LiSAの課外活動ソングをまとめてみた

 LiSAと言えば、数多居るアニソンシンガーの中でも特に課外活動が多いアーティスト。トリビュートアルバムやら音楽プロジェクトへの客演参加やら、LiSA名義以外での活動がここ数年 特に盛んになってる感があるので、ここらでその活躍ぶりをサクッとまとめてみようじゃないかと思い立ったわけです。
 ということで、LiSA名義の作品には収録されていない課外活動ナンバーを11曲選んでみました。それではどうぞ!

 

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◆ Little Braver / Girls Dead Monster

 LiSAがメジャーデビューする前の楽曲ですが、この曲含めたGirls Dead Monsterの商業的成功が契機となって今のフィールドに立っているわけですから、ご存知の方も多いでしょうし、課外活動の一発目として絶対に外してはならない案件でしょう。

 まあ簡単に言うと、Girls Dead Monster通称ガルデモは「Angel Beats!」ってアニメに出てくるバンドのことで、LiSAはボーカル役を担当していました。まあ役と言っても、そのキャラになりきってるわけじゃなく、素のLiSAのまんまで歌ってましたけどね。

 で、この曲ですが、夢追い人の野心が詰め込まれた 清々しくも仄かに熱いUKロックナンバー。LiSA名義の楽曲にあってもおかしくなさそうな作風なのに この手の曲が全くないのが意外だし、上々な出来栄えゆえにそれがなんか勿体ねえなあとも思っちゃったり。
 この時点で既にアクが強くパンチの効いたボーカリゼーションは出来上がっていまして、今と何が違うのかといったら、表現の奥行きと色気の含有量ですかね。少なくともこの曲を聞く限りではLiSAをエロい女だと思ったりはせん笑。

 そしてなんと言っても歌詞が良い!アニメの事情を何も知らなけりゃLiSA自身のことを歌ってるように聴こえるし、特に「この手のひらはなんのため?険しい道を進むため?それならいつかは必ず栄光というトロフィーを掴む!」のくだりは、ようやくスターダムにまでのし上がった今のLiSAの姿を思うと、思わずなにか催しそうになるくらいに感極まってしまいますな。

 アニメを知らずに聴いても無問題というか、そもそもこの曲はシングルのリード曲のくせしてアニメで全く使用されてない曲なんで(なんやそれって感じだけど)、LiSAが好きなら四の五の言わずにとっとと聴きましょう。

 

Little Braver
LiSA
2010/06/09 ¥204

 


◆ THIS ILLUSION

 PCゲーム版『Fate/stay night』の主題歌『THIS ILLUSION』(2004年)のカバーで、2006年にタイナカサチが『disillusion』(アニメ『Fate/stay night』OP曲)としてカバーしたこともありました。

 テクノサウンドがベースになってる原曲とはアレンジが違うし、そもそもLiSAのボーカルと原曲のボーカルは根本的に性質が別物なので、LiSAバージョンだけ聴いても勿論良いけど、原曲と聴き比べると印象が全く異なるからなおのこと面白い。

 ちなみにLiSAのバージョンは、2010年代仕様のサイバーサウンドとストリングスアレンジを絡めたトラックがドラマティックさを打ち出しているのが特徴的。
 原曲はテクノで構築された淡白なトラックが、神秘性・儚さ・ふくよかさを兼ねたボーカルを引き立てている(つまりボーカルがムード演出の実権を握っている)のがポイント。
 まあゲーム未プレイの身からすると、原曲のアレンジは良くも悪くも時代を感じるなあと思っちゃうわけですが、私的にはどっちも気に入ってるし、優劣とか好みの順番を決めるのもなかなかムズい。

 

THIS ILLUSION
LiSA
2015/01/01 ¥255

 


◆ 夜咄ディセイブ / じん feat. LiSA & メイリア from GARNiDELiA

 ぶっちゃけ、じんが手掛けるボーカロイド曲とか、「カゲロウデイズ」っていう小説とか、アニメ化された「メカクシティアクターズ」とかに全く触れてこなかったので、そこに絡めた感想とかは手のつけようがないのですが、この曲含めたLiSA参加曲は3つとも良かったです。特にこの『夜咄ディセイブ』は、ファンキーなギターが主導権を握る躍動的なサウンドがでらエロカッコよくて最高。
 『夕景イエスタデイ』という楽曲もなかなか良い感じなのですが、めっちゃくちゃアイドルっぽい作風やな。もしかしてLiSAのこと声優アイドルやと思てんちゃうか!?

 

夜咄ディセイブ (feat. メイリア & LiSA)
じん feat. LiSA & メイリア from GARNiDELiA
2015/06/03 ¥204

 


◆ 晴れたらいいね (DREAMS COME TRUE)

 畑違いのアーティストのカバーだというのに、LiSAにしてはびっくりするくらい原曲忠実なアレンジ。やたら長めなアウトロの演奏も律儀に再現してます。これはこれでいいと思う。あまりに簡素すぎるこの感想文はあまりよくないと思うけど。

 

晴れたらいいね
LiSA
2015/04/01 ¥255

 


◆ NIPPON (椎名林檎)

 こちらも原曲忠実なアレンジですが、エッジーな演奏が聴きどころの楽曲なので、プレイヤーが違う分そこがこのカバーの大きな楽しみって感じですね。てゆーかLiSAが歌うとヒーローアニメのテーマソングにしか聴こえないマジックが発動してんな。そして終盤のエグいハイトーン。ここで発揮されるお転婆ヒロインぶりこそがLiSAの真骨頂であり、唯一無二のキャラクター性であり、好き嫌いをばっくり分ける最たる要素であるわけですね。痺れるほどカッコいいと取るのか、すげぇ鬱陶しいと取るのか。私は前者に決まってるじゃないですか!こんだけキャラ立ちしてりゃ原曲忠実でも無問題というか、LiSAがこの手の楽曲をカバーするなら、余計な弄くりをしない手法こそがむしろベストオブベストな選択なのだなと。

 

NIPPON
LiSA
2018/05/23 ¥-1

 


◆ ムーンライト伝説 (DALI)

 さすがにこれは原曲忠実というわけにはいきません笑。ボーカルにせよアレンジにせよ、自分のテリトリーに引き摺りこもうとガツガツしまくっていて とにかくクセが凄い。LiSAも私と同様にセーラームーン世代ど真ん中の人ですから、好きすぎて自分色に染めたくなっちゃったのかもしれませんな。かなり好き嫌いが分かれるでしょうけども、アニソンをカバーする上では独自性をプッシュしていくことこそが正攻法だと思ってるので、むしろこれこそが然るべき仕上がりなんだと。

 

 

 


◆ JURASSiC KiSS featuring LiSA / Q-MHz

 Q-MHzとは、畑亜貴、田代智一、黒須克彦、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)による音楽プロデュースチームのこと。
 異国の酒場っぽさハンパないエキゾチックな雰囲気が蔓延した情熱的なアップナンバーですが、ここでのLiSAの歌いっぷりがめちゃくちゃ良いっすね、とにかくエロくて。なんというか、汗だくになったLiSAが服を一枚一枚脱いで、最終的にはストリッパーさながらの格好で激しく腰を振りながら熱唱するみたいな、そういう画が容易に想像できちゃうわけですよ。いやあもう聴いてるだけで発情しそう。

 

JURASSiC KiSS (feat. LiSA)
Q-MHz
2016/01/27 ¥255

 


◆ narrative / SawanoHiroyuki[nZk]:LiSA

 映画『機動戦士ガンダムNT』主題歌だそうです。
 澤野弘之氏プロデュースでガンダムタイアップと聞いてなんとなく想像がつく ヒロイックな雰囲気とコズミックなスケール感。宇宙の画を思い浮かべるというより、聴いてるこっちも大気圏を抜けて別の位置からとある銀河の様相を眺めてるみたいなイメージですね。一体どんな格好して聴いとんねんと。宇宙服でも着とんのかいと。それとも酸素なしで生きられる異星人とボディチェンジでもしたんかいと。そんな感じのとっても雄大な曲だったと、そういうお話でした(?)。

 

narrative
SawanoHiroyuki[nZk]:LiSA
2018/11/28 ¥255

 


◆ from the edge / FictionJunction feat. LiSA

 澤野弘之氏の曲と同じくこっちも壮大でヒロイックなナンバーですけど、こっちはクワイアやストリングスが喚起するゴスさとか深遠さが特徴的ですね。って、Fiction Junctionの曲はだいたいそんな感じか。確かにLiSA名義の作品には持ち込めないけど、今まで絡んでなかったのが不思議なくらいにお互いド嵌まりしちゃってる優良コラボ。

 

from the edge (feat. LiSA)
FictionJunction feat. LiSA
2019/09/02 ¥255

 


◆ WHY (加藤ミリヤ)

 ミリヤのトリビュートアルバムに収録されたナンバーですが、とにかく選曲が絶妙すぎる!まあLiSA自身はメンヘラ的なダメ女ではないはずなんですが、声量に長けていて癖が強すぎるあの歌唱には この手のめんどくさい女ソングが笑っちゃうくらいにハマる。元々ロッキッシュだったサウンドも、よりゴリゴリでヘヴィな演奏によって音的にも雰囲気的にも重苦しさがグレードアップ。選ばれるべくして選ばれた名キャスティング、そしてLiSAが臨んだ今までのカバーの中でも圧倒的に名カバーであります。いろんな意味で実に痛快!

 

WHY
LiSA
2020/10/28 ¥255

 


◆ 再会 (prodeuced by Ayase) / LiSA, Uru

 Ayase。本名、新垣あやせ(それは俺妹)。『夜に駆ける』でお馴染みのYOASOBIの人が手掛けたバラード曲ですね。

 二人ともナイーブさと切実さを心がけたような歌唱で臨んでますけど、同じナイーブでもここまで印象が違うかと。ハツラツ系の曲じゃないのにガーリッシュなキンキンぶりが際立つLiSAとフェミニンな柔らかさや ふくよかさが表れたUruちゃんの対比が美しくありながらも なんか面白い。

 特にラスサビのボーカルワークが絶品よな。「共に同じ場所で感じていたい」のくだりなんて、「同じ」(LiSA)「場所で」(Uru)と一瞬だけソロに分かれてまた二人でハモる流れにはほんとゾクゾクした。あと、終盤の「春が訪れますように」っていう なんか救いをもたらすような穏やかな落とし方がめちゃくちゃAyaseっぽくて良いな。…ってここはLiSAじゃなくUruちゃんのパートだけど。

 てかこの曲、オーソドックスなラブソングなんだと思うけど、女性同士で歌ってるせいでどうしても百合ソングに聴こえてまうな。性的な描写も匂いも全くないけど、LiSAが攻めでUruちゃんが受けなんかなとか、そういういらんことを考えてしまいますな。岐阜のベリサ「エロいと思ったUruちゃんがエロいんだぞ」みたいな、そんなやりとりが聞こえてきそう。

 

再会 (produced by Ayase)
LiSA & Uru
2020/11/16 ¥255

 

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