アルバム感想『SIAM SHADE Ⅴ』 / SIAM SHADE


『SIAM SHADE Ⅴ』 / SIAM SHADE
1998.12.2
★★★★★★★★★☆

01. BLOW OUT ★★★★★★★★★☆
02. MONKEY SCIENCE ★★★★★★★★★★
03. Wake up ★★★★★★★★☆☆
04. NEVER END ★★★★★★★★★☆
05. DEAD SPACE ★★★★★★★★☆☆
06. Solomon’s seal ★★★★★★★★★☆
07. Tears I Cried ★★★★★☆☆☆☆☆
08. 知りたがり症候群 ★★★★★★★★★★
09. グレイシャルLOVE ★★★★★★★★★☆
10. 警告 ★★★★★★★★☆☆
11. Dreams ★★★★★★★★☆☆
12. Grayish Wing ★★★★★★★★★★

 

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 前作より1年足らずでリリースされた5thアルバム。

 再びハードロック路線にカムバックした本作では、歌メロのキャッチーさ&メロディアスさを維持しつつ、よりテクニカルなプレーやメタリックな質感を交えた 強靭で重厚なサウンドでリスナーを魅了。

 

 冒頭の『BLOW OUT』『MONKEY SCIENCE』からもう自信たっぷり余裕シャクシャクって感じで猛烈にかっ飛ばしてるし、それ以降も、本作における魅惑のツインギター炸裂枠『DEAD SPACE』、壮絶な展開と美しさで魅了するプログレッシブなインスト『Solomon’s seal』、風刺が効いた歌詞や言葉の詰め込み方、歌い回しにおいていわゆる栄喜節 略して ひでぶが炸裂した B’zっぽいハード&ポップなロックナンバー『知りたがり症候群』など、自分らのポテンシャルを惜しげもなく発揮しています。

 

 三柴理を呼びつけ、ピアノ&ヴァイオリンでバックを固めたバラード『Tears I Cried』だけはちょっとなあって。美しい曲なんですけど、栄喜の暑苦しい歌唱とは相性が良くなかったようで。しかし、hideに捧げた飛翔系ロックナンバー『Grayish Wing』は栄喜の熱くエモーショナルな歌唱が胸を打つ名曲で感涙必至。キングダム16巻のラストとか思い出したりも。

 

 シングル曲『NEVER END』は、変拍子を駆使したヘヴィな演奏もメロディアスかつブレイブリーな歌メロも超絶カッコいい一曲で、『1/3の純情な感情』のヒット&ブレイクに甘んじるどころか、極端な言い方「とりあえずキャッチーな歌メロさえ押さえておきゃ後はもう好き放題やっておkだろ?」的なバンドのスタンスを確立した感があります。

 

 哀愁V-ROCKってな趣の『グレイシャルLOVE』、瑞々しいポップロック『Dreams』といった比較的コマーシャルな曲もありつつ、大衆に迎合することなく、加藤言ってマスターベーションに耽るなんてこともなくというこのバランス感覚。本当にお見事です。

 

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