平成の音楽を総括するの巻#5【平成5年(1993年)】

平成の音楽を総括するコーナー第5弾。当時は7,8歳で、この時期もまだまだ能動的に音楽を聴いてはいませんでした。給食の時間に流れるお昼の放送に加え、スラムダンクなどのアニメやCMでなんとなく当時の楽曲を耳にしてるだけといった感じで、個人的には前年から全く進歩がありませんでした。

 

 

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★平成5年(1993年)

【SONGS BEST 20】

◆『ART OF LIFE』 / X JAPAN
◆『Moon Revenge』 / セーラー戦士(三石琴乃・久川綾・富沢美智恵・篠原恵美・深見梨加)
◆『Jumpin’ Jack Boy』 / WANDS
◆『Amethyst』 / YOSHIKI
◆『チョット』 / 大黒摩季
◆『風にまぶしい』 / ZYYG
◆『クリスマス・ラブ』 / サザンオールスターズ
◆『NAKED DESIRE』 / access
◆『WE ARE THE CHAMP ~THE NAME OF THE GAME~』 / THE WAVES
◆『Please Please Me, LOVE』 / Mi-Ke

◆『声にならないほどに愛しい』 / MANISH
◆『Memories』 / DEEN
◆『なぜに君は帰らない』 / CHAGE&ASKA
◆『DANCING JUNK』 / SUPER MONKEY’S 4
◆『Cross Road』 / Mr.Children
◆『Try Boy, Try Girl』 / 前田亘輝
◆『$10』 / SMAP
◆『RUN』 / 長渕剛
◆『君がいない』 / ZARD
◆『裸足の女神』 / B’z
◆『夢 with You』 / 本城裕二

 

【ALBUM BEST 10】

◆『Little Bit…』 / WANDS
◆『時の扉』 / WANDS
◆『darker than darkness -style 93-』 / BUCK-TICK
◆『EDEN』 / LUNA SEA
◆『HEART OF STONE』 / T-BOLAN
◆『In Utero』 / Nirvana
◆『EXPERIENCE MOVIE』 / THE YELLOW MONKEY
◆『ACCESS Ⅱ』 / access
◆『揺れる想い』 / ZARD
◆『Memories Of Blue』 / 氷室京介

 

 

 

というわけで1993年、この先 二度と訪れることがないであろうビーイング旋風が巻き起こった1年であります。今や国民的応援ソングとなった『負けないで』で不動の地位を確立したZARD、前年リリースされた『もっと強く抱きしめたなら』が昨年末に続き年明け早々から大ヒットを記録、シングル『時の扉』以降もその勢いを見事に継承しトップアーティストのポジションを確固たるものにしたWANDSを筆頭に、B’z、TUBE、T-BOLAN、大黒摩季、DEEN、ZYYGなどがヒット曲を連発。挙げ句の果てにはZYYG、REV、ZARD、WANDSといったビーイング系アーティストの選抜ユニットと長嶋茂雄がコラボしてCDを出しちゃうという スペシャルなようで誰得と思わずにいられない珍企画が飛び出したりもしましたしね。

 

また、ビーイングの快進撃が影響してか、CDセールスは前2年以上にえれぇことになり、2月には週間で8万枚売ってもベスト10入りできないという とてつもなくハイレベルなチャートがあったりもしました。ちなみにそれは、T-BOLAN『おさえきれないこの気持ち』がバンド史上初の1位を獲得した週です。

 

そして、この年の目を惹くチャートアクションをピックアップするなら、11月第2週に発売のシングルが初登場したチャートベスト10。藤井フミヤ『TRUE LOVE』(1位)、X JAPAN『Tears』(2位)、T-BOLAN『わがままに抱き合えたなら』(3位)、SMAP『$10』(5位)、ZYYG『風にまぶしい』(6位)、Mr.Children『Cross Road』(9位)、前田亘輝『Try Boy, Try Girl』(10位)と、当時を象徴するアーティストや楽曲、そして本当に近い将来大ブレイクするアーティストがこぞってベスト10に初ランクインしており、実に豪華絢爛。当時『Cross Road』がミリオンセラーとなり、ミスチルが日本を代表するトップアーティストになる近未来を誰が予測できたか。そして、前田亘輝のソロシングルが何故80万以上ものビッグセールスを記録できたのか、ぶっちゃけ未だによく分からない。いや、ファンキーでパンチの効いたカッコいい曲ですけれども。やはりリアルタイムでこの時期の音楽シーンを能動的に体感してないと、この辺はどうも掴めないっすな。 

 

CROSS ROAD
Mr.Children
2001/07/11 ¥250

 

どの曲も好きですけど、この中だと私的には圧倒的に『風にまぶしい』(ZYYG)派。ビーイングの王道ど真ん中という他ないスーパー煌びやかな疾走ロックナンバー。大したヒットにはならなかったけども、サウンド的には1993年のトレンドをダイレクトに示す楽曲なんではないかなと。

 

風にまぶしい
ZYYG
1993/11/10 ¥250

 

それではSONGS BEST 20に触れていきますと、この年のトップにはX JAPAN『ART OF LIFE』をセレクトしました。収録時間 約29分という超大作ではありますが、雰囲気的には『Silent Jealousy』の尺が長くなり より派手になっただけって感じの曲なんで、『Silent Jealousy』が好きな人は29分という時間に敬遠せず是非聴いてみましょう。

 

ART OF LIFE
X JAPAN
1993/08/25 ¥-1

 

んでYOSHIKI『Amethyst』は、ドラマ「徹底的に愛は…」挿入歌であり、後にX JAPANのライブのオープニングSEとして使われるようになったクラシック系のインスト。ふつくしすぎる。同ドラマの主題歌であり、これまたYOSHIKIが手掛けた『今を抱きしめて』(NOA)も良曲です。ちなみに、この曲を歌っていたNOAというのは、このドラマに出演していた仙道敦子と吉田栄作によるユニット(“NO”buko Sendou+”A”-saku Yoshida)。

 

Amethyst
YOSHIKI
2013/08/27 ¥200

 

そして、前年に続きこの年もビーイング系の楽曲が多々セレクトされてます。WANDSからは『Jumpin’ Jack Boy』をセレクト。他のシングル曲も全て好みだけど、やっぱこの曲が断トツかな。サウンドこそ爽快疾走ポップですけど、タイトルはなんだかアイロニカルで、上杉昇の自我がこの時点でちょっと滲み出ているような感じが。

 

Jumpin’ Jack Boy
WANDS
1996/03/16 ¥250

 

大黒摩季『チョット』はビーイング特有のサウンドアプローチがガンガンぶち込まれたロッキッシュなダンスナンバーで、彼女の全ディスコグラフィーの中でも最も好きな楽曲。なんといっても「傷ついたなんて思わない!ありがとうなんて絶対言わない!」っていうこのラップが痛快だよな。これこそがこの曲のハイライト。

 

チョット
大黒摩季
2003/07/25 ¥250

 

同じくビーイングに属するDEEN『Memories』もめっちゃ良いです。ブラックミュージックをこれまたビーイング特有のサウンドアプローチで薄味(ブラックテイスト控えめ)かつチープにアウトプットされているのですが、このB級グルメ的なアレンジは私的にかなりアリだな。

 

女性2人組のMANISHもビーイング系アーティスト。『声にならないほどに愛しい』はガールポップをビーイングサウンドで解釈したような瑞々しいアップナンバーで、激しくアーリー90sすぎる味わい。

 

Mi-Ke『Please Please Me, LOVE』は結果的に彼女たちのラストシングルとなった ブリティッシュロックテイストの楽曲。これもまたいい宇多田なあ。

 

Please Please Me, LOVE
Mi-Ke
2011/07/20 ¥250

 

『Moon Revenge』 / セーラー戦士…この表記を見ていただければお分かりかと思いますが、これはセーラームーンのテーマソングです。厳密には、アニメの楽曲ではなく『劇場版 美少女戦士セーラームーンR』クライマックスシーンで使用されたナンバー。セーラームーンの全作品の中でも特に好きなストーリーで、さらにその中でも最も泣けるシーンで使われていたこともあり、映像を抜きに楽曲だけを耳にしても感涙すること不可避。まあストーリーを観ずにいきなりコレ聴いても感涙しようがないと思いますけども。

 

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『NAKED DESIRE』(access)は、初のベスト10入りにして初のベスト3入りをも果たしたという意味ではaccessの出世作にあたる楽曲。にしても、初めて聴いた時からずっと思ってたけど、「ヘーイ!」だの「ショット!」だの サビのシャウトがくそダサいし、よくこんな楽曲でブレイクできたなと変に感心しちゃったりもします。同じデジタルポップスユニットにして彼らの先輩にあたるTMNは、この年『一途な恋』で久々のシングルリリース。TMNにはどうも嵌まれない私ですがこの曲は気に入りました。展開を追うごとにメロディがいちいち転調するのが特徴的であり鬼畜でもありで。

 

NAKED DESIRE
access
1995/10/01 ¥250

 

『WE ARE THE CHAMP~THE NAME OF THE GAME~』というのは、タイトルを見ただけでは さっぱり分からんという方も少なからず居るかもしれませんが、Jリーグのテーマ曲とか「オ~レ~オレオレオレェ~~~♪」の曲とか言えばピンとくる人も多いのでは。1993年を代表する曲を1つ挙げるなら これで決まりでしょ。

 

WE ARE THE CHAMP (ANDRELECHT CHAMPION)
THE WAVES
2008/04/16 ¥250

 

長渕剛『RUN』も凄く良いです。なんつーか、修行僧みたいな雰囲気を醸し出していて全体的にくっそ渋いです。長渕の声も そこまでするか!?ってくらいにしゃがれてるし。

 

RUN
長渕 剛
2014/07/02 ¥250

 

『なぜに君は帰らない』(CHAGE&ASKA)は私が初めてリアルタイムで聴いたチャゲアスの楽曲。当時SUBARUのCMでよく流れてましたからね。歌いだしの部分が使用されていたんですけども、それだけにこの曲を初めてフルサイズで聴いた時はあまりの気迫と壮大さにびっくらこいたもんです。CM部分と印象が全然違うやんって話よ。

 

『夢 with You』を歌う本城裕二とは、フジテレビが誇る3大架空のミュージシャンの一人(あとの二人は蓮井朱夏と桜庭裕一郎)で、三上博史が演じるドラマ(『チャンス!』)のキャラクター。いやあ三上は凄いわ。歌も上手いし、ドラマ『あなただけ見えない』での多重人格の怪演も強烈だったし、背丈が低いことを除けば ほとんど隙がないやん。

 

夢 with You
三上博史(本城裕二)
1993/08/21 ¥250

 

そして、アルバムですが、ご覧の通りWANDSが1,2位を独占してます。どちらもこの年発売のオリジナルアルバムで、大まかな方向性はあまり変わりありませんが、『Little Bit…』は彼らのルーツであるハードロック要素がやや前面に出るようになったのが特徴的。ぶっちゃけ1993年のJ-POPど真ん中って感じバリバリのスーパービーイング的な作風でしかないのですが、ハイスペックで代替のきかない 上杉昇のボーカルと柴崎浩のギターがその他大勢に埋もれない魅力をぶっ放しているがゆえに、2作とも今でもよく聴くアルバムです。

また、WANDSはこの年アルバム『時の扉』と シングル『愛を語るより口づけをかわそう』を4/17に同時リリースしていまして、シングル・アルバムともに4週連続で1位を獲得し、共にミリオンセラーを記録するという快挙を成し遂げています。

 

BUCK-TICK『darker than darkness -style 93-』は、「僕は狂っていた~♪」と のたまっていた前作(『狂った太陽』)よりもさらに深化を遂げ 大輪の悪の華を狂い咲かせた名盤。音触り的にはやっぱり少なからずアーリー90sなV-ROCKって感じがするけど、それでも同時期のビーイングサウンドみたいな古臭さがないゆえ 今聴いても純粋にカッコいい。

 

T-BOLAN『HEART OF STONE』は、青春まさかりな爽快感、熱さ、眩さ、儚さを内包した硬派なサウンドが魅力的で、私的にはこれが彼らのベストな1作。

 

accessの2ndアルバム『ACCESS Ⅱ』は、キャッチーでデジタルポップスを基軸にロックテイストや 貴水ヒロ・浅倉先生の双方が持ち得るダサさがしっかりブレンドされた佳作。各曲が放つ なんともいえんダサさは狙ってやってんのか天然なのかイマイチよくわかりません。

 

ZARD『揺れる想い』はオリジナルとしては最大のヒットとなったアルバムで、1曲目からラストまでとにかくパブリックイメージそのまんまとしか言いようがない 名刺代わりな1作。ジャケ写や歌詞カードの泉水さんふつくしすぎる。

 

揺れる想い
ZARD
2006/10/25 ¥250

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