アルバム感想『&TWICE』 / TWICE


『&TWICE』 / TWICE
2019.11.20
★★★★★★★★☆☆

01. Fake&True ★★★★★★★★☆☆
02. Stronger ★★★★★★★★☆☆
03. Breakthrough ★★★★★★★★☆☆
04. Changing! ★★★★★★★☆☆☆
05. HAPPY HAPPY ★★★★★★☆☆☆☆
06. What You Waiting For ★★★★★★★★★☆
07. Be OK ★★★★★★★★★☆
08. POLISH ★★★★★★★★☆☆
09. How u doin’ ★★★★★★★☆☆☆
10. The Reason Why ★★★★★★★★☆☆

 

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 約1年2ヵ月ぶりとなる日本盤2ndオリジナルアルバム。

 

 本作より2ヵ月前にリリースされた韓国盤のアルバムで大きな変化を遂げた彼女達ですが、それが日本盤の楽曲でもしっかり反映されてます。キュートで溌剌としたエレポップが目白押しだった まるでジャンクフードのような前作とは佇まいが別もの。以前KARAが韓国や日本で活動していた時、過度に日本のマーケティングを意識して 日本では頑なにベタベタなJ-POPサウンドを貫徹していたなんてことがあったんで どうなることやらと危惧してたんですけども、どうやら国ごとにサウンドアプローチを棲み分けするという手法は取らないみたいっすね。いいこといいこと。

 

 リード曲と思わしき『Fake&True』でさっそく現行のTWICEのスタイルを存分に見せつけてきます。エキゾチックなブラスアレンジ、クラブ的なムーディーさを演出するベース、うっすらと楽曲の下地となっているツーステップのリズムと、セクシーさにフォーカスをあてたアプローチで聴き手を挑発的に誘います。そして、たとえキュート&ポップから方向転換しようとも 耳にこびりついて離れないフックも忘れまいと「下痢なう♪下痢なう♪下痢なう♪」なる強力なリフレインを忍ばせる用意周到ぶりを発揮。らしさを損なわず大人の階段を昇り進歩したTWICEがこの一曲だけでもしかと汲み取れます。

 

 

 フューチャーベースをポップに消化した『Stronger』、トラップやフューチャーベースを取り込んだソリッドなダンスポップ『Breakthrough』、ダンスポップに仕上げながらも中々ビターな味つけが施されたスタイリッシュかつシックな装いの『What You Waiting For』、トラップを駆使した隙間だらけのヴァースと瑞々しいサイバーサウンドが押し寄せるフックとの対比が効いた『Be OK』、『GIRLS LIKE US』(韓国盤アルバム『FANCY YOU』収録)を想起させる可憐なピアノのリフレインが印象深い 西野カナちゃんチックなミドルポップ『POLISH』と、トレンド意識が高まったクールなダンスナンバーが約半数も収められてます。

 

 でも多少なりとも日本のマーケティング市場を意識せざるを得なかったのか、ウキウキしまくりなシャッフルリズムで弾けた キュートでハツラツとしたポップナンバー『HAPPY HAPPY』、爽快チアリーディングポップスに乗せて 失恋の悲しみと男へのアイロニカルな一言をぶつけた『How u doin’』といった従来のTWICEまんまの楽曲や、思っくそベタベタなアイドルポップをトレンディなアレンジでコーティングした『Changing!』、一昔前のエイベックスサウンドを水で薄めたようなミドルバラード『The Reason Why』といった やたらJ-POPに傾倒した楽曲なんかも押さえられてます。まあこれはこれで悪くないですけどね。個人的に『The Reason Why』が割りと好感触なんですよね。やっぱりエイベックスっぽい音触りにめっぽう弱いんで笑。

 

 ラップパートで日本語の発音があんまりアレで所々キレに鈍りが生じるという弱点があったり(改善するのもムズいと思うけど)、そもそもクールなダンスナンバー自体も韓国盤の楽曲に比べるとポップ成分が強めという個人的にちょっと残念なポイントがあったりしますが、好みでいえば前作よりも本作のほうが断然上。

 

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