと とても信じがたいというか勿体無いというか。

 

『THE 20/20 EXPERIENCE』(Justin Timberlake)は、part1,2併せてのこの順位(満足度)です。シックでラグジュアリーなアダルトR&B、とくと堪能させていただきました。どんなイレギュラーな事態が起ころうとも取り乱すことのないキメキメスタイリッシュぶりは まさしく紳士そのもの。いわゆる「暑苦しい」とか「硬派」とか そういうのとは一線を画した男らしさがとにかく痺れるほどカッコいいんで、めっちゃ気に入ってます。

 

 

『BLAU』(藍井エイル)は、アニソン界のミステリーヴァージンにして 平成の世を駆けるジャンヌ・ダルクでもある彼女のイメージと、ヒロイックで凛々しいボーカルを活かした楽曲が勢揃いのアルバム。声量・表現力のいずれも着実にステップアップしていることもあり、Fateトリビュート盤という変な肩書きのミニアルバム以上の充足感が味わえました。等身大の女性の姿をイメージさせるポップソングも好印象。初回特典のブックレットやDVDで拝めるエイルちゃん いとうつくし。

 

 

『MIRACLE』(三代目J Soul Brothers)は、こんな既存曲まみれのラインナップだってのに、数少ない新曲がどいつもこいつも意欲性に満ち溢れているわ アルバム後半戦は攻めに走りすぎているわで、ひとえにオリアル詐欺とは片付けられない 意外と強力な一枚。そのおかげで 三代目ならではのオリジナリティを確立することが出来たし、EXILEの二番煎じなイメージを打破することにも見事成功。いやあ見直しましたよ、登坂・今市 両氏。J Soul Brothersのフロントに立つ者たる漢っぷりをまざまざと見せ付けてくれちゃって!

 

 

『JUSTICE』(GLAY)は、これまでのGLAYにありそうでなかった「みんな楽しそうにロック演ってんな~」感を密封したアルバム。「革命」と謳うほど大それたことに手を出しちゃいませんが、お馴染みのGLAY節を堅持しつつ、これまでのアルバムとは明らかに異なる 荒々しくて生々しいグルーヴ感が備わっているのがGLAYの作品としては何気に新鮮。

 

 

『演出家出演』(パスピエ)は、ジャケ写のセンスとかどうも好きになれんし、初回盤のみの特典(?)もイマイチではあるけど、一度聴いただけで気持ちよくなってしまう即効性と、聴けば聴くほど余計深みに嵌まる中毒性を兼備した、すこぶるポップな装いで実はとてつもなく恐ろしい魔性のアルバム。女性ボーカリストの歌唱は アバンギャルドな印象も少なからずあるものの、温もりや繊細さを多分に孕んでいて、メロディアスな楽曲でその持ち味が遺憾なく発揮されてるんですよね。古臭くてキラキラしたシンセや キメ細やかで意外と骨太なグルーヴを備えた演奏もいいっすな。

 

 

『PAIN KILLER』(moumoon)は、心に安らぎを齎し、段々と素直になっていくという、「PAIN KILLER(=”痛み止め、鎮痛剤”)」なるタイトルに偽りナシのハートフルなアルバム。YUKAさんの歌唱・歌詞と楽曲との相乗効果がいつにも増して絶大でめっちゃくちゃ濡れました。どこがって、そりゃもちろん瞳と顔が。にしてもYUKAさんってほんと凄い人だな。いろんな角度から見てもビックリするくらいエロ要素が見当たらないのに、なんか女性としてすごく出来杉てる感じがする。だけど息苦しさとか敷居の高さとかは感じないっていう。

 

 

『なんだこれくしょん』(きゃりーぱみゅぱみゅ)は、「3才からのきゃりーぱみゅぱみゅ」「3才からのystk」「3才からのJ-POP」…。とある芸人シンガーのアルバムタイトルを拝借して換言するならこんな感じになります、っていうアルバム。前作に引き続き、年齢不問の娯楽性に富んだ内容で、ystkプロデュースなのに天下の浅倉節やAOR要素なんかも押さえてあったりします。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です