平成の音楽を総括するの巻#6【平成6年(1994年)】

平成の音楽を総括するコーナー第6弾。当時は8,9歳で、このあたりから少しずつではあるけど ドラマやらバラエティ番組やらを観るようになって、それが切っ掛けで音楽やらタレントやらアーティストやらをプッチモニばりにほんのちょこっとずつ知るようになったって感じですね。私が能動的に音楽を聴くようになるのは もちっと先の話になります。

 

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★平成6年(1994年)

【SONGS BEST 20】

◆『MISTY HEARTBREAK』 / access
◆『世界が終るまでは…』 / WANDS
◆『Rusty Nail』 / X JAPAN
◆『Hey Hey おおきに毎度あり』 / SMAP
◆『survival dAnce ~no no cry more~』 / trf
◆『ROSIER』 / LUNA SEA
◆『MOTEL』 / B’z
◆『ラブリー』 / 小沢健二
◆『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』 / Mr.Children
◆『Break Down』 / REV

◆『HEART』 / CHAGE&ASKA
◆『春よ、来い』 / 松任谷由実
◆『早くしてよ』 / 久宝留理子
◆『マリア』 / T-BOLAN
◆『HELLO, IT’S ME』 / L⇔R
◆『VIRGIN BEAT』 / 氷室京介
◆『この愛に泳ぎ疲れても』 / ZARD
◆『恋しさと せつなさと 心強さと』 / 篠原涼子 with t.komuro
◆『IT’S ONLY LOVE』 / 福山雅治
◆『愛が生まれた日』 / 藤谷美和子・大内義昭

 

【ALBUM BEST 10】

◆『MOTHER』 / LUNA SEA
◆『LIFE』 / 小沢健二
◆『The Downward Spiral』 / Nine Inch Nails
◆『The 7th Blues』 / B’z
◆『Definitely Maybe』 / Oasis
◆『SHAKE THE FAKE』 / 氷室京介
◆『孤独の太陽』 / 桑田佳祐
◆『Tierra』 / L’Arc-en-Ciel
◆『HIDE YOUR FACE』 / hide
◆『SMAP 006 SEXY SIX』 / SMAP

 

 

ということで1994年。前年あれだけ鬱陶しいくらいに幅をきかせていたビーイング勢は、人気こそまだまだ健在であるものの 勢いは少し落ち着いてきた感じの時期でした。ZARD, WANDS, T-BOLANはいずれも前年に比べてリリースペースが緩やかになったし。逆に大黒摩季は前年末の『あなただけ見つめてる』や この年の『夏が来る』『永遠の夢に向かって』の大ヒットで前年以上の人気を獲得しました。ほんで、この年に台頭してきたのが、SMAP, Mr.Children, trf。ブレイクの経緯や世間のフィーバーぶりはリアルタイムで体感してはいないものの、まだまだ音楽に疎かった当時の私でもこの3組の名前や楽曲は知ってたから、やっぱとてつもなかったんだろうな~みたいな(適当)。

 

ではでは楽曲をクローズアップしていきますと、この年のトップにセレクトしたのがaccess『MISTY HEARTBREAK』。彼らはこの年シングル6枚、リミックスシングル4枚(リミックスの作業にもaccessの2人が携わってます)、アルバム1枚をリリースと、精力的かつファンの財布泣かせな活動を行っていましたが、その中でもやっぱこの曲こそがaccessの真骨頂でしょう。当時の感覚的になんだか時代の先を走ってそうな感じがある(今聴くとバリバリ90年代中期って感じしかしないけど)デジタルサウンドや情熱的かつメロディアスな歌メロ、そしてホモホモしさをものともしない2人のアイドルライクなビジュアルがとにかくカッコいいのですよ。リアルタイムで彼らの活動を見てたら間違いなくド嵌まりしてただろうし、突如の活動休止(1995年1月1日に発表)にどデカいショックを受けてただろうと容易に想像がつきます。

 

 

この年ようやくブレイクを果たしたSMAPからは『Hey Hey おおきに毎度あり』をセレクト。世間一般的に絶大な支持を得ている『がんばりましょう』『オリジナルスマイル』、光GENJI全盛期を想起させるバリバリのアイドルポップス『君色思い』、ブラックコンテンポラリーに着手した くそカッコいい『たぶんオーライ』と、この年リリースされたSMAPの楽曲はどれもこれも名曲ですけど、エセヒップホップとエセ関西弁を恥ずかしげもなく演ってのけた この珍曲が個人的にベストかな、1994年という括りの中だと。

 

『世界が終るまでは…』は、WANDSにとって3番目のヒットシングルとなるナンバーで、今となってはコレが彼らの代表作(最も知名度や人気が高い曲)という位置付けになってるような感じも。シングルとしてはこれがポップス期の最後の作品となるわけですが、前年までのヒット曲に比べれば時代錯誤感が極めて薄いのもいいっすね。個人的にもWANDSの全楽曲の中でも特に好きな楽曲。

 

この年ブレイクするばかりかモンスター級のトップアーティストにまで一気に昇格してしまったミスチルからは『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』を選びました。1994年発売シングルの最大ヒット作となった『Tomorrow never knows』も好きな曲だし、リアルタイムで聴いてる分こっちのほうが馴染みがあるんですけども、どういうわけか こっちのほうが好みなので。

 

 

trf『survival dAnce ~no no cry more~』はリアルタイムで聴いた時から好きだった楽曲。今改めて聴くと、単純明快かつ小室イズム炸裂の超絶キャッチーなサビも然ることながら、やけにエモーショナルで青春まさかり感溢れた平歌のメロディがマジで絶品だなと なんだかしみじみ感じちゃいます。そりゃカラオケ受けしますわ。

 

 

ビーイングに属するREVのデジロックナンバー『Break Down』は、元々好きな曲でしたけど、当時「夜もヒッパレ」で中居くんと慎吾が歌ってる映像を観たのが切っ掛けでさらに株を上げたナンバー。むしろ本家よりも中居くん慎吾によるテイクのほうが好きなんですけど…なんて言ったら怒られますか。

 

CHAGE&ASKA『HEART』もリアルタイムで聴いた楽曲。『なぜに君は帰らない』とはまた違ったドラマティックさを有した名曲っすな。鈴木保奈美主演の映画「ヒーローインタビュー」主題歌で、その映画を観た時に聴いたのよね。映画自体はぶっちゃけイマイチだったけど、とにかく鈴木保奈美が可愛すぎる!ついでに言うとこの年「この世の果て」という月9ドラマで主演を務めており、初の汚れ役に挑んでいたのですが、実は胸の奥底にピュアな愛を秘めているという そのギャップに萌えずにはいられないわけですよ!ああもう鈴木保奈美くっそ萌え!萌えよドラゴン ホァチョーーー!!って絶叫したくなるほどに萌え萌えだよ保奈美さん!

 

ということで、だいぶ脱線してしまいましたが、お次は久宝留理子 『早くしてよ』、めっちゃ良い曲やんけ。清く正しくガールポップど真ん中って感じで。

 

 

篠原涼子 with t.komuro『恋しさと せつなさと 心強さと』は、名義の通り小室先生がプロデュースした楽曲。trfがブレイク街道を突っ走ってるさなかでの大ヒットということもあり、小室先生がプロデューサーとして本格的に大ブレイクすることになったわけですな。そして、こういった一連の流れが翌年のH Jungle with tに繋がっていくと。強気な女感を打ち出した的なサウンドはかなりカッコいいのですが、如何せんアウトロが不穏すぎる。「I love you」を連呼するコーラスがその不穏さにさらなる拍車を掛けてきます。

 

L⇔R『HELLO, IT’S ME』は、ポッキーのCMと、そこから派生した映画「四姉妹物語」で聴いた楽曲。美しい夕焼け空の画が浮かんでくる雄大なイントロからして素晴らしいっすな。

 


 

藤谷美和子・大内義昭によるデュエット曲『愛が生まれた日』。これは後追いで聴いた楽曲なのですが、何が驚きかって、こんな昭和臭さハンパない歌謡ナンバーが平成6年発売の楽曲だったということ。そしてこれがロングセラーの末にミリオンを突破してしまったこと。まままマジですか!?一体なにゆえ!?「そのうち結婚する君へ」という大ヒットドラマの挿入歌だそうですが、池田聡が歌う主題歌がスマッシュヒット程度に止まったことを考えるとますますわけわかめ。でもまあ良い曲ですよね。なんとなくレンタルしたデュエット曲のコンピアルバムに入ってたから聴いてみたって感じなんですけど、不覚にも嵌まってしまった。

 

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そしてアルバム部門。これはダントツでLUNA SEA『MOTHER』でしょう。『ROSIER』がノンタイアップながらロングセラーの末 大ヒットし、続く先行シングル『TRUE BLUE』では初の1位を獲得し前作以上のヒットを記録するなど 勢いに乗り始めていた時期にリリースされた作品ですが、バンドが持ちうる独自性やバンドとしての強度を一切崩すことなく 大衆性と より一層のカリスマ性を身につけることに成功した超傑作の一枚であります。また、この作品によってビジュアル系というカテゴリーの印象が決定づけられ、彼らのフォロワーが後の音楽シーン(主にV-ROCKやJ-ROCKの界隈で)に多々出現するようになったわけですな。

 

 

オザケンこと小沢健二はこの年スチャダラパーとのコラボ曲『今夜はブギーバック』でヒットを飛ばし、アルバム『LIFE』の1年以上に渡るロングセラーにより大ブレイク。渋谷系というと多少なりともスノッブな印象があって それが聴き手を選ぶ要因の一つになっているようにも思えますが、このアルバムはそういう類を好む層をも越えて支持されるだけの普遍性やポップ感を兼備した名盤であります。まあそれでもオザケンのキャラクター性は包み隠さず放出されており、至るところで「~なのさ♪」とか王子様を気取りながら平然と歌っちゃってますから、いくらポップと言えど苦手な人はガチで受け付けられないかも(どっちだよ)。

 


 

Nine Inch Nailsの2ndアルバム『The Downward Spiral』 は、バンドのメインコンポーザーであるトレント・レズナーの心理状態がダイレクトに投影された インダストリアルロックアルバム。どす黒さとは違う下水道のような汚さやカオスをもよおすノイジーさがこれ快感な一枚であります。

 

 

B’z『The 7th Blues』は、ハードロックやブルースの要素を強化して重みと渋みが増していたり、2枚組全20曲入りとボリューム感が尋常じゃなかったり、その割に長尺ナンバーがやたら多かったり、シングル曲が1曲しかなかったり、お値段なんと5500円だったりと、ファンを篩にかけるようなハンデを抱えまくっていたにもかかわらず、初週ミリオン、累計160万を越えるセールスを記録してしまった怪物的アルバム。どの曲も多少なりともポップさを含有してるとはいえ、これだけ色んな意味で振り切っちゃってるこのラインナップであっさりミリオンを突破しちゃうとかハッキリ言って異常。当時のB’z人気の凄まじさが浮き彫りとなり、楽曲はもちろん そこに込められた精神性が痛快でカッコいいとイヤでも感じちゃう(別にイヤではないけど)強力すぎる一枚であります。X JAPAN『ART OF LIFE』と同じく、凄まじいボリューム感に敬遠することなかれですよ。

 

Oasisのデビューアルバム『Definitely Maybe』は、シンプル・イズ・ザ・ベストを地で行くオーバー・ザ・ボーダーなロックンロールアルバム。洋楽の聴き初めにはもってこいな一枚っすな。

 

 

ヒムロックこと氷室京介『SHAKE THE FAKE』は、ダンディーな渋みが加味されたハードロックアルバムで、アップナンバーも聴かせるナンバーもカッコいい充実作。

 

桑田佳祐『孤独の太陽』は、彼の思想や音楽性がむき出しになった サウンド的にも精神的にも骨太なアルバム。本作の直後に出たシングル『祭りのあと』も良かったですね。

 

ラルクのメジャーデビュー作『Tierra』は、顔面や表層、装飾のみならず、骨組みや細胞レベルで徹底的にヴィジュアル系を演ってのけた初期の傑作。ヴィジュアル系っぽさという意味では前述のLUNA SEAのアルバムよりもこっちのほうが上かもしれん。

 

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