2000年~2020年の「最強のJ-POPベスト50」前編

ということで、先日3/3に関ジャムで公開していた「最強のJ-POPベスト50」に触発されて、私自身でも2000年~2020年における最強のJ-POPってやつを50曲選んでみました。ちなみに、ランクづけはしておらず、年代順に並べてるだけです。

ここで言うJ-POPとは、「ヒットチャート上位にランクインするアーティスト/楽曲」とか「たくさんの人が知ってるアーティスト/楽曲」とか、めっちゃざっくりした感じですけど、すいませんその辺は皆さんなんとか汲み取ってやって下さい(他力本願)。
例えば、個人的にかなり好きな OBLIVION DUSTとかDIR EN GREYとか、そういうのは選んでませんよ、という。

また、特定の年代やアーティストに偏らないように「各年から選曲できるのは2,3曲のみ」「1アーティスト1曲のみ」、あと「カバー曲は対象外」といったルールを設けています。

他には、自分の好きな曲というのは勿論のこと、時代の象徴だとか、日本のミュージックシーンに大なり小なり影響を与えたとか、そういう点も踏まえて選曲してます。

それでは前編、2000年~2009年までをどうぞ!

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◆NEO UNIVERSE / L’Arc~en~Ciel (2000)

ザ・ニューミレニアムの幕開けっぽい曲!ということで、この曲を初めて聴いたのは、2000年1月1日に初解禁された資生堂ピエヌのCMで。
一色紗英の美貌や神秘的なロケーションに楽曲と歌詞があまりにマッチしすぎで胸トキメキまくったのを今でも覚えてます。
なんていうんですか透明感!そして、kenちゃん作曲なのにギターの音がほとんど聴こえん。

 

◆NEVER GONNA GIVE YOU UP / 倉木麻衣 (2000)

日本屈指の天然女性ボーカリスト兼スマスマヲタクである倉木麻衣ちゃん。アーティストとしては勿論、この楽曲ひとつとっても当時の歌姫ブームやJ-R&B界の活性化に大きく貢献した存在ですし、最大のヒット曲『Love, Day After Tomorrow』は期間的に対象外(99年12月のナンバー)ということもあって、ココではこの曲をチョイスしました。
てかこの曲のMV、2サビ後の麻衣ちゃんとMichael Africkが掛け合いするくだりで麻衣ちゃんがカメラをシャットアウトする素振りがものっそくカッコよすぎるのよな。く~~痺れちまうぜMike A to Mai-K!

 

◆if… / DA PUMP (2000)

この曲の魅力といったら、シケた哀愁メロディと、それと対比の効いたソリッドなビート感や、鬱陶しい雛壇芸人ばりにやたらグイグイ前に出るKENのイキったラップとの掛け合わせでしょ。
カラオケウケも凄まじかったし、日本のミュージックシーンでもこの手のプレースタイルを取り入れた楽曲が多く見受けられるようになったし、お前らどんだけKENの真似したがっとんねんと。ORANGE RANGE『花』における「Say yeah!(yeah!)」ってやつもこの曲にインスパイアされた結果なんやろか?
ノンタイアップでその上1度もベスト10入り出来ず仕舞いにもかかわらず、(『U.S.A』が出るまでは)最大のヒット曲だったってのもまた凄いな。20年経った今でもめちゃくちゃ好きな曲。ほんでやっぱりラップはKENじゃないとあかんわ。

 

◆come again / m-flo (2001)

当時の日本ではほとんど散見されなかった2ステップをスタイリッシュかつコマーシャルに仕立て上げ、それがしっかりセールスにも反映されただけでも十分快挙だし、さらにはこれ以降2ステップがJ-POPシーンで大きく波及したことを考えると、20年史を振り返る上でこの曲を無視するわけにはいかんだろと。なして関ジャムでスルーされたし。

 

◆アゲハ蝶 / ポルノグラフィティ (2001)

フォルクローレという日本のチャート音楽では馴染みの薄い要素を大胆にぶっ込みながらも、ポルノをポルノたらしめる独自性で以てカラオケ映えするポップスに昇華しているのが いと素晴らし。ポルノはこういう他ジャンルとのハイブリッドがめちゃくちゃ巧みなアーティストなんだよな。

 

◆Your innocence / hiro (2001)

今あらためて振り返って気付く、そういや当時(2001年前後)はこの手の「ちょっと背伸びしたティーンエイジャーによる思春期真っ只中ポップス」がいっぱいあったな~ということに。
で、そういう曲を手掛けてんのはだいたい葉山拓亮。w-inds.とかEARTHとかSPEEDのエリちゃんとかね。
『AS TIME GOES BY』や『Treasure』のような大ヒットではないけども、個人的にはめっぽうド嵌まりした曲。
思わず目を覆ってしまうほど目映いキラメキに胸がキュッとなるこの感じ、たまらんっすなあ。
そしてhiroちゃん、ひたすら可愛かったSPEED時代からすっかり垢抜けてキレイな女になってやがる!

 

◆a Day in Our Life / 嵐 (2002)

あーこりゃもう紛れもなく私の青春!木更津キャッツアイをリアタイで観てた我ら1985年組にとっての青春ナンバーであります。ドラマの視聴率はイマイチだったようですが、1985年生まれに限定すればほぼ100%なはず(大袈裟)。
V6の「1.2.3.4.備長炭!!!」以来となるラップメインのナンバーで、これは2000年代におけるジャニーズ史の中でも太字で記しておきたい一曲じゃなかろうかと。
前面に表出する とっぽさと、ほんのり漂う青春の儚さ。姿勢は思っきし攻めだけど、飛び道具的な印象はなく、むしろ真新しいジャニーズポップスとして落とし込まれてるのが良いですな。

 

◆SAKURAドロップス / 宇多田ヒカル (2002)

コレもまた我々にとっちゃ青春まさかりすぎるナンバーであります。青春のドレミ、青春の1.2.3.、青春のいろは、何一つとして教えてくれませんでしたが、当時まだ失恋経験が皆無だった私に失恋の痛みを教えてくれたのはこの曲でした。
耳にした瞬間、まるで「最愛の人の無意識のナイフによって負った古傷が疼き出す」ような錯覚を引き起こす この切ない旋律は、色鮮やかなキノコばりの毒気を有していて非常に痛いです。とてもじゃないがBGM感覚でのほほんと聴いてらんねーわボケ!
何かのドラマ主題歌だった気がするけど、よく覚えてないし割りとどうでもいい。初期宇多田ソングの中でもとりわけ胸にくる名曲。

 

◆The 美学 / 松浦亜弥 (2002)

ファンウケがイマイチなのかどうか、ベスト盤からも見事に選出漏れしちゃってる不憫な楽曲なのですが、個人的にはコレが圧倒的に最高傑作です。
ほとんどBメロの「アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡」にもってかれてるようなもんですけど、やたらチープなラテン風サウンドと、ダサさに拍車をかける歌謡メロがクセになる、大味だけどくそ美味いB級グルメみたいなアイドルポップナンバーであります。
そういや中居くんのモノマネもこの曲を演ってる時がいちばん活きが良かったっけな。 

 

◆風のない海で抱きしめて / 愛内里菜 (2003)

愛内さんは三大マイフェイバリットな女性ボーカリストの一人ということもありまして、意地でも選出したいがために無理やりココにねじ込んでみました。要するにエコヒイキです。オードリー若林目線でいう「おたけ」とか「こさかな」とか、私にとって愛内里菜とはそういう存在なんだよ!
世間的には、パラパラの曲を歌ってるアニメ声のギャルにしか思われてないでしょうけども、愛内さんのボーカルの魅力がとりわけ強力に発揮されるのはバラード系であって、その中から1曲選ぶとなるとこの曲になるのですよ。
艶っぽさ、優しさ、憂い、そして「好きになった異性に対する愛情がスゲー重たそう」感。これら全ての要素が活きたこの歌声マジたまらんすぎる。何度聴いても否応なしに胸が熱くなるな。…って、いいのか、こんな客観視ゼロの選曲で。

 

◆No way to say / 浜崎あゆみ (2003)

ほんと言うと、『Dearest』とか『UNITE!』とか『talkin’ 2 myself』とか、これよりも好きな曲は仰山あるんですけども、この曲って、一時期 年末の歌番組で鬱陶しいくらいに垂れ流されていたavex式バラードの雛型みたいな感じのナンバーじゃないすか。
程よく厚みがあり、雪の結晶さながらの煌めきを放つシンセの響きとかマジ平成10年代(1998~2008)すぎるし。00年代を象徴する名曲ということでこちらをピックアップさせていただきました。

 

◆瞳をとじて / 平井堅 (2004)

「お涙頂戴映画(ドラマ)をより一層盛り上げるお涙頂戴バラード」の代表格であり元凶(言い方)でもあるのがこの曲であります。
これが大ヒットしてからというもの、一体どれだけ「取り敢えずストリングスを仰山 盛っときゃいい」みたいなバラードがJ-POPシーンに蔓延したことか。
まあでもそうなるのも仕方ないよなと納得しちゃうくらいに泣かせるツボをしっかり押さえた名曲だし、私もろくに映画を観てないくせに、Bメロでじわじわと塩辛い雫が沸き上がり「your love forever~♪」のくだりで一気に溢れ出ちゃいますからね。
週間チャート2位止まりなのに年間シングルチャート1位をとってしまったという、ちょっと変わった現象を起こしたりしてます。

 

◆ロコローション / ORANGE RANGE (2004)

カバー曲は取り上げないという方針を冒頭で掲げましたが、これはカバーじゃなくパクリジナルなのでアリです。
この時期のバンドのテンションと計算の両方が活きて生み出されたチャラいパリピポップス。「賢い連中が考えるポピュラーなチャラさ」がこれなのか、「バカが一生懸命考えた末に出したポピュラーなチャラさ」がこれなのか、それとも奴らは単に「バカを装ったつもりのバカ」なのか。よく分からんけども、いずれにせよ計算なくノリ一発で大ヒットの連チャンやアルバムのダブルミリオンはあり得んだろ~ということで、侮れないアドレナリンリン。

 

◆マツケンサンバⅡ / 松平健 (2004)

「ランバダ→マカレナ→アセレヘ→マイアヒ→江南スタイル」と、世界で巻き起こってる「全世代対応型イロモノダンスポップ」の日本版です(雑)。
とにかく視聴覚的に闇鍋感がハンパない。リミックス盤が発売されたり、振り付けマニュアルDVDもバカ売れしたり、東京ドームライブを成功させたりと、当時の日本は間違いなく血迷ってたなと思うわけですが、今の日本にはこういう無意味なお祭りソングが必要だなとも。メッセージだの激励鼓舞だの心象吐露だの、んなもんどうだっていいだろ!!!!みたいなね。

 

◆さくら / ケツメイシ (2005)

もはやHIP-HOPでもHIP-POPでもなく、メロディアスなラップが乗っかったJ-POPですなこりゃ。
DA PUMP、Dragon Ash、嵐などによってお茶の間に普及したラップがより一層J-POPの中に溶け込んだというか、歌とラップとの境界線がほどよく薄くなってるんですよね。一時期めっちゃ氾濫してたよな、こういうコンビニエンスなJ-POP including RAP。
桜ソングブームにしても、発端となると森山直太朗ですけど、意図的に被せてきたのは彼らが最初だから 実質ケツメイシが引き起こしたようなもんだし、俳優陣を招いて制作されたドラマ仕立てのMVも、この曲を機に多く見受けられるようになったし、なんかJ-POPフィールド上でいろんな引き金引いてんなこれ。
いろんな事象の先駆者にして最高峰でもあるのが私的にはこの曲。

 

◆青春アミーゴ / 修二と彰 (2005)

『野ブタをプロデュース』を観たことがないので、その辺についてはノータッチで。
いやしかしバカ売れしましたねコレは。90年代半ばや後半のジャニーズ曲は熱心なファンじゃなくても知ってるものが大半だったけど、2003年辺りからはファンしか知らんみたいな曲ばっかりになっちまってたし、しかも歌ってんのがベテランじゃなく当時右肩上がりだった若手2人だったから、この一曲でジャニーズブランドのポピュラーぶりと明るい将来性をドンと示すことが出来たんではないのかなと。
でまあ、この曲なんかよく分からんけど、見覚えのない地元の景色が目に浮かんでは胸が熱くなりジーンと沁みてくるみたいな、そういう「日焼けでもしてんのか」的な感覚になるナンバーですな。私もめっさ嵌まりました。

 

◆A Perfect Sky / BONNIE PINK (2006)

「砂浜でカモシカのターン♪」
「暑い夏はカーステでダンス♪」
「天を仰いでマーメイドジャンプ♪」
「一度きりの灼熱ロマンス♪」
という、夏を制する四大パワーワードで華麗に押韻するボニピこと浅田香織、当時33歳(!)。
ちなみに「暑い夏はカーステでダンス♪」なら「寒い冬はレミオロメン♪」「温い(ヌクい)春はヒステリックブルー♪」「ほしのあきは43(歳)♪」です。押韻を意識して是非歌ってみて下さい。って、あたしゃ何を言うとんねん。

 

◆涙のふるさと / BUMP OF CHICKEN (2006)

当時「タイトルが藤くんっぽくない」というファンの声が少なからずあったと記憶しているのですが、んーそうですかね?未だにそれはよく分かんないんですけど。
で、この辺りから歌、言葉、サウンドのいずれも初期に比べて優しくなった印象を受けるのですが、そんな中で放たれた「逃げてきた分だけ距離があるのさ 愚痴るなよ自業自得だろ」ってフレーズがズブリ胸に突き刺さってきます。
思い切り涙を流しきったあとの清々しさが胸いっぱいに広がる名曲であります。そしてMVの制服コス。無性にそそられます。

 

◆Baby Don’t Cry / 安室奈美恵 (2007)

ブラックミュージック路線にシフトチェンジして めでたく再ブレイクを果たし、レジェンドにまでなった安室ちゃんをここで取り上げないわけにはいかんでしょ!
ということで、この20年の間だとDANCE/R&B/HIP-POP路線の楽曲が多めですが、一応J-POPがテーマなんで、その方向性にあるこの曲をセレクト。
楽曲提供したNao’ymt氏の技が随所で効いており、体裁は歌モノでありながら、メロディアスさ、グルーヴ、メッセージ性、ハートフルさを漏れなく無理なく兼備しているのが素晴らしいですな。

 

◆My Generation / YUI (2007)

これはYUI版の『DREAMIN’』(BOOWY)ですか?それとも『ねがい』(B’z)ですか?まあ何にしてもカッコいいロックンロールですよ。
「Sixteen My Dream」と歌ってはいるけど、まあ聴き手側は勝手に対象を10代に限定する必要はないですよね。脱サラして起業または独立を目論んでる30代向けとも解釈できるし、なんなら「Sixteen」を「Sixty」に置き換えちゃってもいいわけだし。要するにこれ「お前ら、腹括れやっ!」って訴えてる曲ですもんね(違)。
てゆーか、先日出たセルフカバー作を聴くと、この曲も変態バンド・FLOWER FLOWERの演奏でリメイクしてくんないかな~思うんですけど、なんとか実現ならんもんですかね。

 

◆DON’T U EVER STOP / KAT-TUN (2008)

やっぱりカッツンは悪ぶってナンボだし、6人揃って宇髄天元ばりにド派手にキメつつ、ハードエッジなダンストラックを背にオラついてるその様こそが色っぽくて非常にイカしてんなと思うわけです。
同年のシングル『LIPS』やアルバム『KAT-TUNⅢ-QUEEN OF PIRATES-』なども込みで、カッツンが向かうトコ敵ナシだった時代。と言いつつ、私がカッツンにド嵌まりするのはここから2年以上後になるんですけどね。

 

◆あなたと / 絢香×コブクロ (2008)

このタッグを見て多くの人が思い浮かべるのは『WINDING ROAD』でしょうけど、私的には断然コレ。いやだってこれは冒頭のピアノの温かな旋律だけでもう涙ホロリしちゃいますもん。絢香とコブクロの柔らかなハモりや、決して派手にはならず上品に仕立て上げた管弦アレンジも秀逸すぎるし、なんというか、「お家に帰ろう~♪」とか「あったかハ~イムが待っ・てい・る♪」とか、そんな気分になっちゃう曲です。
恋人(夫婦)関係が冷え気味になってる人たちに是非聴いてほしいですな。きっと忘れかけていた愛しさや優しい気持ちを取り戻したり、大切な人の大切さを再認識することになると思いますけど、もしフルサイズで聴いても全くピンとこないのなら、お前らとっとと別れちまえバーローが!

 

◆イチブトゼンブ / B’z (2009)

全世代が共通で認識しているB’zの代表曲といったら間違いなく『ultra soul』ですけども、こっちも同じく年増だけじゃなく20代でも知ってるB’zの名曲でしょうよ!
名盤『LOOSE』『SURVIVE』に比肩するハードとポップの絶妙なバランス感覚もいいし、90年代のヒット曲と違ってサウンドにさほど時代のテイストが含有されてないのもいいし、なんと言っても、キャッチーで骨のあるカッケぇザクザクリフにココロオドル。
B’zが何かの番組でクローズアップされる時に流れるのって大抵ミリオンヒット曲と『ultra soul』ばっかだから、たまにはこの曲のことも取り上げてやってくれや。

 

◆BUMP! BUMP! feat. VERBAL / BoA (2009)

一時期は売れ線方面へ過度に傾倒していたBoAちゃんですが、2009~2010年はそこから軌道修正し、自身の強みを活かしたダンスチューンに取り組んでおりました。
これなんかめちゃくちゃ良いですよね、BoAちゃんの専売特許ともいうべきイタズラっぽさをフル活用したファンキーなノリがすこぶる痛快だし、相変わらず萌え萌えだし。
『メリクリ』ばっか強要しないで、たまにはこういうダンスチューンも歌わせてやれや!

 

◆ふたつの唇 / EXILE (2009)

未だに私は二代目J Soul Brothers買収の件を根に持っているのですが、その当時からこの曲はめちゃくちゃ好きでした。
「どんな障害もお構い無しで 一心不乱にディアレストな愛人を抱き寄せるべく猛進する」みたいなこのビート感と シリアスかつ情熱的なセツナメロ。
ここ数年、目立ったトコでこの手のバラードをめっきり耳にしなくなってしまったのが寂しいですけども、つまりはこれも時代を象徴するサウンドの一種なんだろうということで取り上げてみたまで。

 

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