アルバム感想『15 Doors』/ moumoon

15 Doors【ジャケットB】(DVD付)
『15 Doors』/ moumoon
2011.3.2
★★★★★★★★☆☆

01. We Go (intro)
02. 15 Doors ★★★★★★★★☆☆
03. One Step ★★★★★★★★☆☆
04. Sunshine Girl ★★★★★★★★★★
05. moonlight ★★★★★★★★★★
06. Blue Rain ★★★★★★★★☆☆
07. 青い月とアンビバレンスな愛 ★★★★★★★★☆☆
08. ハレルヤ ★★★★★★★☆☆☆
09. YAY ★★★★★★★★☆☆
10. EVERGREEN ★★★★★★★☆☆☆
11. Destiny ★★★★★★★★☆☆
12. 天国に一番遠い場所 ★★★★★★★★★☆
13. On the right ★★★★★★★★★☆
14. HAPPY UNBIRTHDAY ★★★★★★★★★☆
15. Farewell (outro)

 

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 多数のシングルと2枚のコンセプチュアルなミニアルバムのリリースを経て2年ぶりに出ました、moumoonの2ndフルアルバム。

 

 この2年間に出た作品を聴けばお分かりかと思いますが、彼らって 他の若手アーティストと比較するまでもなくかなり好き放題やってますよね。去年なんて『Let’s dance in the moonlight』なんつー児童書みたいな楽曲まで演っちゃってたし(これはこれで結構好きな曲です)。しかも、これだけ様々なタイプに手を伸ばしていながら試行錯誤感に溢れていたりマスターベーションに止まっていたりなんてことがなく、いち楽曲としてきちんと完成されているし、YUKAさんの柔らかな響きと滑らかなグルーヴを有した歌唱や柾さんの感性のブレのなさもあってか どれもThis is moumoonの音世界。「雑多」と「多彩」は似て非なるものよねと改めて実感させられた次第であります。

 今作はこの2年間で培われてきた多彩な音楽性が凝縮された一枚で、既発曲が占める割合云々とは別に、moumoonが持ちうる様々なエレメントが集約されてるという意味ではこの2年間のベストアルバムとも言えるラインナップとなってます。

 

 『Sunshine Girl』のフレーズをひっそりと忍ばせた ジョギングテンポのポップナンバー『15 Doors』、穏やかな風がそよぐイメージの軽やかポップス『One Step』、冷たく無機的なサウンドで構築された『Blue Rain』、眩く切なく雄大でありながら響きはとてもポップなサウンドに乗ってYUKAさんの凛としたボーカルが木霊する『ハレルヤ』、初期ドゥアズちっくだった前アルバムの世界観を継承し、且つ洗練されたサウンドで聴かせるオルタナロックバラード『EVERGREEN』、神秘的なミドルスロー『Destiny』、ひだまりのようなほのぼの感にちょっとした電波っぽさが混じった、一筋縄ではいかないユルノリポップス『On the right』、オーソドックスなお散歩ポップス(なにそれ)『HAPPY UNBIRTHDAY』などなど…

 

 前述の通り多彩なラインナップでなおかつどれも完成度のアベレージが高いが勢ぞろいですけど、個人的には『Sunshine Girl』『moonlight』あたりのオシャンティーでフェミニンでちょっぴりキュートな楽曲でYUKAさんの歌唱ポテンシャルが特に活かされてる気がするというか、これらの楽曲にはほんとにYUKAさんのあの歌唱でこその音世界が広がってるなって感じがするんで、敢えて最たる聴きどころを挙げるとしたらココですね。サウンドのまったり感とYUKAさんの艶っぽい歌唱に胸がきゅーんとくること請け合いの『moonlight』が私的ハイライトナンバーってことで、未聴の方は是非とも。

 

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