アルバム感想『OVERTONE』 / KEYTALK

OVERTONE (初回限定盤A)
『OVERTONE』 / KEYTALK
2014.5.20
★★★★★★★★★☆

[DISC-1]

01. バミューダアンドロメダ ★★★★★★★★☆☆
02. コースター ★★★★★★★★★☆
03. MURASAKI ★★★★★★★★☆☆
04. BEAM ★★★★★★★★★☆
05. はじまりの扉 ★★★★★★★★☆☆
06. お祭りセンセーション ★★★★★★★★☆☆
07. パラレル ★★★★★★★★☆☆
08. メロディ ★★★★★★★☆☆☆
09. Siesta ★★★★★★★☆☆☆
10. シンドローム ★★★★★★★★☆☆
11. YGB ★★★★★★★★★☆
12. 雨のち。夏、 ★★★★★★★★★☆
13. プルオーバー ★★★★★★★★★☆

[DISC-2 “KTEP SP”]

01. orange and cool sounds ★★★★★★★★★☆
02. MABOROSHI SUMMER ★★★★★★★★★☆
03. 太陽系リフレイン ★★★★★★★★★☆
04. マキシマム ザ シリカ ★★★★★★★★★☆
05. 桜の風吹く街で ★★★★★★★★★☆
06. S.H.S.S. (Live)
07. fiction escape (Live)
08. sympathy (Live)

 

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 1年ぶり2枚目のフルアルバムですが、メジャーデビューしてからは最初のアルバムとなります。

 

 前作『ONE SHOT WONDER』というちょっとした遠回りというか迷走めいたものがありましたが、前々作『SUGAR TITLE』からの見事なまでのバージョンアップを果たせています。

 

 彼らの鉄板ダンスロック『バミューダアンドロメダ』『お祭りセンセーション』『シンドローム』、Toshlっぽさを思っきし発揮する巨匠のハイトーンボーカルにキャラメルマキアートを噴き出すこと必至の『コースター』、ハンドクラップやダンサブルなノリを持ち込みつつも湿り気パない歌謡メロが楽曲を哀愁ムードに包んでる『MURASAKI』、平歌のクールなマイナーメロ、複雑な曲展開、彼らの手練れっぷりが多面的に発揮された『BEAM』、良メロを据えた正統派バラード『メロディ』、90s V-ROCK要素を上手く取り込んだ『パラレル』、お花畑が広がるほどにハッピームードに満ち溢れた『Siesta』、エモいサビメロ、演奏、曲展開、そして前曲(『シンドローム』)から途切れぬ流れがすこぶるHOT!な『YGB』、からのいい感じにクールダウンさせてくれる 爽快甘酸っぱい青春ポップロック『雨のち。夏、』、足取り軽いノリでサクッとアルバムを締めるウルトラキャッチーなポップロック『プルオーバー』など、

 

 むやみやたらに他ジャンルに踏み込んだり外部音を取り込みまくったりなどせず、しかも相変わらず裏打ちを多用しながらも、決して金太郎飴状態にならず 彼ららしさを微塵も損なうことなく程よく広めの振れ幅を持たせていて、今回は上手いことやってくれたなと。

 

 そして、初回盤に付いてくるボーナスディスク『KTEP SP』も良い。
 過去にリリースされて現在では入手困難になっている数タイトルのEPから選ばれただけあって、どの曲も良い出来。メロディ然りノリ然り。初期のミニアルバム2作に通ずる作風なので、オサレ意識と演奏テクの双方を存分に堪能出来ます。ただライブテイク曲だけはちょっと…。おそらく編集やマスタリングに難があるだけだと思うんですけど、ぶっちゃけこの音源だとライブの楽しさは全然伝わってこないっす。

 

 なんというか、日本版Franz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)ってな趣のアルバムですな。テクニカルなプレーが随所で飛び出てくるトコはフランツと異なりますけど、何も考えず聴き流しても気軽に楽しめるし曲単位でもアルバム単位でもコンパクトな作りだし、何より女子大生ウケ半端なさそうですからね。個人的にも好きな一枚だし、KEYTALKを代表する一作といっても良いかも。KEYTALKに興味を持ったけど、今のところベスト盤もないし何を聴いたらいいか分からないという人は、とりあえずコレを聴いときゃ無問題です。

 

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