アルバム感想『Ring』 / R (愛内里菜)


『Ring』 / R (愛内里菜)
2020.3.23
★★★★★★★★☆☆

01. CUE! ★★★★★★★☆☆☆
02. RISE ★★★★★★★☆☆☆
03. NO FADE OUT ★★★★★★★☆☆☆
04. WARM PRAYER 祈りver. ★★★★★★★★☆☆
05. Mellow ★★★★★★★★★☆
06. KISS KISS KISS ★★★★★★★★☆☆
07. メイサイ ★★★★★★★★★☆
08. NOPE ★★★★★★★★☆☆
09. PLAY HIGH feat. TKQ ★★★★★★★★☆☆
10. Ring ★★★★★★★★★☆
11. Mellow violin inst. ★★★★★★★☆☆☆

 

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 2010年にアーティストを引退した愛内里菜ちゃんがR名義でリリースしたオリジナルアルバム。歌手活動を再開してから初となるアルバムリリースで、愛内里菜名義のラスト作から約10年ぶりになるんだとか。

 

 2年ほど前から配信で楽曲をリリースしていたそうですが、すんません全く聴いてませんでした。なので、ほんっと久々に、それこそ約10年ぶりに「愛内さんの真っ新な新作」を心して拝聴したわけですが…「ええっ、これ本当に10年ぶりの新作なのかい!?」と 誇張抜きに驚くほど ビーイング時代と歌声がほとんど変わってない!だって10年って言ったら、6歳の幼稚園児が16歳の高校生になっちゃってるわけですよ。間違いなく毛は立派に生え揃ってるし、男だったら声変わりしてるだろうし、女だったら大抵は おっぱいが発育してるし(まな板のまんまの人も居るだろうけど)。まあ厳密に言うと、高く声を張る時に かつてほど綺麗に声が出ない箇所が若干ありましたけども、「2年ぶりくらいに歌いました」と言われても真に受けちゃうくらいの安定ぶりですよ。

 

 そして楽曲について。作曲とアレンジは全て石井健太郎氏(ラスト作でいくつか作曲とアレンジを担当)によるもので、作詞とプロデュースは愛内さん自身が手掛けてます。そういうのもあってか、序盤の楽曲はぶっちゃけビーイング在籍時とさほど変わらん作風でした笑。情熱的ダンサブルアップ『CUE!』はまだしも、パワフルなデジロック『RISE』『NO FADE OUT』なんて マジでビーイング時代のソレまんまやん、っていいのかそれは!?しかも愛内さんのアルバムって毎回毎回ガラッとスタイルが変わってたやんか。それだけに、楽曲の作風面での安定ぶりにも逆に驚かされてしまったまで。

 個人的には、せっかくビーイングを離脱したんだから もっとタイプの違う楽曲を演ってくれたほうが良かったなって感じなんですけども、作風だけじゃなく質の面でも劣化するなく安定しているので割りと好感触。

 

 

 

 しっとりムードから終盤でドラマティックに盛り上がるバラード『WARM PRAYER 祈りver.』、柔らかなタッチのミドルバラード『Mellow』、自身の愛息に向けて歌った 穏やかなミドルポップス『KISS KISS KISS』といった聴かせる類の楽曲はどれも凄く良い。繊細で温かみのある歌声も健在だし、いずれの楽曲もその魅力をしっかり引き出してますからね。

 

 

 

 ほんで後半の楽曲。これには ちゃんとした意味で驚かされました。ラテンジャズに着手した エキゾチック風味の捲し立てアップナンバー『メイサイ』、やたら挑発的なデジタルアップナンバーだなと思いきや 終盤で瑞々しくキュートなエレポップに転じる『NOPE』、肉食系エレクトロアップ『PLAY HIGH feat. TKQ』と、今までの愛内さんにありそうでなかったタイプの楽曲ばかり。まあ新境地に踏み込んだという感じじゃなく「ビーイング時代に演っててもおかしくないけど そういやこの手の楽曲は無かったなあ~」というイメージですけど、私の中ではどういうわけかミドル/バラードが多めのアルバムだと勝手に予想してたんで、「おおっ!そういうのもやるんかい」みたいな。

 

 

 

 そして、実質的なラスト曲である『Ring』は、オーケストラルなトラックをバックにした壮大バラード。ここでの愛内さんの歌いっぷりは10年近くのブランクをものともしない堂に入った感があって とにかく圧巻。最後の最後は、『Mellow violin inst.』で温かな余韻を残しつつ しっとりと幕を下ろします。

 

 数年前から色んなトコでちょこちょこ歌ってたとは言ってもアーティストを引退して10年近く経ってるし、年齢も(リリース当時)40手前だってことを考えれば、目立った劣化なく これだけ歌えるってシンプルに凄いことじゃないすか。そういう経緯だのなんだのを抜きにしても、やっぱり私は愛内さんの歌声が好きなのよね。そしてエロ可愛いビジュアル!2020年現在の私の細胞がこの一枚を通してそれを強く実感したのでありました。良いアルバムでした。そして、デビュー20周年おめでとうございます!

 

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