アルバム感想『Feel Special』 / TWICE


『Feel Special』 / TWICE
2019.9.23
★★★★★★★★★☆

01. Feel Special ★★★★★★★★★☆
02. RAINBOW ★★★★★★★★★☆
03. GET LOUD ★★★★★★★★★☆
04. TRICK IT ★★★★★★★★★☆
05. LOVE FOOLISH ★★★★★★★★★☆
06. 21:29 ★★★★★★★★★☆
07. BREAKTHROUGH -Korean Ver.- ★★★★★★★★☆☆

 

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 前作から約5ヵ月ぶりとなる韓国盤8thミニアルバムで、韓国ではこれが最新作となります。

 

 世界9都市で開催されたワールドツアー、ミナの不安障害による活動休止、メンバーの熱愛報道、そしてCDセールスにおいて、4月には韓国でガールズグループ最多となる375万枚のアルバムの売上を記録し、9月にはKARAを抜いて日本で最多売上枚数(343万8,971枚)を記録したK-POPガールズグループとなるなど、今年に入ってからもトピックに事欠かないTWICEですが、今回のアルバムでも目や耳を惹く大きな変化がありました。

 

 まず、ビジュアルワークスが目に見えてゴージャス。前作でもセクシーさを意識した装いで魅せていましたが、それが片足突っ込んだ程度だったことを考えると今回はかなり思い切ったドレスアップに踏み込んだなと。

 

 そして楽曲も、従来通りエレクトロ仕様のダンスポップサウンドが根幹となってますが、イモっぽさが完全に排除され、トレンド意識がより高まり、可愛らしさよりもラグジュアリーさやエッジーさが先行しているのが特徴的。JYP(所属事務所)側が狙っていたであろうスタイルがビジュアルのみならずサウンド面でも見事に具現化されています。

 

 

 いつになくセンチメンタリズムに富んだメロディが切実な歌唱と相俟って胸に迫ってくるダンスポップ『Feel Special』、展開を追うごとにビート感を強め 派手に上昇気流を描く 豪快かつ扇動的なツーステップナンバー『RAINBOW』、珍しく気高さや芯の強さが前面に押し出された クール&タフなエレクトロアップ『GET LOUD』、冒頭から随所で何べんも繰り出される「ア~ハッア~ハッア~ハァ~ア~アァオォイェ~エ~♪」が甘く艶やかで思わず萌える トラップやトロピカルハウスを織り交ぜたセクシーダンスポップ『TRICK IT』、幻想性やフューチャリスティックさを纏ったアーバンダンスポップ『LOVE FOOLISH』、まるでキレイなお姉さんの吐息のような温かく柔らかで艶っぽいボーカルに胸を撫で下ろす 3連ミドルスロー『21:29』、ソリッドに研ぎ澄まされたクール&ビターな日本オリジナル曲のハングルバージョン『BREAKTHROUGH -Korean Ver.-』と、どの曲も ものの見事に前作までと様相が別モン。各メンバーのボーカルやラップも楽曲の要求にしっかり応えて今まで魅せることのなかった一面を多々覗かせているし、より必要不可欠となったグルーヴに関しても抜かりなくガッチリ備わっているのもまた良し。

 

 ぶっちゃけ、モモちゃん以外のメンバーの顔や声の判別が出来ないくらいライトすぎるリスナーなのですが、表層だけの着飾りに止まらない各曲やアルバム全体の仕上がり、そして短いスパンでの目覚ましい進歩にはマジで恐れ入った。コンパクトなボリュームながら、TWICEのディスコグラフィーにおいて間違いなく大きなメルクマールとして位置付けられることになる重要作。個人的にも これまでの最高傑作だった『Twicetagram』を大きく更新したフェイバリットな一枚となりました。

 

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