アルバム感想『NOeL ~La neige~ depart chisato×nana』/ 水樹奈々

NOeL La neige 門倉千紗都ミニアルバムdepart Chisato×Nana
『NOeL ~La neige~ depart chisato×nana』/ 水樹奈々
1998.9.26
★★★★★★★★☆☆

1. chisato ※※※※※※※※※※
2. 空と心と… ★★★★★★★☆☆☆
3. 夕立ち ★★★★★★★★☆☆
4. Merry X’mas(Holy Night Version) ★★★★★★★★☆☆
5. テルミドール ★★★★★★★★★★
6. Monologue(Shooting Star Version) ★★★★★★★★★☆
7. Girl’s Age(Hey! Nana! Once more please!) ★★★★★★★☆☆☆
8. nana ※※※※※※※※※※

 

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 奈々さんが”水樹奈々”名義でCDデビューをしたのは2000年12月6日ですが、声優としてデビューしたのはそれよりもさらに前の1998年。プレイステーション用ゲームソフト『NOeL ~La neige~』(ノエル・ラ・ネージュ)に登場する門倉千紗都の声で声優初仕事を務めたわけですが、本作は 奈々さんが全楽曲のボーカルを担当した 門倉千紗都のキャラクターソングアルバムであります。言ってみれば、これは奈々さんの0番目のアルバムですね。

 

 当方、『NOeL ~La neige~』は未プレイなので実際のところは全くわからんのですけど、キャラクターソングアルバムという名目なんでおそらくゲームの世界観や門倉千紗都のイメージに寄り添った作品だとは思う。けど、そういった背景とは関係ナシに いちアーティストのいちアルバムとして聴けるアルバム。それどころか、収録された6つの楽曲(Tr.2~7)がことごとく良質で、当初からある程度高い歌唱力を持っていた奈々さんのボーカルが空回りすることなく生かされているのが素晴らしいです。

 

 てか『テルミドール』はホントにすげえな。歌謡曲たる背徳感というか如何わしさが漂うメロディとか幻想的なムードを醸し出すオケとか キャラソンにしては質がやけに高いし、18歳の新人の割りになんて艶っぽく憂いを帯びた歌声で魅せてくれてんだってのもあるし、そもそもこんなアダルティな楽曲がキャラソンになっちゃうこの門倉千紗都ちゃんというキャラクターは一体何者なの!?っていう。Tr.1のナレーションを聴いても 元気いっぱいな大学生ってイメージしかないんですけど。

 

 

 その他にも、元気いっぱいなキャラクターが投影されたポップソング『空と心と…』、静閑でノスタルジックな『夕立ち』、クラシカルな聖夜ソング『Merry X’mas』、水面をたゆたうイメージの幻想的なミドルナンバー『Monologue』、大団円的ジャズナンバー『Girl’s Age』と、どの曲もなかなかの佳曲なんですけど、聴けば聴くほど門倉千紗都ちゃんの正体がますますわかんなくなってきたぞ。分からないわからない、ノエルラネージュって一体なんぞ!?感は深まる一方。

 

 ラストには奈々さんのコメントが収録されてるんですが、18歳でプロ初仕事というのもあって 幼さやぎこちなさが滲みでていますな。萌えです。色気やエロさが全くない奈々さんも結構オツですよ。てかキャラクターとしてだけでなく、声優・水樹奈々の当時の声をしっかりアルバムに収めたスタッフは偉い!や、ホントはそういうのってもっと徹底すべきだと思うんですけどね、キャラソンCDに関しては。

 

 とりあえず『テルミドール』1曲のためだけにでもいいんで、このアルバムを手に取ってみましょう。

 

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