『レインボー7』/ モーニング娘。
2006.2.15
★★★★★★★☆☆☆
01. HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~ ★★★★★★★☆☆☆
02. THE マンパワー!!! ★★★★☆☆☆☆☆☆
03. 青空がいつまでも続くような未来であれ! ★★★★★★★☆☆☆
04. 大阪 恋の歌 ★★★★★★★★☆☆
05. INDIGO BLUE LOVE ★★★★★★★☆☆☆
06. レインボーピンク ★★★★★★★☆☆☆
07. 色っぽい じれったい ★★★★★★☆☆☆☆
08. 無色透明なままで ★★★★★★★★★☆
09. パープルウインド ★★★★★★★★☆☆
10. さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ! ★★★★★★★★★☆
11. 直感2~逃した魚は大きいぞ!~(全くその通リミックス) ★★★★★★☆☆☆☆
12. 女子かしまし物語3 ★★★★★★★★☆☆
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約1年2か月ぶりとなる7thアルバム。
前作に続き、今回もやりたい放題かつ とっ散らかりまくりなラインナップ。『THE マンパワー!!!』『大阪 恋の歌』『色っぽい じれったい』『直感2~逃した魚は大きいぞ!~』といったシングル曲を聴くと、つんくはもうバッテリー切れ寸前なんじゃないのかとか「く、くそーっ、壊れてやがる!」(ジース風)とか、そういう末期的なイメージしか浮かんでこなかったんですけど、アルバム曲を聴いたら当時のモー娘&つんくに対する印象がガラッと変わりました。
やたらとイキりまくった歌唱がパンチ効いてるファンキーなロックナンバー『HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~』、楽天ゴールデンイーグルスを呪うつもりとしか思えない トラックも歌唱も色々と様子がおかしい”nine cubes”系怪曲『THE マンパワー!!!』、正統派な賑やかポップス『青空がいつまでも続くような未来であれ!』、「NMB48にその曲寄越せ!」的 湿っぽいデジタル歌謡『大阪 恋の歌』、タイトル通り藍色の空を連想させるエセR&Bバラード『INDIGO BLUE LOVE』、道重ちゃんと久住小春という禁断のカップリングによるスーパーブリブリ珍曲『レインボーピンク』、ラテン歌謡テイストの『色っぽい じれったい』、繊細なファルセットが美しいオリエンタルテイストの名バラード『無色透明なままで』、90sテイストバリバリのシンセが私的にツボなダンスポップ『パープルウインド』、異国情緒渦巻く 半ば寸劇モードのカーテンコール意識な珍曲『さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!』と、まとまりこそ皆無ながら単品で見ていくと つんくもまだまだ捨てたもんじゃないなと思える出来のものが多いです。『THE マンパワー!!!』を筆頭に、音色がえらく気持ち悪いシンセベースを採用している楽曲がちらほら見受けられるのが難点ですけど。
ぶっちゃけさほど期待してなかったし、シングル曲の印象も全く変わりませんでしたけど、案外面白いアルバムでしたね。
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