Official髭男dism『Universe』を聴いて「髭男、やっぱ、やばい!」と感じた


『Universe』 / Official髭男dism
2021.1.9

2021年3月5日公開予定の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の主題歌『Universe』が1月9日より先行配信されました。
前作に続き、これがまた素晴らしい曲だったんで、軽くですが感想を書いてみました。

 

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ゴスペル要素を盛り込んだAORってトコですか。
ホーンセクションもそこそこに、
いつにもまして流麗な鍵盤が子ども相手に遠慮なく躍動しております。
ドラえもんタイアップのくせにコレは流石に洒落すぎてるやろと笑。

前作もそうでしたけど、これまた今までの髭男にはなかった類の作風で、
改めて髭男に対し、サイヤ人ばりの底知れぬ可能性をビンビン感じました。

もはやスカウターなんかいらんぞと。
竈門炭治郎の嗅覚もイントロ聴いた瞬間に驚嘆すること請け合いだぞと。
森田ひかるちゃんも思わず「髭男、やっぱ、やばい!」と漏らしちゃうくらい 曲としても素晴らしいし、
それでもこのバンド的には氷山の一角に過ぎず、
まだまだ手の内を魅せ切っちゃいないなとも思うわけです。

メンバー全員まだギリギリ20代の分際で
バンド名に相応のダンディズム(色気、落ち着き、洗練のされ様など)が
楽曲から醸し出されてるし、
藤原自慢の大音量ハイトーンボーカルが
単なる力任せでなく安定したグルーヴで以て炸裂する
サビの「ユ〜ニバ〜〜〜〜ス!!!!!!」とか
子どもどころか世代問わず常人ではまともに歌真似できやしないし、
曲だけ聴いてるとミスチルの『Birthday』以上に
キッズアニメ感が微塵も窺えませんが、
歌詞は子どもが描く将来や理想、
それにより生じる悩みや葛藤が描写されているし、
おそらくタイアップ先の舞台やストーリーとも
リンクしてんだろうな感もなんとなく汲み取れます。

Bメロ「夕陽に急かされ伸びた影」の「伸びた」は
「のび太」と掛けてるわけですね。
そしてサビは「0点のままの心で暮らして」と
のび太を想起させるフレーズを宛てがい、
さらには「満天の星の中僕の惑星」と、
押韻(「0点」「満天」と「暮らして」「惑星」)も意識した上に
「0点」の対にあたる「満点」と異口同音のフレーズ
「満天」を持ってくるこの芸の細かさ。

ほんで、子どもに対して やいのやいの口出しする大人を
「心に土足で来た侵略者」と表現してんのがまた凄いな。
まあタイアップ先を意識したがゆえに
こういうフレーズチョイスになったんでしょうけど、
でも子ども目線からしたら確かにそれはそうって感じよね。
タイアップ先に配慮しつつも、お馴染みの藤原節を曲げることなく、
なおかつ しっかりメッセージ性も内包した、
相変わらず優良すぎるライティングぶりに
今回も思わず舌を巻いてしまいました。

童心に帰るような感覚とは違った懐かしさと(楽曲が80,90sチックなので)、
子どもの成長を過保護にならず見守るような暖かさが沁みてくるポップミュージック。
詞の内容もいいし、歌も演奏も抜かりがないし、
ポップの皮を被りながらもアイデアやテクがぎっしり。

めちゃくちゃ良いです。
そして、2021年もまた髭男に「アッー!!」と言わされまくる予感も
この1曲だけでひしひしと感じたのでありました。

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