華原朋美 アルバムレビュー簡易版 #2

トモちゃんこと華原朋美のアルバムレビューを簡易版でお送りします。
今回は『DREAM -Self Cover Best-』『MEMORIES -Kahara Covers-』『MEMORIES 2 -Kahara All Time Covers-』『MEMORIES 3 -Kahara Back to 1995-』の4作。

 

スポンサーリンク



 


『DREAM -Self Cover Best-』/ 華原朋美
2013.6.26
★★★★★★★★☆☆

01. I BELIEVE ★★★★★★★★☆☆
02. keep yourself alive ★★★★★★★★★☆
03. save your dream ★★★★★★☆☆☆☆
04. LOVE BRACE ★★★★★★★★☆☆
05. Hate tell a lie ★★★★☆☆☆☆☆☆
06. あなたがいれば ★★★★★★★★★☆
07. I’m proud -2013 Orchestra Ver.- ★★★★★★★★☆☆
08. LOVE IS ALL MUSIC ★★★★★★★☆☆☆
09. 夢やぶれて -I DREAMED A DREAM- ★★★★★★★☆☆☆
10. たのしく たのしく やさしくね ★★★★★★★★☆☆

 

 2006年の事実上の引退から約6年の歳月を経て芸能界に復帰したトモちゃんの復帰後初となるアルバムがこのセルフカバーベスト。

 

 FNS歌謡祭の音楽監督を務めている武部聡志氏がプロデュースしていることもあって、ほとんどの楽曲がオーケストラアレンジやアコースティックアレンジを駆使したサウンドにリメイクされてます。つっても全曲オーケストラルなバラードに仕立て上げられたわけじゃなく、品格と絢爛さがしっかり備わり さらに奥行きを増して仕上がったといった感じ。

 

 収録曲の半分以上は好印象で、バンドサウンドでリメイクされた『keep yourself alive』はどことなくアニソンっぽい熱気あるロックナンバーに生まれ変わっていて、原曲とはまた違った面白さがあります。同じくバンド仕様で改築された『Hate tell a lie』はどうもイマイチ。っていうかこの曲は何をどうやっても良いものになりようがないと思うんだけど。ピアノメインのバラードに改築された『たのしく たのしく やさしくね』はリメイクというより今回のアレンジでようやくちゃんとした完成形に辿り着いたって感じ。あの原曲ってそもそもデモ音源が間違ってCD化されちゃったやつだろ?って感じだったし。

 

 思ってた以上の力作で、個人的にもかなり好感触。復活に際してウォーミングアップ感覚でリリースしたものと侮ってはならない一枚であります。

 

 


『MEMORIES -Kahara Covers-』/ 華原朋美
2014.3.12
★★★★★★☆☆☆☆

01. DEPARTURES ★★★★★★★★☆☆
02. 恋しさと せつなさと 心強さと ★★★★★★★★☆☆
03. M ★★★★★★☆☆☆☆
04. やさしさで溢れるように ★★★★★★★☆☆☆
05. 千流の雫 ★★★★★★☆☆☆☆
06. my graduation ★★★★★☆☆☆☆☆
07. You’re My Only Shinin’ Star ★★★★★★★★★☆
08. UNSPEAKABLE ★★★★★★★☆☆☆
09. BRAND NEW TOMORROW ★★★★★★★★★☆
10. PIECE OF MY WISH ★★★★★★☆☆☆☆

 

 セルフカバーベストのウケが良かったからなのか、お次は他のアーティストの楽曲カバーに挑戦。プロデュースは今回も武部聡志氏が手掛けており、セルフカバーベスト同様の端正できらびやかなバンドサウンドで仕立て上げています。

 

 それにしてもこの選曲。スタンダードな女性ボーカル曲が中心となってますが、小室プロデュース曲が3曲もあるわ、収録曲のほとんどが失恋・別れをテーマとしたものだわと、小室先生への想いが断ち切れずにいる感がバリバリ出ちゃってます。「どこまでも限りなく降り積もる雪とあなたへの想い」「いつまでもあなたしか見えない」「離れててもずっとそばにいるよ」「あなたと過ごした青春 輝きはずっと色褪せない」と死に損ないの重すぎる愛のフレーズを情感豊かに歌い上げるトモちゃん。これでラストの曲が『PIECE OF MY WISH』じゃなく『PRIDE』(今井美樹)だったら強かすぎて戦慄するトコでしたな。小室先生を寝取る気マンマンやん みたいな。

 

 この中だと、AOR風アレンジとトモちゃんのしっとりした歌唱が魅力的な『You’re My Only Shinin’ Star』、バンドサウンド仕立てのアプローチがべらぼうに嵌まっている『BRAND NEW TOMORROW』が特に良い感じ。

 

 


『MEMORIES 2 -Kahara All Time Covers-』/ 華原朋美
2014.10.1
★★★★★★★★☆☆

01. HOWEVER ★★★★★★★☆☆☆
02. 難破船 ★★★★★★★★★☆
03. 雪の華 ★★★★★★★★★☆
04. 三日月 ★★★★★★★★☆☆
05. ビリーヴ ★★★★★★☆☆☆☆
06. ROSIER ★★★★★★★★☆☆
07. かたち あるもの ★★★★★★★★☆☆
08. いい日 旅立ち ★★★★★★★★☆☆
09. サイレント・イヴ ★★★★★★★★☆☆
10. 見上げてごらん夜の星を ★★★★★★★★★☆

 

 カバーアルバム第1弾のウケが良かったからなのか、前作から僅か7ヵ月で第2弾をリリース。プロデュースはもちろん武部聡志氏。

 

 古いものだと60s,70s歌謡曲、新しいものだと2010年代のJ-POPと、選曲対象の年代が大幅に拡張しました。そう考えると、2000年代から3曲というのは選びすぎ感があるし 3つともベタなJ-POPバラードってのがまたなんともって感じですけども、そんなことでいちいち茶々入れするのがアホらしく思えるほど全体的に仕上がりが上々で、前作よりも圧倒的に好印象。

 

 トモちゃんの陰影ある低音ボーカルが絶品なマイナー昭和歌謡バラード『難破船』、しっとりジャジーに仕上げた『雪の華』、穏やかな歌唱と優雅なオーケストラアレンジが寂しげな心に灯をともす『見上げてごらん夜の星を』あたりがかなり好きです。

 

 そして、なんといっても目を惹くのが『ROSIER』(LUNA SEA)!同じ河村隆一でも『I for You』や『Love is…』を選択せずに 90s V-ROCKのアンセムからチョイスするとは意外や意外。まあぶっちゃけトモちゃんの声にさほど嵌まってはいないし、オケも原曲ほどの鋭さや攻撃性はないのですが、なんとも形容しがたい面白さがあります。といっても『nine cubes』みたいな危ういネタモノ的な面白さとは意味は全く異なりますけど。

 

 


『MEMORIES 3 -Kahara Back to 1995-』/ 華原朋美
2015.12.2
★★★★☆☆☆☆☆☆

01. Back to 1995 Intro
02. ズルい女 feat.はたけ ★★★★★☆☆☆☆☆
03. Feel Like dance ★★★★★★☆☆☆☆
04. ら・ら・ら feat.大黒摩季 ★★★★★★★☆☆☆
05. WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~ ★★★★★☆☆☆☆☆
06. もっと もっと… ★★★★★★★☆☆☆
07. Hello, Again ~昔からある場所~ ★★★★★☆☆☆☆☆
08. masquerade ★★★★★★★☆☆☆
09. TOMORROW ★★★★★★☆☆☆☆
10. ゲレンデがとけるほど恋したい ★★★★★★★★★☆
11. LOVE LOVE LOVE ★★★★★☆☆☆☆☆

 

 カバーアルバム第3弾。さすがにここまでくると、「はあまたカバーかよ」とうんざりしてきちゃいますが、ベタベタすぎる選曲を見てさらにげんなり。『Hello, Again ~昔からある場所~』のカバーすんのこれで何組目だよ一体って感じだし。

 

 そして今回も武部聡志氏がプロデュースを手掛けているのですが、制作には一切関与していないせいもあってか、これまでのカバー作品のような絢爛さは皆無。なんかトレンドを装ったつもりの打ち込みアレンジが施されていて げんなりぶりにさらなる拍車を掛けてきやがります。なんやこのやる気のなさ!そこいらのJ-POPやアニソン界隈で幾度となく散見されるEDMもどきのアレンジからは楽曲に対する愛情も本作に対する熱意も全く感じられない。と言いつつ『ゲレンデがとけるほど恋したい』が案外好感触だったりしますけど。『ズルい女』とか『masquerade』は前作みたいな絢爛アレンジが施されていれば超絶カッコよくなってただろうに本当もったいない。

 

 選曲にしても、『TRY ME』(安室ちゃん)とか『涙がキラリ☆』(スピッツ)とかトモちゃんのボーカルが活きそうな1995年のナンバーは他にもあるし、大穴枠として『MAICCA~まいっか~』とかチョイスしてたらむしろ神やんけと褒め称え祭ってたんですけどねえ。『WOW WAR TONIGHT』よりも こっちのほうが絶対ハマるでしょ。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です