平成の音楽を総括するの巻#4【平成4年(1992年)】

平成の音楽を総括するコーナー第4弾。当時は6,7歳でこの年の4月に小学校へ入学。まだまだ自分から好んで音楽を聴くようにはなってませんでしたが、給食の時間に流れるお昼の放送で当時のヒット曲がちょいちょい流れてたので、これまでよりはトレンドのナンバーを耳にする機会が増えたかなといった感じ。当時だと、『それが大事』(大事MANブラザーズバンド)『君がいるだけで』(米米CLUB)『ガラガラヘビがやってくる』(とんねるず)『世界中の誰よりきっと』(中山美穂&WANDS)などを聴いた覚えがあります。

 

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★平成4年(1992年)

【SONGS BEST 20】

◆『Bye For Now』 / T-BOLAN
◆『ZERO』 / B’z
◆『もっと強く抱きしめたなら』 / WANDS
◆『ムーンライト伝説』 / DALI
◆『一番偉い人へ』 / TUNNELS
◆『ガラスのメモリーズ』 / TUBE
◆『クリスマスキャロルの頃には』 / 稲垣潤一
◆『夢』 / THE BLUE HEARTS
◆『IN MY ARMS TONIGHT』 / ZARD
◆『YA-YA-YA』 / ZOO

◆『#1090~Thousand Dreams~』 / 松本孝弘
◆『いつまでも変わらぬ愛を』 / 織田哲郎
◆『シュラバ★ラ★バンバ』 / サザンオールスターズ
◆『世界中の誰よりきっと』 / 中山美穂&WANDS
◆『Good-by morning』 / 宇徳敬子&近藤房之助
◆『もう恋なんてしない』 / 槇原敬之
◆『DA・KA・RA』 / 大黒摩季
◆『Woman』 / 中西圭三
◆『背徳の瞳~Eyes of Venus~』 / V2
◆『OH SHINY DAYS』 / TWINZER

 

【ALBUM BEST 10】

◆『RUN』 / B’z
◆『世に万葉の花が咲くなり』 / サザンオールスターズ
◆『Keep The Faith』 / BON JOVI
◆『IMAGE』 / LUNA SEA
◆『SO BAD』 / T-BOLAN
◆『Rage Against The Machine』 / Rage Against The Machine
◆『FRIENDS』 / B’z
◆『Don’t Look Back』 / 川島だりあ
◆『Neptune』 / 久保田利伸
◆『The Swinging Star』 / DREAMS COME TRUE

 

 

ということで、1992年も引き続きCDセールスがバグっておりば。
ドラマ主題歌は前年と同様に好調で、「愛という名のもとに」主題歌の『悲しみは雪のように』(浜田省吾)、「素顔のままで」主題歌の『君がいるだけで』(米米CLUB)、「子供が寝たあとで」主題歌の『もう恋なんてしない』(槇原敬之)、「君のためにできること」主題歌の『You’re the Only…』(小野正利)、「親愛なる者へ」主題歌の『浅い眠り』(中島みゆき)、「ホームワーク」主題歌の『クリスマスキャロルの頃には』(稲垣潤一)、「誰かが彼女を愛してる」主題歌の『世界中の誰よりきっと』(中山美穂&WANDS)など、ミリオンセラーが次々と続出しました…って前年以上にバグってんじゃねーかよ!

 


 

アルバムも同様で、ミリオンセラーが多発し、さらにはB’zがアルバム『RUN』で初動売上の歴代記録を更新し(約119万)、その2週間後にドリカムのアルバム『The Swinging Star』が初動(約120万)だけでなく累計売上(史上初の300万越え)までも更新するという これまた前年以上のバグが発生しておりば。

 

ではでは楽曲のほうから見ていくと。1992年のトップにはT-BOLAN『Bye For Now』を選びました。この年の序盤からシングル『離したくはない』がロングセラーとなり、9月発売のシングル『じれったい愛』で本格的にブレイク、その2ヵ月後にリリースされたのがこの曲で、彼らにとって初となるミリオンセラーを記録した作品。いやあ名曲っしょーこりゃ!それだけに、ミリオンヒットになった割に回顧系番組で取り上げられる機会がさほど多くないのが本当に勿体ない。

また、この曲は小動物系アクトレス・裕木奈江の初主演ドラマ「ウーマンドリーム」の主題歌に起用されたのですが、割りと良い使われ方だったと思います。Aメロが場面に応じて平歌にもサビにも聴こえるというこの曲特有のマジックがドラマのOP映像でもしっかり発揮されてたし。

 

同じく「ウーマンドリーム」の挿入歌として起用された『Good-by morning』(宇徳敬子&近藤房之助)『泣いてないってば』(裕木奈江)『悲しき自由の果てに』(川島だりあ)『Dreamin’』(池森秀一)なども良かったですね。ちょっと挿入歌が多すぎるけど笑(なんと10曲以上も挿入歌が存在します)。

 

ほんで、↑のSONGS BEST20をご覧いただければ明らかですが、ビーイング系がやたら多いです。前述のT-BOLANに加え、『ZERO』(B’z)『もっと強く抱きしめたなら』(WANDS)『ガラスのメモリーズ』(TUBE)『#1090~Thousand Dreams~』(松本孝弘)『IN MY ARMS TONIGHT』(ZARD)『いつまでも変わらぬ愛を』(織田哲郎)『DA・KA・RA』(大黒摩季)『OH SHINY DAYS』(TWINZER)などなど。既にトップアーティストの地位に君臨していたB’zの人気がよりヤバいことになったり、TUBEが数年前からセールスがじわじわと右肩上がりになっていたり、前年にデビューしたZARD、T-BOLAN、この年デビューした大黒摩季がブレイクしたりと、ビーイング系アーティストがこぞって頭角を表し始めたのがこの時期で、翌年にピークを迎えることとなります。

 


 

そこでWANDSですよ。『もっと強く抱きしめたなら』は リリース当初はまだ無名だったこともあり大した売上ではありませんでしたが、三井生命のCMソング起用、Mステなどの音楽番組出演、中山美穂とのコラボ、ボーカル上杉昇のビジュアルが徐々に洗練されイケメン度がアップする(?)といった様々な出来事が相乗して演歌ばりの超ロングセラーを記録した楽曲。7/1発売なのに初のベスト10入りは年末、そしてチャート1位に君臨したのは翌年1月ですからね。しかも、冬彦さん現象を巻き起こしたシュール&サスペンスドラマ「ずっとあなたが好きだった」主題歌の『涙のキッス』(サザンオールスターズ)よりも売れちゃってるし。これで一発屋にならず そのままトップアーティストの仲間入りを果たしたのがまた凄い話。

 

あと、↑のWANDSとは別に 印象深い1992年のチャートアクションを挙げておくと、『クリスマスキャロルの頃には』(稲垣潤一)『Bye For Now』(T-BOLAN)『世界中の誰よりきっと』(中山美穂&WANDS)が3週連続1, 2, 3位のポジションを維持していたなんてことがありました。中山美穂&WANDSに限って言うと、発売から8週連続12万~14万のセールスをずっと維持していたという地味に凄い記録を持っていたりします。3曲とも1992年末を代表するナンバーですな。特にクリキャロの売れ方は凄かった。クリスマスが終わった途端に急降下したけど(当たり前)。

 


 

ビーイングの話ばっかになっちまった。『背徳の瞳~Eyes of Venus~』を歌うV2とは、YOSHIKIと小室先生によるユニットで、ボーカルを務めているのは小室先生。双方の音楽性が融合したような楽曲というか、『Silent Jealousy』を小室先生っぽいデジタルアプローチで解釈したような感じがするナンバーで、曲自体は凄く良いんですけど、如何せん小室先生のボーカルが…。個人的にはお世辞にも味があるボーカルとは言いがたいし、やっぱりToshlが歌うか、若しくはBUCK-TICKの櫻井氏をフィーチャーしたほうが絶対良かったと思うんだけど。

 

『一番偉い人へ』を歌うTUNNELSとは とんねるずのことです。清々しくも仄かに熱いポップサウンドに社会風刺や尾崎豊に対するアイロニーを絡めた歌詞を乗っけた とんねるず随一の名曲であります。彼らにとって最大のヒットとなった『ガラガラヘビがやってくる』も1992年リリースで、この曲も好きです。っていうか、こっちはリアルタイムで聴いてた馴染み深い曲だし。

 

ブルハ『夢』は、2002年に放送された月9ドラマ「人にやさしく」の主題歌に起用されたのが切っ掛けで知りました。私の世代はだいたいそうだと思うけど。ZOO『YA-YA-YA』は、JR東日本 SKI SKIのタイアップにはあんま合わなそうな躍動感たっぷりのアクティブなアップナンバー。 ヒットしましたけど、(HIRO社長曰く)数ヶ月にチャゲアスのほぼ同タイトル曲の特大ヒットにより敢えなく食われてしまいました。

 


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んでアルバム。この年にはBUCK-TICK『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』なるセルフカバーアルバムをリリースしており、私的にはこの年で言えば『RUN』(B’z)に次いでかなり好きなアルバムなのですが、敢えてこのランキングからは除外しました。ベスト盤ではないんですけども、なんかちょっと際どい立ち位置なんで。

 

ということで、この年のトップにはまたしてもB’zのオリジナルアルバム(『RUN』)を選出。これに限らず、アルバムでもビーイングからのチョイスが多めで非常にアレなんですけども。現在にも通ずるハードロック志向を前面に押し出した初めてのアルバムで、特大セールスに恥じることのない傑作の一枚であります。

 

T-BOLAN『SO BAD』は、彼らの硬派な側面がやっとサウンドに表れるようになったアルバム。シングルでは魅せることがないハードロックナンバーが特にカッコいいのですが、音量があり得ないくらいに 小っちゃ!この時期のアルバムは大体どれもそんな感じですけど、このアルバムはその中でも抜きん出て小っちゃいんで、そこが難点。

 

川島だりあ『Don’t Look Back』も良き一枚です。音触りは全盛期ビーイング特有のソレですけど、気迫に満ちた歌唱、ZARDとは真逆を行く下世話で生々しい歌詞、退廃的なハードロックサウンドはどれもパンチが聴いており、他のビーイング勢とは全く似通らない独自の世界観を有してます。

 

サザン『世に万葉の花が咲くなり』は、楽曲におけるパブリックイメージと前作と同様のラジカルな精神を内包した良きアルバム。LUNA SEAのメジャーデビュー作『IMAGE』は、狂気と緻密さとV系っぽさを漏れなく密封した一枚で、ブレイク前の作品だからと侮ってはならない佳作。

 

アメリカのロックバンド・Rage Against The Machineのデビュー作『Rage Against The Machine』は、後に多発するミクスチャーロックの先駆けとも言うべき一枚で、資料確認的な感覚を抜きに今聴いてもカッコいいっす。空耳アワーで登場したことがある曲も存在するので、その感覚で嗜むのもアリかもしれませんね。

 


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