アルバム感想『Poppin’on!』/ Poppin’Party


『Poppin’on!』/ Poppin’Party
2019.1.30
★★★★★★★★★☆

[DISC-1]

01. Yes! BanG_Dream! ★★★★★★★★☆☆
02. STAR BEAT!~ホシノコドウ~ ★★★★★★★★☆☆
03. 走り始めたばかりのキミに ★★★★★★★☆☆☆
04. ティアドロップス ★★★★★★★★★★
05. ときめきエクスペリエンス! ★★★★★★★★☆☆
06. キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~ ★★★★★★★★★☆
07. 私の心はチョココロネ ★★★★★★★★★☆
08. 前へススメ! ★★★★★★★★★☆
09. 夢みるSunflower ★★★★★★★★☆☆
10. ティアドロップス ~Popipa Acoustic Ver.~ ★★★★★★★★☆☆
11. 走り始めたばかりのキミに ~Popipa Acoustic Ver.~ ★★★★★★★☆☆☆

[DISC-2]

01. Time Lapse ★★★★★★★★★★
02. 八月のif ★★★★★★★★★★
03. クリスマスのうた ★★★★★★★★☆☆
04. B.O.F ★★★★★★★★★☆
05. CiRCLING ★★★★★★★☆☆☆
06. 二重の虹(ダブル レインボウ) ★★★★★★★★☆☆
07. 最高(さあ行こう)! ★★★★★★★☆☆☆
08. ガールズコード ★★★★★★★★★☆
09. Yes! BanG_Dream! ~Popipa Acoustic Ver.~ ★★★★★★★☆☆☆
10. 夏空 SUN! SUN! SEVEN! ~Popipa Acoustic Ver.~ ★★★★★★★★☆☆
11. STAR BEAT!~ホシノコドウ~ ~Popipa Acoustic Ver.~ ★★★★★★★☆☆☆

 

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 女性5人組ガールズロックバンド・ Poppin’Partyの1stアルバム。

 まず、Poppin’Partyって一体何ぞ?っていうトコから説明していくと、コミック、アニメ、ゲーム、声優による現実世界でのライブ活動などのメディアミックスを展開するガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!) 」に登場する女子高生5人組のロックバンドのことです。ちなみに私はテレビアニメしかチェックしておらず、アプリゲームやOVAは一切チェックしてないので、アニメで使用されてた楽曲(DISC-1 #2, 5~9)以外は全て今回が初聴きです。

 

 収録曲はほとんどが既発曲で、初音源化されたのはアルバム終盤に収録されたアコースティックバージョンの楽曲くらい。そのアコースティックテイクを除いて楽曲はリリース順に並べられております。さらに言うと楽曲に関しては上松範康を中心にElements Gardenが制作・プロデュースを務めております。

 

 一応ストーリー開始当初は楽器演奏の経験が浅い女子高生達がバンドを組んで楽しく演奏するというのがコンセプトだったように思うんですけど、普通に考えて 駆け出しの女子高生バンドがこんな短期間でここまで洗練された楽曲を制作したり(それもかなりのハイペースで)技術に長けた演奏をしたりできるわけねーだろ!そういうリアリティーよりも純然たるクオリティーのほうを重視してるってことなのかしらん?まあ楽曲の作風自体は大体 女子高生らしい爽快さや活発さや甘酸っぱさなどの青春まさかり感を有したものになってはいますけども。逆に言うと、それだけ楽曲も演奏も手堅い仕上がりだということ。ただ、ボーカルやユニゾン、ハモりに関しては駆け出しの女子高生バンドっぽい感じです、いい意味で。

 

 このプロジェクトが始まって最初の楽曲であるシンプルな活発ガールズロックナンバー『Yes! BanG_Dream!』からいきなりギター、ベース、ドラムのプレイが骨太でカッコいいし(キーボードの音は聴こえない)、演奏が歌のおまけに収束しないようなミックスが施されているし、本作で初めてこの曲聴いたけど素直にカッコいいと思った。

 

 

 この曲に限らず、ほとんどの楽曲においてちゃんと演奏陣の見せ場を設けてるんですよね。例えばアニメ1期のEDである 青春のキラメキと刹那を内包したメロディアスなポップロック『キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~』は間奏にギターソロの枠を設置していながら実はギターとベースが熱く競り合ってるようなプレイを魅せていたりします。間奏だけでなく歌パートの箇所でも演奏陣(特にドラム)がグイグイ前に出て小技をキメたりすることもしばしばあります。

 

 

 爽快な疾走ピアノロック『STAR BEAT!~ホシノコドウ~』はBメロがめっちゃ上松っぽいっすね。ヲタクが思わず跳びたくなっちゃうこの感じ、奈々さんへの提供曲でも何遍も登場してるし、そもそもこの曲自体が奈々さんの『SUPER GENERATION』っぽいトコあるし。スパジェネが上松提供じゃなく奈々さん本人作曲だというツッコミはナシで。

 

 

 その他、エモさ爆発なメロディアスロック『前へススメ!』『夢みるSunflower』は アニメ1期の放送を観た身としては やっぱり否応なしにグッとくるし、陰を帯びたミドルロック『走り始めたばかりのキミに』、秋山澪ちゃんメインボーカルの放課後ティータイムっぽい クールで程よくダーティーなロックナンバー『ティアドロップス』、設定上ではベース担当の牛込りみちゃんが作曲したとされている 駆け出しの女子高生バンドっぽさがよく表れた甘くキュートなミドルポップ『私の心はチョココロネ』、もはや女子高生っぽさを完全無視したハードロックナンバー『Time Lapse』、ギターの細やかなプレイやツインボーカルの掛け合いやハモりが過ぎ去りし夏の切なさをより具現化させたノスタルジックなミドルナンバー『八月のif』、Elements Gardenとは何の関係もないDAIGO(BREAKERZ)が作曲を手掛けた 90s J-POP馬鹿ホイホイな切ないキラメキ放つキーボードが手招きする 儚げな裏打ちロックナンバー『B.O.F』、おセンチさダダ漏れなミドルポップロック『ガールズコード』など、アニメで聴いた曲も今回初聴きの曲も好きなものが多いし、時系列に並んでることもあって、声優陣の歌唱が着実にスキルアップしてることが汲み取れるのが面白い。

 

 

 本作初収録となったアコースティックテイクは、どれも割りと良い感じの仕上がりですが、雰囲気からして女子高生っぽさ無視って感じ笑。原曲よりも歌唱スキルがアップしてるのはここでもしっかり汲み取れますけども、明らかに成人女性の歌声やがな。

 

 一曲一曲をクローズアップすると、楽曲はどれもバンドリのことを何も知らなくても普通に良いものばっかではありますけど、曲数が多すぎるし、爽快エモ系が半分近くあるんで、事前情報ゼロの状態で聴くのはちょっと辛いかも。アニメだけチェックしてた私にとってはかなりの良作でした。思ってた以上に演奏が上手かったし そのおかげで聴き応えもバッチリだったので。念のため言っておくと、ライブでは声優さん達がちゃんと演奏してますけど、CD音源に関してはプロのミュージシャンが演奏してるので、その点はお間違いなきよう。

 


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