アルバム感想『BEAST』 / VAMPS


『BEAST』 / VAMPS
2010.7.28
★★★★★★★★☆☆

01. PLUG IN
02. DEVIL SIDE ★★★★★★★★★☆
03. ANGEL TRIP ★★★★★★★★★★
04. MEMORIES ★★★★★★★☆☆☆
05. EUPHORIA ★★★★★★★☆☆☆
06. VAMP ADDICTION ★★★★★★★☆☆☆
07. REVOLUTION ★★★★★★★★☆☆
08. THE PAST ★★★★★★★★☆☆
09. PIANO DUET ★★★★★★★★☆☆
10. RUMBLE ★★★★★★★★☆☆
11. GET UP ★★★★★★★★★★
12. SAMSARA
13. MY FIRST LAST ★★★★★★★★★☆

 

スポンサーリンク



 

 約1年ぶりとなる2ndアルバム。
 てっきり前作の続編みたいな感じになるのかと思いきや、「VAMPS」の名から連想されるゴスい雰囲気や、酒池肉林的なアメリカンロック感がやや薄れてます。でも、決してヌルくなったわけではないし、むしろ音作りが前作よりも洗練されてきたし、前作に引き続き今回もカッコいいロック演ってますよ。

 

 スリリングな疾走アップナンバー『DEVIL SIDE』『VAMP ADDICTION』、サビのハイトーンが雰囲気とマッチした ダークなミドルロック『EUPHORIA』、退廃的ムードのダンサブルなミドルロック『THE PAST』などは前作である程度出来上がったVAMPSらしさにいい意味で倣ったロックナンバーで、王道をより王道たらしめてます。

 

 

 『ANGEL TRIP』は それらの楽曲と雰囲気が異なる、明るく開放的な疾走ロックナンバー。「ハメ外してもっと騒ごう 壊れそうになって騒ごう」「解き放ってもっとぶっ飛べ生き急いでIT’S ALRIGHT!」といったやけっぱちな歌詞がバシッと嵌まってるし、当時41歳だったとは到底信じがたい バンド始めて間もない男子高校生ばりの無邪気さに溢れているのも私的にはポイント高し。

 

 

 『GET UP』も雰囲気が明るめの性急なロックナンバーですが、高揚感に関してはこっちのほうが圧倒的に上。サビ手前の「ゲーダゥ!ゲーダゥ!ゲエェェダアァァァァァァーーーーーー!!!!」でMAX目掛けてハイジャンプして サビで昇天しちゃう感じ。キラキラした音とか全く使ってないけど、夜空で瞬く星のようなキラメキを感じたりもする 本作のハイライト同然の一曲であります。

 

 

 その一方で、『MEMORIES』『PIANO DUET』は いわゆるイケイケで不健康なムードとは大きく距離を置いたナンバーってやつですが、ここまで来るとほぼJ-POPって感じだな。

 『MEMORIES』とか仰天しましたよ。ひとえに爽快ナンバーと言えども、前述の『ANGEL TRIP』『GET UP』みたいなアゲアゲナンバーじゃなく、青春まさかり感を喚起するような爽快ミドルナンバーですからね。サウンドこそ他のVAMPSの楽曲と相違ないロックサウンドですけど、歌メロとか歌詞とか思っきしJ-POP寄りでHYDEっぽさ無視。中でも「次の人生へ生まれ変わっても皆に会いたい」には驚かされた。八郎さんもそういうことを歌うようになったのかと。

 『PIANO DUET』もベタなJ-POPバラードですけど、これはピアノアレンジが良いっすね。雨がしとしと降っている情景を喚起させるしっとりとした演出が詞世界に嵌まってる。

 

 

 その他、ドラムがやたらハシャぎまくるジャジーなパーティーロック『RUMBLE』、まるで軍隊の行進曲をVAMPS仕様で演ってみたかのような マーチングリズムのロックンロールナンバー『REVOLUTION』、中近東風アレンジを取り入れた壮大なミドルスロー『MY FIRST LAST』といった新たなアプローチに踏み込んだ楽曲もなかなかの佳曲だし、雑多にならない程度の幅広さを獲得できてるし、トータル的には前作に引き続き今回も割かし好みです。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です