アルバム感想『SEX BLOOD ROCK N’ROLL』 / VAMPS


『SEX BLOOD ROCK N’ROLL』 / VAMPS
2013.9.25
★★★★★★★★☆☆

01. DEVIL SIDE ★★★★★★★★★☆
02. REDRUM ★★★★★★★☆☆☆
03. REVOLUTION Ⅱ ★★★★★★★★★★
04. THE PAST ★★★★★★★★☆☆
05. LOVE ADDICT ★★★★★★★★★☆
06. ANGEL TRIP ★★★★★★★★☆☆
07. MEMORIES ★★★★★★☆☆☆☆
08. SWEET DREAMS ★★★★★★★☆☆☆
09. Life On Mars? ★★★★★★★★★☆
10. VAMPIRE DEPRESSION ★★★★★★★★☆☆
11. MY FIRST LAST ★★★★★★★★★☆
12. HUNTING Ⅱ ★★★★★☆☆☆☆☆
13. SEX BLOOD ROCK N’ROLL ★★★★★★★★★★

 

スポンサーリンク



 

 

 結成5年を迎え、ユニバーサルミュージックのレーベルであるデリシャス・デリ・レコーズに移籍。そして海外進出にあたりリリースされたのがこちら、ベスト盤『SEX BLOOD ROCK N’ROLL』。
 と言っても単なる既存曲の寄せ集めではなく、演奏の一部を新たにレコーディング、全曲英語詞で再レコーディング、そしてミックスまでし直すという注力ぶり。

 

 選曲基準はぶっちゃけよう分からんけど、曲の顔触れや配置などを考えると、「既存曲だけで海外向けにオリジナルアルバムを作るとしたら」というお題のもと選んだような感じがしますな。個人的には「まあいいんじゃね?」って感じ。決して投げやりな意味じゃなく、イケイケナンバーに偏ることもなく、そこそこの振れ幅を魅せつつバランスよく選出されてるし、特に文句つけるトコもないやんかと。まあアルバム未収録の『TROUBLE』とか『KYUKETSU』とか入れてくれたらモアベターだとは思いましたけども。

 

 選曲は良いとして、問題は曲の仕上がり。これは曲によってほんとバラバラで、順当にアップデートされたものもあれば 整形に失敗しちゃってるものも少なからずあったり。

 HYDEの歌唱自体は好印象です。ヘヴィロックナンバー用の歌唱がすっかり板についてカッコよさが増してるし、英語の発音が向上しているのが非常に良きかな。でも日本語混じりの歌詞を全英詞で録り直してるのが個人的にはあんまりって感じ。元のテイクで聴き慣れてしまってるってのもあるし、『ANGEL TRIP』とか『MEMORIES』とか 日本語詞が嵌まっていたり 楽曲の印象を決定づけるほどの影響力を有していたものに関しては違和感バリバリで正直ガッカリ。

 

 演奏やミックスに関しては特に無問題。曲によってはライブ感が増しているものもあったりして、それはむしろプラスポイント。

 そしてリミックスが施されているのが『REVOLUTION Ⅱ』『HUNTING Ⅱ』
 どちらも、明らかに大半のVAMPSリスナーが求めてなさそうな現代風デジタルアレンジやスクラッチ音がプラスされてますけど、前者に関しては大いにアリ。ちょっとしたお飾り程度の取り込み方ではありますが、特に間奏で挿入されたダブステップはマーチング風ダンスロックな楽曲にマッチしていて コレはカッコいい!それ以上に より覇気を増したHYDEのボーカルが超ウルトラ必殺スペシャル級にカッコいいので、そこで高ポイントを獲得したって感じですね。実に素晴らしいアップデート。あまりに素晴らしすぎて、今となっては原型が逆に物足りなく聴こえてしまいましたけど。
 しかし後者に関してはイマイチ。猪口才なデジタル装飾のせいで、この曲が持つ猪突猛進的な勢いが削がれてしもうてるがな!

 

 てな感じで、随所で不満を感じることはありましたけど、トータル的には意外と良かった。VAMPSビギナーは素直にこのアルバムを手に取ればいいと思います。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です