アルバム感想『愛の第6感』/ モーニング娘。

愛の第6感
『愛の第6感』/ モーニング娘。
2004.12.8
★★★★★★★☆☆☆

01. 涙が止まらない放課後 ★★★★★★★☆☆☆
02. すき焼き ★★★★★★★☆☆☆
03. 春の歌 ★★★★★★★☆☆☆
04. 女子かしまし物語 ★★★★★★★★☆☆
05. 直感~時として恋は~ ★★★★★★☆☆☆☆
06. 独占欲 ★★★★★★☆☆☆☆
07. レモン色とミルクティ ★★★★★★☆☆☆☆
08. 浪漫~MY DEAR BOY~ ★★★★★★★★☆☆
09. 声 ★★★★★★★★★☆
10. HELP!! ★★★★★★★☆☆☆
11. SHIP TO THE FUTURE ★★★★★★★☆☆☆
12. 女子かしまし物語2 ★★★★★★★★☆☆

 

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 オリジナルとしては約1年9か月ぶりとかなり久々のアルバム。

 いやいやこれは凄まじすぎる!本作リリースのちょっと前まで国民的アイドルのポジションに君臨していたユニットとは想像しがたい 実にカオティックなラインナップ。このまとまりのなさは完全に常軌を逸してますよ。何を考えているのかサッパリ分からない、かと言って何も考えてないわけじゃなく、思わずゾッとしてしまうような何らかの企みを孕んでいることが窺えるみたいな感じで。

 

 「彼氏が来るから今日の食事はすき焼きだ」的な歌詞と沖縄民謡アレンジを取り入れた忙しないサウンドが全く以って関係なさすぎる『すき焼き』、久々の登場となる乱痴気騒ぎサウンドを下地としたメンバー紹介ソング『女子かしまし物語』、「逃した魚は大きいぞ~♪」とアイロニカルなフレーズをぶち込んだ 一世風靡セピア意識なアプローチが超鬱陶しい『直感~時として恋は~』といったあからさまにネジが外れた楽曲には勿論驚かされるし、NHKみんなのうたとかで流れてても違和感なさそうなノスタルジックバラード『涙が止まらない放課後』も私的にはかなり衝撃的でした。ていうかシングルでこんなしっとりバラードやるのって『ふるさと』以来ですよね。ソートー久々やん。

 

 

 その一方で、ブレイブリーなロッキッシュアップ『浪漫~MY DEAR BOY~』がやたらカッコよく仕上がっていたり(特にベースが)、全然春っぽくないけど優しげしっとりな雰囲気が心地よいエセR&Bバラード『春の歌』、生バンドによる適度なノイジーさと夢心地な感触を齎す柔らかなアレンジがこれまた魅力的な名バラード『声』といったじっくり聴かせるタイプの楽曲の出来がいつになく冴えていたりと、純然たる優良品もきっちり用意されており、これらのおかげ(せいで?)アルバム全体におけるカオティックな空気がより濃厚なものに。ちょっと語弊があるけど、こういうダサダサ/チープな要素抜きの優良品ってモー娘。にはあんまないからなあ。

 

 モー娘。以外にも他のハロプロ関連のユニット、ソロでも頻繁に登場するエセR&Bナンバー『独占欲』はヴァースでの変に尖ったラップがいいスパイスになってる…というか、これがないといつものエセR&Bって感じでちょっとうんざりしてたと思うんですけど。

 

 『HELP!!』『SHIP TO THE FUTURE』はモー娘。主演の 環境問題を題材にしたミュージカルの劇中曲とのことですけど、なるほど、確かに小学生向けの理科の教材ビデオのBGMっぽい音楽っすな。色んな側面で安っぽさが大爆発しているものの、曲そのものはまあまあ。

 

 『女子かしまし物語2』は『女子かしまし物語』の歌詞違いテイクでオケは同じ。内容としては、”モー娘。版『FIVE RESPECT』” が “モー娘版・あるある探検隊” に変わったって感じ。いちばんの違いというか変化は、つんくがフェイクでしゃしゃるようになったことですかね。私的にはそれが意外と(?)面白いなと思ったんでこっちのテイクのほうが好み。

 

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