アルバム感想『JAPONICANA』/ JIN AKANISHI

JAPONICANA【外付けポスター特典無し】(通常盤)
『JAPONICANA』/ JIN AKANISHI
2012.3.7
★★★★★★★★★★

01. Sun Burns Down ★★★★★★★★★☆
02. California Rock (feat. Prophet) ★★★★★★★★★★
03. That’s What She Said (feat. Uffie) ★★★★★★★★★☆
04. Like You ★★★★★★★★☆☆
05. Set Love Free ★★★★★★★☆☆☆
06. Aphrodisiac (feat. Static Revenger) ★★★★★★★★★☆
07. Oowah ★★★★★★★★★☆
08. Test Drive (feat. Jason Derulo) (7th Heaven Mix) ★★★★★★★★★★

*Bonus Track
09. Tell Me Where ★★★★★★★★★★
10. Yellow Gold ★★★★★★★★★☆
11. Magnitude ★★★★★★★★☆☆
12. Body Talk ★★★★★★★★★☆

 

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 元KAT-TUNの赤西仁がグループを脱退して初めてリリースしたアルバム。なんと全米デビュー作だそうです。

 

 国内ではミニアルバムとして、海外では配信シングルとして先行リリースされた『Test Drive (feat. Jason Derulo)』がすこぶる好感触だったので今作にも相当な期待をしていたわけですが、さっすが、カッツンを捨てて全米へと果敢に飛び出しただけあって、このアルバムもなかなかの力作ですよ。

 

 とびきりキャッチーな爽快ダンスナンバー『Sun Burns Down』で景気良く幕を開けたかと思えば、続くエッジーかつグルーヴィーな『California Rock』で早くも自我を放出。ズブズブとめり込んでくるビートは、赤西がメイサ様に生身の姿で迫り 出すものを出し切ってしまったあの瞬間をイヤでも連想させる。粋がりぶりを打ち出したボーカルも実に刺々しくてドラスティックです。

 

 ハードボイルド気取りを前面に押し出した『That’s What She Said』と併せて、早くも新天地でJIN AKANISHIのキャラクターを確立した模様。いいっすねえ、これぞ舌打ち野郎って感じで。日本でのパブリックイメージが過剰に出すぎちゃってる感もありますけど、いいんだよそれで!出すぎちゃってるくらい演って ようやくその嫌味っぽさが旨味になるんだから。

 

 チルナンバー『Like You』やミドルナンバー『Set Love Free』、トレンドど真ん中のエレクトロアップ『Aphrodisiac』、仄かに感傷的なメロディと浮遊感あるトラックとの掛け合わせが心地良いミドルテンポのダンスナンバー『Oowah』、そして前述の先行リリース曲である 天性のスター性を鬱陶しいまでに照射した煌びやかなダンスナンバー『Test Drive』と、その他の楽曲も 赤西オリジナルのキャラクター性でもって現行のダンスミュージックを上手く乗りこなしたナンバーばかりで全体的に強力。

 

 

 あと、このアルバムを聴くなら初回盤やUS盤よりも 通常盤のほうが断然いいですよ。通常盤のみに収録されてるボーナストラックがおまけとは片付けられないくらいに出来が良すぎ。『Yellow Gold』しかり『Magnitude』しかり、歌メロとグルーヴ感の隙なき二刀流はむしろこっちでより発揮されてる印象で、ここらへんの楽曲はどれもシングルカット耐性をガッチリ備えております。

 

 そしてラストのバラード曲『Body Talk』はトラックやコーラス、そして何より彼の繊細さが活かされた歌唱が実にふつくしく、JIN AKANISHIが単なる調子こきまろ(なんだそりゃ)ではないということをこれ一曲だけでばっちりアピール出来てます。

 

 そしてそしてエスニック風味を含有したダンスナンバー『Tell Me Where』。楽曲の出来は例によって上々なのですが、なんといっても歌詞が凄いっす。

 「Wasted time when I should have been gaining Blinded by love so I guess I’m to blame then Next time I’ll be looking smarter」(時間を稼がなきゃならない時に無駄にした 恋に盲目になってたから、責任は僕にあるんだろうね 次はもう少し賢く見えるようにするよ)

 と、メイサ様に対してカリフォルニアロックして彼女や彼女の関係者に多大な迷惑を掛けたことに対する反省の念を、色気撒き散らしながらノリノリで歌っております。まったくなんてチャラい野郎なんだ、JIN AKANISHIという男は。態度は酷いが歌となると やけにカッコよく映ってしまうなちくしょう。

 

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