アルバム感想『SIAM SHADE Ⅳ・Zero』 / SIAM SHADE


『SIAM SHADE Ⅳ・Zero』 / SIAM SHADE
1998.1.21
★★★★★★★★★★

01. Dear… ★★★★★★★★★☆
02. No!Marionette ★★★★★★★★★★
03. 1/3の純情な感情 ★★★★★★★★☆☆
04. Bloody Train ★★★★★★★★★★
05. Money is king? ★★★★★★★★★☆
06. 誰かの気持ちを考えたことがありますか? ★★★★★★★★★☆
07. Virtuoso ★★★★★★★★★☆
08. if ~ひとりごと~ ★★★★★★★☆☆☆
09. Love Vampire ★★★★★★★★☆☆
10. PASSION ★★★★★★★★★☆
11. Shout out ★★★★★★★★★★

 

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 起死回生のブレイク曲『1/3の純情な感情』が大ヒットしているさなかにリリースされた通算4作目のアルバム。

 

 「このままじゃ終わってまうぜ!」と バンド生命を賭けて製作に臨んでいたからなのか、ポピュラリティ意識が高まったような印象を受けるラインナップ。前述の爽快ポップな『1/3の純情な感情』なんてまさにその象徴って感じの楽曲ですけど、曲によってはこれまで以上に攻撃的でマニアック度が高いものもあったりして、全体的にサウンドが軟化したり過度にコマーシャルな方向に走ったりすることなく、上手いことスキルフルな個性とポップ感を折衷しています。

 

 『1/3の純情な感情』とはまた感触が異なるポピュラリティを有し、なおかつファン人気が高い『Dear…』はファンとの繋がりをテーマにしたかのような熱い歌詞と 織田哲郎が提供したんじゃないかと錯覚すること請け合いの哀愁メロが秀逸な一曲。Aメロとか激しくビーイングすぎるし、上杉昇が歌って柴崎浩が泣きのギター弾きゃ そのままWANDSの楽曲として成立しちゃいそうですもんね。『Little Bit…』に収録されてそうな感じ。

 

 これら以外だとポップ寄りの曲って『if ~ひとりごと~』くらいで、それ以外はというと、平歌における圧巻モノの詰め込み歌詞&フレーズとメロディアスなサビメロが同居した疾走ハードロック『No!Marionette』、ぐつぐつ煮えたぎる血の海を連想させるアンサンブルに思わず燃え な『Bloody Train』、躍動感あるドラムがカッコヨスなチャラいロックナンバー『Money is king?』、スケール豊かで激アツすぎるパワーバラード『誰かの気持ちを考えたことがありますか?』、スキルとセンスをフルに活かした 超絶に白熱したインストナンバー『Virtuoso』、セクシーでダンサブルなロックナンバー『Love Vampire』、歌唱・演奏ともにシャムシェイズム フルスロットルな『PASSION』、血管ブチ切れ寸前プログレナンバー『Shout out』と、全編に渡って ポップセンスだけでなく懐の広さとスキルの高さもまざまざと見せ付けてくれてます。素晴らしい!傑作っす。

 

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